オフィスの鍵紛失対策にオススメな入退室管理スマートロック8選

公開日:2023/12/07
入退室管理に課題を抱えている企業の中には、スマートロックを導入するというところも少なくありません。スマートロックとは、従来のように鍵で入退室をするのではなく、通信機能などが搭載されたスマートフォンやICカードを使用して入退室をすることを意味します。従来のように鍵で入退室をする必要がなく、スマホなどを使用するため、鍵の紛失によるトラブルを排除することが可能です。そのほかにもセキュリティの強化や入退室権限の設定などさまざまなメリットを獲得することができます。
鍵紛失対策としてスマートロックの導入を検討している企業も多いですが、実際に導入する際は複数の製品から自社に合ったものを選択しなければなりません。そのため、どのようなスマートロックサービスを選べばいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
本記事では、オフィスの鍵紛失対策としておすすめしたいスマートロックを8つご紹介します。
オフィスの鍵紛失対策ができる入退室管理スマートロックおすすめ8選
オフィスの鍵紛失対策ができるおすすめの入退室管理スマートロックサービスは下記の8つです。
Smart Me®︎

Smart Me®︎は、NTTコミュニケーションズが提供するスマートロックです。スマートフォンでオフィスの入退室管理ができるサービスで、大規模ビル向けと中小規模ビル及びオフィス向けのソリューションを提供しています。
Smart Me®︎は、リモート管理機能が搭載されているスマートロックです。これにより、万が一端末を紛失した場合でも遠隔から入退室権限の廃止を行うことができます。鍵の紛失はもちろんのこと、スマートフォンを失くしてしまったときの対策もできるのでおすすめです。
公式サイト:
https://www.ntt.com/business/services/application/smartworkstyle/smartme/admission_card.html
bitlock PRO
bitlock PROは、法人向けのスマートロック入退室管理システムです。現在企業が使用している扉に専用の機器を後付けすることで入退室管理を行うことができます。すぐに取り付けられるだけでなく、工事も不要となっているため、導入しやすい点がメリットです。また、初期費用は無料となっており、コストが抑えられる点も特徴になります。
bitlock PROには、オプションが提供されており、顔認証オプションを利用すると従業員の顔で解錠できるようになります。また、自動ドアとの連動も可能な点や業務に応じて解錠権限を付与することもできるため、さまざまなニーズに対応してくれるスマートロック入退室管理システムです。
公式サイト:
https://www.bitlock.workhub.site/
ALLIGATE
ALLIGATEは、セキュリティ専業メーカーとして知られる株式会社アートが提供しているクラウド型スマートロック入退室管理システムです。高機能かつ強固なセキュリティが特徴で、企業の入退室に関するさまざまな悩みを解決してくれます。
ALLIGATEは、スマホアプリやICカードで解錠ができるため、物理鍵の紛失トラブルを回避することが可能です。また、クラウドシステムのスマートロック入退室管理サービスになるため、鍵の発行や廃止を時間・場所に関係なく行うことができます。これにより、万が一ICカードやスマートフォンを紛失したときでもすぐに入室権限を無効にすることができるので、セキュリティ強化を期待することが可能です。また、すぐに鍵を発行できることで、社員が増えたときや入退室の許可を与えたい人がいる場合、柔軟かつ迅速に対応することができます。『クラウドで入退室管理を行いたい』、『複数の拠点で管理方法を統一したい』という企業におすすめです。
公式サイト:https://alligate.me/
Akerun入退室管理システム
Akerun入退室管理システムは、既存のドアに専用の機器を貼り付けるだけでスマートロックを実現することができる入退室管理システムです。ICカードやスマホアプリがスマートキーとして使用でき、専用機器にそれをかざすだけで解錠ができます。開き戸や自動ドアなど、設置できる扉の種類が多い点も特徴です。
Akerun入退室管理システムは、勤怠管理サービスとの連携ができます。これにより、労務関連業務の改善や工数削減などを期待することができるので、その点も大きなメリットです。また、鍵や権限の設定はクラウドからできるため、紛失によるセキュリティリスクやトラブル後の負担を大幅に減らすことができるでしょう。
Akerun入退室管理システムは、『オープンAPIを通じてさまざまなシステムと連携したい』、『クラウド入退室管理によって鍵や権限の管理負担を減らしたい』という企業におすすめです。
公式サイト:https://akerun.com/entry_and_exit/
カギカン
カギカンは、オフィスや店舗の鍵を管理するためのスマートロック入退室管理システムです。不動産事業向けクラウドキーボックスやお子様の帰宅が遠隔からわかるただいまキットなどを手掛けるQrio株式会社によって提供されています。
カギカンの特徴は、両面テープで入退室管理のための機器を簡単に設置することができる点です。企業の扉に後付けで設置することができるため、複雑な工事などは必要ありません。また、取り外しも簡単なため、原状回復が必要な賃貸オフィスなどにも利用できます。
カギカンは、初期導入費用が不要となっています。また、利用開始月は無料期間となるため、低コストでスマートロックを導入したい企業や一度スマートロックを試してみたいという方におすすめです。
公式サイト:https://kagican.jp/
RemoteLOCK
RemoteLOCKは、米国のRemoteLock社が開発し株式会社構造計画研究所(KKE)が提供しているスマートロック入退室管理システムです。オフィスはもちろんのこと、店舗や公共施設、宿泊施設などにも設置することができます。
RemoteLOCKは、クラウドから入退室管理を行います。遠隔からQRコードを発行することで、従業員は鍵を持ち歩く必要がなく、鍵紛失対策を実現することができます。
また、RemoteLOCKは、BCP対策としても強いスマートロックです。Wi-Fiは直結となっており、機器とクラウドで情報を二重に記録することができます。また、停電時は電池で動作させることができるので、非常時対応にも優れたスマートロックです。
公式サイト:https://remotelock.kke.co.jp/
PicoA
PicoAは、美和ロック株式会社が提供しているライトなオフィス向けのスマートロック入退室管理システムです。扉だけで入退室管理を実現できるシステムとなっており、小型化と機器集約によって低コストでサービスが提供されています。また、すでに使用しているFeliCaやMIFARE®などを利用することでさらに初期費用を抑えることができたり、ランニングコストを低減させたりすることも可能です。
PicoAは、基本的にICカードを使用して入室します。そのため、ICカードを発行して入退室管理を行いたい人やカードリーダーを扉につけるだけで本格的な入退室管理を行いたい企業におすすめです。
公式サイト:https://www.miwa-lock.co.jp/miwa_smartphone/tec/products/picoa.html
iDoorsクラウド
iDoorsクラウドは、IoT電気錠制御盤のiDoorsエッジによってクラウドシステムと連携することで実現したスマートロック入退室管理システムです。累計クラウド利用者数は、30,000人以上にも上ります。
iDoorsクラウドは、電気錠タイプの入退室管理システムです。配線を使用するため工事が必要ですが、安定して稼働する点が大きな魅力となります。
公式サイト:https://idoors.jp/
まとめ
今回は、オフィスの鍵紛失対策に活用できるおすすめのスマートロック入退室管理システムを8製品ご紹介しました。各製品で特徴や料金などが異なります。また、取り付け方法なども変化しますので、それぞれのサービスを比較して自社のニーズにマッチする製品を選択するようにしましょう。
NTTコミュニケーションズでは、入退室サービス『Smart Me®』を提供しています。Smart Me®は、スマートフォンで入退室が可能になるサービスで、鍵紛失のトラブルを根本的に解決することができます。鍵紛失対策を講じたいという企業はこの機会に導入を検討してみてください。
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NTTコミュニケーションズのデジタル社員証サービス
スマートフォンをポケットにいれたまま、ハンズフリーで入室!
Smart Me®︎は、社員証機能をデジタル化することにより、物理的なカードを無くすことを目的にしています。
中でも入退館・入退室機能は、どこにも触れない入退認証を実現し、入館カードを常時携帯する煩わしさを解消します。
管理者は、発行・再発行のたびに掛かっていた物理カードの手配・管理コストが無くなるほか、
ICカードにはできなかった、紛失時に残るカードを悪用されるセキュリティリスクを低減できます。