学生証のテンプレートや学生証作成ソフト、学生証電子化サービスをピックアップ

学生証のテンプレートや学生証作成ソフト、学生証電子化サービスをピックアップ

公開日:2024/10/7

学生証の作成をしている方の中には、『毎年3月、4月になると大量に学生証を作らなければならず、膨大な時間がかかる』と言った悩みや、『業務負担軽減のためにもっと効率よく作成したい』と考えている方も多いのではないでしょうか。

このように手作業で学生証を作成する手間をなくしたいと考えている方におすすめなのが、学生証作成ソフトや学生証電子化サービスの活用です。

本記事では、業務効率化に役立つ学生証のテンプレートや作成ソフト、電子化サービスの3つに分けておすすめのサービスを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

学生証作成の際におすすめのテンプレート

学生証を作成する際、効率化を求めてテンプレートの活用を検討されている方も多いでしょう。下記ではテンプレートの活用におすすめのサービスを紹介しています。

できる限りコストをかけずに作成し、手間も省きたいと考えている方におすすめなので、ぜひ参考にしてください。

GRASYS

GRASYSは、学生証のデザインテンプレートを豊富に取り扱っており、必要に応じてデザインをダウンロードすることが可能です。

学生証のテンプレートは、表面と裏面のデザインが揃っており、利用する方は手間なく学校のカラーに合ったデザインを選択することができます。テンプレートが揃っていれば、あとは印刷するだけとなるため、デザインを考える手間を省きたいと考えている方には活用がおすすめです。

また、GRASYSは印刷にも対応しており、少量から大量の印刷まで可能なので、全て依頼をすることで学生証の作成作業がスムーズに進み、作業時間を大幅に短縮することが期待できます。特にデザインの作成に手間をかけたくない、迅速に大量の学生証を発行したいという学校にとって便利なサービスとなっています。

学生証の作成に使えるおすすめのソフト2選

学生証の作成に使えるおすすめのソフトは、大きく分けて下記の2つがあります。外部に依頼するのではなく、できる限り学校内で作成したいと考えている方は、効率よく作成できる学生証作成ソフトの活用がおすすめなので、ぜひ検討してみてください。

Card Maker

Card Makerは、学生証や社員証などあらゆるカードを効率よく作成できるソフトです。

学生証作成に必要なテンプレートも活用することができ、写真やロゴ、バーコードを含んだデザインを直感的にレイアウトすることが可能になります。

作成の際には、ドラッグ&ドロップ操作で写真やテキストを配置し、フォントや文字サイズ、位置調整をプレビューしながら進められるので、学生証作成ソフトを活用したことがない方でもスムーズな作成ができます。

また、基本情報やメンバー情報はデータベースに保存され、再発行時の手間もかからないので、作業効率アップにつなげることが可能です。

Artland

Artlandは、IDカード全般の作成に対応しているソフトで、学生証の作成にも活用することができます。

特徴としては、ウィザード形式でステップに沿って学生証の作成をするだけなので、直感的な操作でソフトに慣れていない方でも使いやすくなっています。また、用途別のテンプレートも豊富に揃えられているため、デザインを考える手間が省けるのも魅力的なポイントの一つです。

また、ExcelやAccessと連携したデータベース機能により、差し込み印刷が可能です。これにより、大量の学生証を作成しなければならない場合でも、効率的に発行することができます。

その他に、顔写真の自動トリミング機能やWEBカメラ連携により、即時発行にも対応しています。優れた機能が揃っているため、作業を大幅に効率化できます。

学生証電子化サービスおすすめ3選

従来の学生証は、カードタイプのものが一般的でしたが、現在では電子化するケースも増えています。この見出しでは、物理カードの発行をなくしたいと考えている方におすすめの学生証電子化サービスを3つ紹介します。

Smart Me®︎

Smart Me®︎は、学生証をデジタル化し、スマートフォンで簡単に学生証を発行・管理できるサービスです。

Web上のポータルを使って新入生への学生証の配布や、紛失時の廃止・再発行を迅速に行うことができ、APIを通じて教務システムとも連携可能です。

また、従来のICカード学生証に比べ、Smart Me®︎のデジタル学生証なら1枚あたり330円と低コストで発行でき、管理の手間だけではなく、コストの負担軽減も可能にします。

さらに、ブロックチェーン技術を活用し、QRコードやBluetoothを使用したセキュリティ強化により、なりすましを防止できるのも魅力の一つとなっています。

※導入時の初期費用など別途料金が発生します。詳細はお問い合わせください。

がプリ!

がプリ!は、従来の紙やプラスチック製の学生証をスマートフォンで利用できるデジタル学生証アプリです。学生証の発行や管理がアプリ内で完結し、デザインやレイアウトを自由にカスタマイズすることができます。

また、QRコードやバーコードの表示機能により、施設内の入退館やシステム連携がスムーズに行えるほか、Push通知を活用して学校からの重要な連絡を即座に受け取ることも可能です。

その他にも、アプリ内では授業の出欠確認や時間割の表示、学生手帳や学校への連絡機能も活用でき、災害時には安否確認機能を使ってスムーズな報告ができるのも特徴の一つです。

このように、がプリ!は、学生証をデジタル化できるだけではなく、学生とのスムーズなコミュニケーションも実現するなど機能が充実しているので、学校生活のあらゆる面のサポートを行うことができます。

スマ学

スマ学は、学生証をデジタル化するアプリで、従来の物理的な学生証をアプリ内で完結させることが可能です。このアプリは、在学証明や個人認証がスマートフォン上で行え、QRコードによる非接触認証機能も備えています。さらに、学生証画面やQRコードにはタイムスタンプが表示されるため、不正利用防止の対策にも役立つのが特徴です。

また、スマ学にはプッシュ通知機能が搭載されており、学校の管理システムや既存の学務システムと連携して、補講や休校などの情報をリアルタイムで通知することが可能です。通知内容はアプリのお知らせ画面でカテゴリ別に整理されるので、確認も簡単に行うことができます。

現在では上記の内容が対応範囲となっていますが、今後は授業の出席管理や証明書発行申請、安否確認、公共交通機関との連携、電子マネーやポイント機能などの拡充が予定されています。

まとめ

今回は、学生証のテンプレートや学生証作成ソフト、学生証電子化におけるおすすめのサービスを紹介しました。テンプレートサービスでは、デザインを考える手間が省けますし、学生証作成ソフトを活用すれば、ご自身で効率よく学生証の作成を行えるようになります。さらに、学生証のデジタル化を目指している学校では、学生証電子化サービスを活用することで、物理カードをなくすことができ、管理や再発行の手間も省けるのでおすすめです。

このように、今回紹介したサービスを活用すれば、学生証の作成における手間を大幅になくせるので、負担が大きいと感じている学校は、紹介した内容を参考にしながらそれぞれのサービスの活用を検討してください。
NTTコミュニケーションズでは、学生証をデジタル化するSmart Me®を提供しています。カード型からスマホの学生証への移行を検討されている学校は、Smart Me®の導入をご検討ください。