レンタルスペースとは?特徴と借りる際のチェックポイントについて

レンタルスペースとは?特徴と借りる際のチェックポイントについて

公開日:2023/3/14

レンタルスペースは、会議やワークショップなど幅広い用途で利用可能です。首都圏だけでなく全国各地に展開されており、多くのビジネスパーソンが利用しているといえます。

しかし、「レンタルスペースはシェアオフィスとどう違うの?」といった疑問を抱くケースもあるのではないでしょうか。そこで当記事では、レンタルスペースの特徴や他オフィスとの違い、借りる際のポイントについて解説します。

レンタルスペースとは

レンタルスペースとは、時間貸しを行っているスペースのことを意味します。基本的に個室を貸し出しており、時間・1日単位で利用できます。次のような特徴がある点を知っておきましょう。

・設備は場所によって大きく異なる(Wi-Fiの有無、ホワイトボード)
・料金も場所によって異なる
・コワーキングスペースと利用用途が異なる

ここからは、レンタルスペースの特徴について詳しくみていきます。

貸し出すのは個室

レンタルスペースで貸し出されるのは、プライベートを確保した個室です。広さや設備は各スペースで異なるものの、少人数用のシンプルな個室や、大人数用のプロジェクター付き会議室など、幅広い用途に対応しています。

レンタルスペースは時間・日ごとで料金を支払うシステムなので「月額契約をするほどの頻度では使用しない」「急遽取引先との打合せが入った」といったシーンにも便利です。

利用用途はワークショップや勉強会

レンタルスペースの主な利用用途は、ワークショップや勉強会です。DIYやハンドメイド、雑貨作りといった体験型のワークショップにレンタルスペースが多く利用されています。

またレンタルスペースは、ITや英語、資格取得などの勉強会の場としても活用されています。キッチンやプロジェクターなどの装備が整っており、比較的スペースの広い個室が多いといえるでしょう。

貸出を行っている場所は多数ある

レンタルスペースの貸出を行っている場所は全国各地に多数存在します。そのため、次のようなケースでも対応可能です。

・首都圏だけでなく地方でも勉強会を開きたい
・地方でワークショップの開催を検討している
・勉強会の場所を定期的に変えたい

参加者が主婦層なら住宅地近く、ビジネスパーソン向けの勉強会であればオフィス街や都心にあるレンタルスペースなど、利用者に合わせて開催地を選択できる点も魅力です。

シェアオフィス・レンタルオフィス・コワーキングスペースとの違い

レンタルスペースとよく似た言葉として以下があります。

・シェアオフィス
・レンタルオフィス
・コワーキングスペース

それぞれ「作業場」として使える点は変わりません。しかし、利用シーンや設備、料金形態などに違いがあります。違いを理解して、自身に合ったオフィスを利用しましょう。

レンタルスペースとシェアオフィスとの違い

シェアオフィスとは、1つの空間(オフィス)を複数人が利用する貸しオフィスの1つです。一般的には、個々のブースで区切られた空間を使用します。

レンタルスペースとの明確な違いは、個室かオープンスペースかという点です。レンタルスペースは個人や企業ごとに個室を貸し出しますが、シェアオフィスは複数の企業や個人が1つの空間をシェアして利用します。

シェアオフィスについてより詳しく知りたい場合はこちらから。
シェアオフィスとは?歴史やメリット・活用事例について解説

レンタルスペースとレンタルオフィスとの違い

レンタルオフィスとは、専用オフィス(個室)を利用できるサービスです。レンタルスペースとの違いとして、レンタルオフイスでは借りた個室もしくは個人ブースで作業をしつつ、オフィスにある設備(プリンターや充電器など)を他者とシェアして使用します。

対して、レンタルスペースは個室に備わった設備(プロジェクターやキッチンなど)を使用するため、他者と関わるケースはあまりありません。

レンタルスペースとコワーキングスペースとの違い

コワーキングスペースとは、シェアオフィスと同様1つの空間を複数人で使用する貸しオフィスの1つです。カフェのような雰囲気のコワーキングスペースが多く、作業をしながら他者とのコミュニケーションを図れる場としても知られています。

レンタルスペースとの違いは、次のようになります。

・レンタルスペースで利用するのは個室だが、コワーキングスペースで使用するのは主にオープンスペース(一部個室もあり)
・レンタルスペースよりもコワーキングスペースの料金の方が安価であることが多い

コワーキングスペースについて詳しく知りたい方はこちらから。
コワーキングスペースとは?料金体系やメリット、選定のポイントを解説

レンタルスペースを借りる際のチェックポイント

レンタルスペースを借りる際には、いくつかのチェックポイントがあります。設備や立地、料金だけでなく、スタッフの対応や個室の広さについても事前に把握しておきましょう。

設備

レンタルスペースを借りる際は、必ず設備をチェックしましょう。一般的なレンタルスペースでは、以下のような設備が備わっています。

・テーブル
・イス
・プロジェクター
・ホワイトボード
・Wi-Fi(無線・有線)
・マイク

ただし、レンタルスペースで使える設備は店舗によって異なります。ワークショップや勉強会を開く場合、開催内容や参加人数をもとに必要な設備が整ったレンタルスペースを選びましょう。

立地

レンタルスペースを借りる際は、立地もチェックしておきましょう。参加者がわかりやすい場所や駅近でアクセスのよい場所、周りに飲食店があるなどニーズに合わせてレンタルスペースを選ぶことを推奨します。

近隣の主婦層が参加するワークショップは住宅街、遠方から足を運ぶ人がいる勉強会の場合はターミナル駅の近くなど、利用層に配慮した立地を選択しましょう。

利用料金

レンタルスペースは、店舗やプランによって利用料金が変動します。そのため、公式HPの料金表を確認し「1時間ごとの利用料金はどれくらいか」「1ヶ月使用するといくらか」といった料金確認も大切です。

キャンセル料金の有無や設備にかかる追加費用などもチェックしておきましょう。ワークショップでレンタルスペースを借りる際には、参加費や物販による販売手数料の有無も確認しておかなければなりません。

スタッフの対応

レンタルスペースを借りる際は、スタッフの対応もチェックしておきましょう。スタッフの対応に問題があるかどうかは、口コミなどでも確認できます。例えば、予約や問い合わせをする際には、電話でのスタッフの対応のよさ・丁寧さもチェックしておくといった方法があります。

広さ

レンタルスペースは、店舗によって借りられる個室の広さが異なります。そのため、収容人数や利用シーンに合った広さの個室があるレンタルスペースを選ぶことが大切です。

「何人で会議をするのか」「勉強会の参加者はどれくらいか」などを把握したうえで、狭すぎず、広すぎないレンタルスペースを借りましょう。

ちなみに、コワーキングスペースの広さの目安は「1人当たり3坪(10m2)」と言われています。机やイス、そのほかの備品が必要な場合は、ゆとりをもったスペースを確保できる個室を用意するのがおすすめです。

レンタルスペースの予約にはdrropinを

レンタルスペースの予約にはNTTコミュニケーションズが提供する「drropin」を利用しましょう。drropinは近くのレンタルスペースを即時検索・予約できるアプリであり、全国の店舗で簡単に利用可能です。サービスの使い方は次のようになります。

・専用アプリから立ち寄りたいワークスペースを検索し、利用するレンタルスペースを予約
・予約完了後、レンタルスペースへ入室可能

入退室の際はQRコードを読み込むと受付され、支払いはアプリ登録の際に設定した方法で自動決済されます。クレジットカード・d払いの2種類から選択可能です。

drropinは、北海道や沖縄を含む全国のオフィスと提携しているため、ニーズに合わせた設備や立地を兼ね備えたレンタルスペースも見つけられます。

まとめ

レンタルスペースはさまざまなビジネスシーンで利用できる便利なサービスです。仕事や勉強を行う作業場として、ワークショップや勉強会を開催する会場として、企業の目的に合ったオフィスが多数存在します。

また、レンタルスペースはdrropinで簡単に検索・予約できるため、作業場を探す無駄な時間もかかりません。仕事を行ううえで最適な設備を備えているため、オフィス展開や社員の作業場に頭を悩ませている場合は、drroppinの利用を検討してみましょう。

■お知らせ

私たちNTT 「droppin」は多種多様なコワーキングスペースや個室BOXなどと提携し、その日の業務に最適なワークスペースを即時検索・予約できるサービスです。

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