テレワークにおける個室ブースの種類と選び方|都内で利用できる場所も

テレワークにおける個室ブースの種類と選び方|都内で利用できる場所も

公開日:2023/6/26

テレワークの普及により、個室ブースの設置を検討するケースも多いでしょう。個室ブースは3つのタイプに分けられます。加えて、商品によって機能性や素材、大きさなども大きく異なるため、どのように選んだらよいのか悩んでいるケースも少なくありません。

そこで今回は、テレワークにおける個室ブースの種類や選び方についてみていきましょう。

テレワークにおける個室ブースの種類

テレワークにおける個室ブースは次の3つのタイプに分けられます。

・クローズ型
・セミクローズ型
・オープン型

タイプによって特徴が異なるため、業務内容に適したものを選びましょう。ここでは、それぞれの特徴について詳しくみていきます。

クローズ型

クローズ型は周囲の4面と床、天井が壁で囲われており、遮音性や防音性に優れています。内側の音が外側に漏れにくいため、機密性の高い打ち合わせや取引先との商談などに向いているタイプです。

換気機能や照明なども備えられている点が特徴の1つです。設備を工事で取り付ける必要がなく、場所の確保のみでテレワークの仕事場として使用できます。

セミクローズ型

セミクローズ型は4面の壁に囲まれているものの、天井は空いている状態のタイプです。換気機能や照明が設置されていないため、クローズ型と比較すると利用料金は安い傾向にあります。

天井には壁がないため、クローズ型よりも防音性は劣ります。しかし、周囲の音の影響を受けることは少なく、ブース内での業務には集中できるでしょう。

オープン型

オープン型は4面のうち3面はパーティションで囲われており、1面は空いている状態で開放感があるタイプです。個室ではあるものの、周囲の人とも会話をしやすい点が特徴です。

3面の壁が囲われており、周囲の音をある程度遮断できます。加えて、1面がオープンな状態であるため、スタッフの管理がしやすく、テレワークを導入している職種に適しているタイプといえます。

しかし、雑音が多い場所では周囲の音が入りやすく、個室内の音が漏れやすいため、機密性の高い業務を行う場としては向いていないでしょう。

テレワークの個室ブースの選び方

業務に集中するために個室ブースの機能性や素材、大きさなど好みのスタイルに適したものを選定することが大切です。ここでは、テレワークにおける個室ブースの選び方を解説します。

機能性

個室ブース内で仕事に集中できるように、遮音や吸音、防音効果など機能性を確認しましょう。実際に現物の中に入り、外部の音が聞こえないかをチェックすることをおすすめします。

クローズ型もしくはセミクローズ型で外部の音が全く聞こえない場合、建築基準法と消防法に抵触するため、注意が必要です。火災発生時に火災警報器の音が聞こえないと、逃げ遅れてしまう恐れがあります。建築基準法や消防法に抵触するかは、購入時に自治体に確認しておくと安心です。

素材

個室ブースにはさまざまな質感や雰囲気の素材が使われています。そのため、素材も選定ポイントの1つになります。例えば、オフィス全体と同じ色のブースであっても、質感が異なる場合、印象が大きく変わります。

家具の選定と同様に、オフィス全体に合う素材や飽きの来ない素材を選びましょう。

大きさ

個室ブースは1人用・2人用・4人用のサイズのものが多く販売されています。サイズと主な用途は次のとおりです。

サイズ 用途
1人用 ・Web会議
・1人での作業に集中したい場合
2人用 ・1on1ミーティング、個人面談
・打ち合わせ
3人用 ・2~4人での打ち合わせ、プレゼント―ション
・取引先との商談

1人用のサイズの需要が高い傾向にあります。近年では1on1ミーティングの普及により、2人用や4人用のサイズにも注目が集まっています。

また、パーティ―ションや卓上ブースなど簡易的に設置できる大きさの個室ブースもあります。自宅のスペースに余裕がある場合、簡易的な個室ブースの設置も選択肢の1つです。

自宅で難しい場合はdroppinを使用してみよう

自宅での利用が難しい場合、droppinを使用してみましょう。NTTコミュニケーションズが提供するdroppinは個室ブースを利用できる場所を検索できるサービスです。

現在いる場所からアクセスしやすい個室ブースを即時検索・予約できます。オフィスからの外出時でも、次の予定まで時間を有効的に活用可能です。

また、さまざまな条件の中から自分好みの個室ブースを検索できるため、モチベーションや生産性の向上にもつながるでしょう。登録料や月額固定料金は無料で気軽に利用できるため、ぜひ利用を検討してみてください。

東京都内で個室ブースを利用できる場所

東京都内ではテレキューブといった個室ブースが複数設置されています。テレキューブは防音性に優れており、内部の空調が完備されている個室ブースです。設置場所によって設備や営業時間が異なるため、業務スタイルに合わせた場所を選びましょう。

ここからは、テレキューブの新東京ビル・新丸の内ビル・国際新赤坂ビルの3ヵ所の設置場所やアクセス、設備などの基本情報をみていきます。

テレキューブ 新東京ビル(03-01)

テレキューブ 新東京ビル(03-01)

新東京ビルに設置されている個室ブースです。定休日はないものの、月~土と祝日では営業時間が異なる点を知っておきましょう。設置場所とアクセス、設備は次のとおりです。

設置場所 東京都千代田区丸の内3-3-1
新東京ビル1階
アクセス JR有楽町駅国際フォーラム口から徒歩3分
設備 電源(コンセント/USB)、Wi-Fi
営業時間 月~土:8:00~21:00
祝日:10:00~21:00

近隣にパパスカフェやスターバックスコーヒーなどがあるため、休憩時間や打ち合わせに利用できます。

テレキューブ 新丸の内ビル(02-03)

テレキューブ 新丸の内ビル(02-03)

新丸の内ビルの地下1階に設置されている個室型のワークスペースです。JR東京駅から直結しており、Web会議照明やモニターなどの設備も備わっている点が魅力といえます。

設置場所とアクセス、設備は次のとおりです。土日祝日は定休日になるため注意しましょう。

設置場所 東京都千代田区丸の内1-5-1
新丸の内ビル地下1階 エスカレーターホール
アクセス JR東京駅丸の内地下北口から直結
設備 電源(コンセント/USB)、Wi-Fi、Web会議照明、モニター(HDMI)、スマホスタンド
営業時間 平日:8:00~21:00

新丸の内ビルには11の個室ブースが設置されているため、設置数が1ヵ所のみのワークスペースと比較すると混雑している日時でも予約を取りやすい場所といえます。

周囲には休憩できるカフェが複数あります。加えて、成城石井や飲食店なども点在しているため、食事や打ち合わせには困らないでしょう。

テレキューブ 赤坂Bizタワー地下1階(153-01)

テレキューブ 赤坂Bizタワー地下1階(153-01)

赤坂Bizタワーの地下1階に設置されている個室ブースです。朝7時から利用できるため、早朝から業務を開始したい方に向いています。

テレキューブ 赤坂Bizタワー地下1階の基本情報は次のとおりです。

設置場所 東京都港区赤坂5-3-1
赤坂BizタワーSHOP&DINING 地下1階
アクセス 千代田線赤坂駅から直結(3a出口方面)
銀座線・丸の内線赤坂身附駅11番出口より徒歩5分
設備 電源(コンセント/USB)、Wi-Fi、エアコン、スマホスタンド、モニター(貸出可)
営業時間 毎日:7:00~21:00

赤坂Bizタワーは三井不動産グループが運営しているショッピングモールです。館内にはレストランやカフェなど多くの飲食店があります。また、周辺にはハリーポッターの舞台を観賞できるハリーポッター・シアターがあります。

テレキューブについてより詳しく知りたい方はこちらから。
テレキューブとは?特徴や仕事での活用方法を徹底解説

まとめ

テレワークにおける個室ブースは3つのタイプに分かれており、遮音性や防音性など特徴が異なります。例えば、機密性の高い会議で使用する場合や周囲の音を遮断したい場合、遮音性に優れたクローズ型を選定しましょう。

また、商品によって機能性や素材、大きさが異なります。社内や自宅に設置する場合、全体の雰囲気に合わない素材を選ぶと印象が大きく変わってしまいます。そのため、全体の質感や素材に合わせつつ、長年使用しても飽きの来ないものを設置しましょう。

しかし、設置が難しい場合もあります。そういった場合、droppinの使用をおすすめします。NTTコミュニケーションズが提供するdroppinは、テレワークで使用できる個室ブースを即時検索・予約できるアプリです。

さまざまな条件から好みの場所やスタイルに適した個室ブースを探すことが可能です。個室ブースの利用でお悩みの方は、ぜひdroppinの使用をご検討ください。

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