近くのコワーキングスペースを探すには?見逃せない5つの選定ポイントについても解説
公開日:2022/11/15
働き方改革や新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、テレワークを推進する企業は少なくありません。テレワークを行う際は、自宅で勤務を行う人が多い傾向にあります。
一方、自室がない、作業スペースが確保できない、子どもが小さくて大人しくしてくれないなど、さまざまな理由で在宅勤務が困難だと感じる人も一定数います。また、1人で仕事をするよりも、大勢の人が居る場の方が仕事がはかどるという人もいるでしょう。
そのような場合に利用できるのが、コワーキングスペースです。テレワークの広がりを受け、コワーキングスペースは増加傾向にあります。
本記事では近くのコワーキングスペースの探し方について解説します。初めてスペースを探す場合、どのような点に注意すればよいかわからないこともあるでしょう。スペースを探す際に欠かせない5つのポイントについても触れますので、参考にしてください。
目次
コワーキングスペースの概要と市場動向
コワーキングスペースとは、カフェのようなオープンスペースを共有し、時には互いに話をしながら共同で作業する仕事場を指します。
レンタルオフィスが専用の個室スペースが主なのに対し、コワーキングスペースは自由席でオープンなスペースが多い傾向です。
似たような仕事スペースとして、シェアオフィス・バーチャルオフィスなどもあります。それぞれの特徴は次のとおりです。
種類 | 特徴 |
---|---|
シェアオフィス |
|
バーチャルオフィス |
|
レンタルオフィス |
|
コワーキングスペース |
|
なお、コワーキングスペースと名乗っている施設の中にもシェアオフィスやバーチャルオフィスなどの特徴を併せ持つ場合が少なくありません。
例えば、オープンスペースだけでなく個室も完備したコワーキングスペースや記用の住所を提供するというバーチャルオフィスの側面を持つレンタルオフィスなども存在します。
実際に施設を利用する際は、事前に特徴を確認しておきましょう。
施設数は増加傾向にある
2019年から2021年にかけて、コワーキングスペースは日本全国で増加傾向です。とくに関東圏での伸びは高く、2019年6月には414軒だった施設が2021年2月には639軒と、1.5倍以上の伸びを見せています。
利用者の多い大都市圏だけでなく、沖縄や長野などのリゾート地における立地も進んでいる点でも、リゾート地で仕事をするという新しい働き方の広がりが伺えます。
市場規模が拡大している
コワーキングスペースの市場規模は拡大しています。新型コロナウイルス感染拡大が落ち着いた場合でも、働き方改革の一環として、テレワークの習慣は根付いていくと考えられるためです。
また、政府は副業を推進しています。終身雇用制度が崩れつつある今、副業を行うために、コワーキングスペースを利用する人は少なくありません。
加えて、インターネットの普及により、個人事業者は増加傾向です。他人との交流や会話により、仕事のアイデアが浮かんでくる場合や新たな仕事につながることは少なくありません。そのため、個人事業者にとっても、フリーアドレス制のオープンスペースがあり他業種交流が可能なコワーキングスペースは大切な場所となります。
市場規模が拡大している
コワーキングスペースの市場規模は拡大しています。新型コロナウイルス感染拡大が落ち着いた場合でも、働き方改革の一環として、テレワークの習慣は根付いていくと考えられるためです。
また、政府は副業を推進しています。終身雇用制度が崩れつつある今、副業を行うために、コワーキングスペースを利用する人は少なくありません。
加えて、インターネットの普及により、個人事業者は増加傾向です。他人との交流や会話により、仕事のアイデアが浮かんでくる場合や新たな仕事につながることは少なくありません。そのため、個人事業者にとっても、フリーアドレス制のオープンスペースがあり他業種交流が可能なコワーキングスペースは大切な場所となります。
今後も市場は拡大していく可能性がある
コワーキングスペースは、当初大きなテーブルを共有するスタイルが主流となっていました。それは、複数の人同士が交流を行うのがスペースの大きな目的だったためです。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大とともに、感染対策の一環として1人ずつのスペースが区切られたスタイルのものも出てくるようになりました。
これにより、交流したい人だけでなく、個人の専用スペースで集中して作業したい人にとっても利用しやすい場所となりました。
副業を解禁する企業は増える一方で、多くの人が作業スペースを求めています。また、コロナ禍などを機に一度テレワークを始めた企業と従業員は、生産性のアップやコスト削減といった多くのメリットを認識したため、テレワークは今後も継続されると考えられています。
そのため、より多くの人が便利に利用できる場として、今後も市場は拡大していく可能性を秘めています。
近くのコワーキングスペースを探す方法
コワーキングスペースの探し方はどのようにすればいいか、迷っている人もいるでしょう。ここでは、Webサイトとアプリの2つの探し方をみていきます。
Webサイト
Googleなどの検索サイトで、「コワーキングスペース」と検索します。該当するスペースが表示されます。
「近くの コワーキングスペース」や「渋谷 コワーキングスペース」など、これから自分で利用したい場所のコワーキングスペースが検索可能です。
アプリ
頻繁にコワーキングスペースを利用する場合は、ワークスペース検索用のアプリの利用で利便性が高まります。
専用のアプリを利用すると、ただ検索するだけでなく、写真などにより建物の詳しい状況がわかります。アプリによって異なりますが、スペースが現在営業中かどうか、時間は何時までか、利用料金はいくらか、駅からのルートはどうすればいいか、などコワーキングスペースを利用するにあたって気になることがすべて把握できます。
また、検索と同時に予約が可能なアプリも少なくありません。一度の検索で予約までできるため、効率的に利用できる点でもすぐれているといえるでしょう。
コワーキングスペースを探す場合、NTTコミュニケーションズが提供するdroppinも役立ちます。アプリから簡単に近くのワークスペースを検索でき、利用したいワークスペースの予約も可能です。
また、席の確保をプッシュ通知で連絡、空席がなかった場合は予約が自動でキャンセルされるため、課金は発生しません。
近くのコワーキングスペースを選定する際の大切な5つのポイント
コワーキングスペースには多様なタイプがあります。利用にあたってどのように選定すればよいか悩む人は少なくありません。ここでは、コワーキングスペースを選定する際に欠かせない、大切な5つのポイントをみていきましょう。
アクセス
自分の家の近所や頻繁に利用する駅の近くなど、アクセスしやすい場所を選択しましょう。また、誰かと一緒に利用する場合はその人にとってもアクセスしやすい場所がよいでしょう。
多くの人と直接会って打ち合わせをするスタイルが多い方は、初めて利用する際に一目でわかるかどうかもポイントとなります。
料金体系
多くの場合、コワーキングスペースの料金プランは、月額料金とドロップインの2種類が設けられています。
ドロップインとは利用するごとに、時間に応じた料金を支払うタイプです。
月額料金は一か月ごとに固定料金を支払います。月額料金をさらに細かく分けて次のような選択肢がある施設も見受けられます。
・週末限定
・平日限定
・夜限定
・朝限定
・月の利用回数限定
自分の利用方法にあった料金プランがあれば、節約につながることもあります。利用状況と料金プランをよくみて選択するとよいでしょう。
スペースの広さ・部屋のタイプ
コワーキングスペースは当初、交流を目的として作られていました。そのため、作業スペースがオープンスペースしか設けられていない施設もあります。
個人スペースで静かに作業したい人にとっては、使いづらいと感じることもあるでしょう。一方、オープンスペースだけでなく個人で利用できる専用スペースが設置されているところも増えてきています。
コワーキングスペースにはさまざまなタイプがあるため、どのようなスペースが設けられているか、スペースの広さはどのくらいかというのは施設により大きく異なります。
こだわりがある場合、自分の利用したいスペースが備えられていることを、事前に確認しておきましょう。
セキュリティ環境
建物自体の安全性は高いか、確認しておきましょう。セコムなどの警備会社が入っている施設や監視カメラが備えられている施設は、安全性が高いと言えるでしょう。
ロッカーや個室を利用する場合も、その鍵の管理状況を確認しておくと安心して利用できます。
また、フリーWi-Fiが設置されている施設は少なくありません。暗号化されていることを確認したうえで、利用する端末に信頼できるVPN(Virtual Private Network)を導入しておくと安全性がアップします。
設備
コワーキングスペースの設備は、施設により大きく異なります。主にあるものは次のとおりです。
・Wi-Fi
・電源
・コピー複合機
・ドリンクコーナー
・個室
・会議室
椅子や机も施設により大きく異なります。長時間にわたり利用する際は、座り心地のよい椅子があると疲れづらさを感じるでしょう。必要なものがあるかどうか、事前に確認しておきましょう。
近くのコワーキングスペース探しにdroppinを
コワーキングスペースを探す際は、NTTコミュニケーションズが運営するdroppinを利用してみましょう。
アプリから簡単に近くのワークスペースを検索できます。検索と同時に利用したいワークスペースが予約できます。席の確保をプッシュ通知で連絡、空席がなかった場合は予約が自動でキャンセルされ課金は発生しません。「行ってみたが利用できなかった」という時間の無駄が防止できます。
QRコードを利用して、事前に決めておいたクレジットカードまたはd払いで自動決済されるので、現地でお金を支払う必要がなくスマートに利用できます。また、droppinアプリの会員登録料や月額固定料金はかかりません。
まとめ
コワーキングスペースは多くの人とコミュニケーションを取りながら快適に仕事を行う場として適しています。最近は、個人スペースを持つコワーキングスペースも増えてきたため、会話を目的としない方でも利用しやすくなっています。
検索するときは、アクセスだけでなく利用体形やスペースの広さ、セキュリティ環境を確認しておきましょう。とくに、大切な情報を扱う場合は、セキュリティ環境が大切になります。
近くのコワーキングスペースを知りたい場合はdroppinなどのアプリを利用すると、細かい状況が分かるため利便性が高まります。
NTTコミュニケーションズが運営するdroppinは、ワークスペースを即時検索・予約できるサービスです。コワーキングスペースを利用したいものの、どこにあるのかすぐにはわからない方も多いでしょう。droppinを使えば、すぐに近くのコワーキングスペースの検索・予約が可能です。コワーキングスペースがどこにあるか知りたい場合や予約しておきたい場合には、ぜひdroppinをご利用ください。
■お知らせ
私たちNTT 「droppin」は多種多様なコワーキングスペースや個室BOXなどと提携し、その日の業務に最適なワークスペースを即時検索・予約できるサービスです。
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