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超省エネ型データセンターサービス

Green Nexcenter®

液冷方式のサーバー機器に対応し、超省エネ型冷却環境を実現

生成AIなどの利用拡大により、今後一層高まる高発熱サーバーの冷却に対応できる最適な設置環境を提供します。 大量の電力を消費する高性能GPU/CPUを搭載した液冷方式サーバーに対し、冷却に要する電力量の大幅な削減を実現します。また再生可能工ネルギーを活用し、ESG経営に向けたGX(グリーントランスフォーメーション)にも貢献します。

「Green Nexcenter®」は、CPUやGPUの高性能化に伴い
増加する高発熱サーバーの設置・冷却に最適な
超省エネ型データセンターサービスです。

生成AI/GPUのビジネス活用に向けたサーバー運用の課題

  • 課題 発熱量の増加

    高い処理能力のため発熱量が飛躍的に増加。従来の冷却方式(空冷)では効率的な運用が難しい

  • 課題 電気料金の高騰

    処理能力に伴い電力消費量が急増するため、電気料金が高騰しCO₂排出量も増加

  • 課題 設置環境の柔軟性

    自社の方針や課題に合わせて高性能サーバーの運用を始めたいが、柔軟な規模での設置環境が見つからない

Green Nexcenter®の特長

  1. 1 液冷方式に対応する国内初※1のデータセンターサービス

    生成AI/GPU向け高発熱サーバーに対応。サーバーの冷却に空気よりも熱伝導率の高い液体を使用することで、効率的な冷却が可能となり、1ラックあたり20kW~最大80kWの電力消費に対応するIT環境を実現。

    ※1 2023年10月時点における国内サーバー機器ベンダーへのヒアリングによる自社調べ

  2. 2 消費電力を約30%削減(pPUE1.15※2の優れた電力使用効率)

    サーバーの冷却に熱伝導率の高い液体を使用した液冷方式では、従来型データセンターと比較してサーバー機器冷却用の消費電力を約30%削減※3。提供ルーム単位の電力使用効率pPUE1.15(目標値)を実現。

    ※2 パーシャルPUE(Power Usage Effectiveness)。データセンターの消費電力をIT機器の消費電力で割って算出される電力使用効率を示す指標値

    ※3 NTT Comが提供する空冷方式の実測値pPUE1.35と比較

  3. 3 ラック単位での利用が可能

    従来の空冷方式と同様にラック単位での提供が可能なため、大規模な利用はもちろん小規模での利用や追加など、お客さまのビジネスにあわせた柔軟な利用を実現。

活用例

Green Nexcenter®製造業での活用例

  • 生成AIの活用にあたり、膨大なデータ処理を伴うGPUサーバーを研究所・工場にて運用中
  • より高性能な最新GPUサーバーに切り替えたいが、超高発熱のため既存拠点で設置・運用ができない

最新の高性能GPUサーバーを超省エネ型データセンターサービス「Green Nexcenter®」で運用 NTT Comのネットワーク/クラウド/SIなどトータルソリューションと組み合わせることで運用稼働を削減 最新の高性能GPUサーバーを超省エネ型データセンターサービス「Green Nexcenter®」で運用 NTT Comのネットワーク/クラウド/SIなどトータルソリューションと組み合わせることで運用稼働を削減

POINT

  • 最新の高性能GPUサーバーを超省エネ型データセンターサービス「Green Nexcenter®」で運用
  • NTT Comのネットワーク/クラウド/SIなどトータルソリューションと組み合わせることで運用稼働を削減

多方面のお客さまからご相談をいただいています

  • 製造会社(半導体メーカー)さま イメージアイコン

    製造会社(半導体メーカー)さま

    生成AIを搭載した高機能EDAを利用

    理論設計などの段階で、いくつかのパラメータを入力するのみで自動的に回路を設計

  • 製薬会社さま イメージアイコン

    製薬会社さま

    AIにより遺伝子情報や疾患の原因を分析

    ターゲット探索や化合物の分子配列の推察などを分析

  • 金融会社さま イメージアイコン

    金融会社さま

    計算速度向上を目的としAIやスーパーコンピューターを活用

    計算コストが高い金利計算/信用評価/デリバティブ価格などを算出

  • ゲーム開発会社さま イメージアイコン

    ゲーム開発会社さま

    生成AIの活用でモーション学習、バグの発見・修正、画像解像度変換などの開発工程をサポート

AIやGPUなどにおける高発熱サーバーの利用を検討されているお客さまから
設置場所がない】【冷却ができない】【効率的な環境の実現が難しい】などのご相談をいただいています。

液冷方式
とは

直接液冷(Direct Liquid Cooling)方式とは

直接液冷(Direct Liquid Cooling)方式とはサーバー機器に搭載されている発熱の大きいチップに対応するため、ヒートシンク(部品からの熱を放熱するために取り付けられている部品)へ直接液体を供給することで冷却する方式です。

直接液冷概要図 直接液冷概要図

なぜ「液冷」なのか?

「液冷」イメージアイコン

生成AIの実行機器として今後さらなる普及が想定されるGPUサーバーやハイスペックGPUを搭載のHPC(High Performance Computing)は、1台あたりの最大消費電力・発熱熱量が著しく上昇の傾向。
既存の冷却方式では対応が難しい局面を迎えています。
液冷方式はCPU/GPUチップ(発熱体)上に設置されたコールドプレート(金属板)に冷媒となる液体を循環させて熱を奪い冷却。
サーバーの冷却に空気よりも熱伝導率の高い液体を使用することで、従来型の空気冷却に比べて、より効率的な冷却が可能となり、これまで実現困難だった1ラックあたり20kW~最大80kWの電力消費に対応するIT環境を実現します。

環境配慮

カーボンニュートラル実現に向けて

NTTドコモグループは2030年度までにデータセンターとモバイル、2040年度までにサプライチェーンも含めたカーボンニュートラルの達成を目指しています。この目標に向けて、NTTコミュニケーションズでは高効率、省エネな設備の全面的な導入や、再生可能エネルギーの採用を拡大しています。

「Green Nexcenter®」は省エネルギー化、再生可能エネルギー 「Green Nexcenter®」は省エネルギー化、再生可能エネルギー

  • 省エネルギー化

    Green Nexcenter®では、最新技術を活用した省エネ施策の実施により使用電力を削減します

    • 壁面吹き出し空調方式+アイルコンテインメントの採用により、通常の床吹き出しに比べて空調機の送風動力の低減、給気整流により冷気を安定して供給することで空調効率を向上
    • 温度状況の自動計測+機械学習(AI)による空調制御の最適化
  • 再生可能エネルギー

    Green Nexcenter®では、2030年のカーボンニュートラルの達成に向け、再生可能エネルギーの採用を拡大しています。お客さまの要望に応じて選択できる再生可能エネルギーメニューを提供するほか、CO₂の排出が実質ゼロを示す「環境価値」を提供し、お客さまのカーボンニュートラル実現に向けたESG経営をサポートします。

見学

Lab環境見学のご案内

お客さまにデータセンター内、Lab環境の見学をご案内しています。見学では、「液冷方式」に関する設備などご覧いただけるほか、ラック扉に冷却液を循環させる「リアドア方式」、サーバーを冷却液に浸す「液浸式」など他の冷却方式や、オペレーション自動ロボットなどもご覧いただけます。

また実証実験環境を兼ね備えており、実際の高発熱対応PoC環境にて、事業化、サービス化に向け新作開発の検証やデモンストレーションも可能です。お気軽にお問い合わせください。

関連コンテンツ

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    Nexcenter

    高速・低遅延のネットワークに直結し、各種クラウドやお客さま拠点間をシームレスかつ柔軟につなぐデータセンターサービスです。
    お客さまニーズに合わせた柔軟性、拡張性、高い信頼性を備え、優れたコスト効率性を誇ります。

  • Nexcenter Labイメージ画像

    Nexcenter Lab

    新たな事業やサービスを開発・検証するPoC環境の提供と、参加企業によるオープンイノベーションを促進するプログラムです。
    ビジネスアイデアを具現化する場所として、Technology Drivenなオープンイノベーション環境をご提供します。

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