Flexible Remote Access
オンプレミスやパブリッククラウドに点在する社内業務システムや SaaS など各種の ICT サービスに、在宅勤務環境などどこからでもセキュアに接続。
トピックス
- 2021年4月22日
- どこからでも業務システムやICTサービスへのセキュアなアクセスを可能にする「Flexible Remote Access」の提供を開始
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現在、ビジネスに必要なICTリソースは、閉域網内のオンプレミス環境だけではなく、インターネット上のクラウドサービスなどさまざまな場所に点在しています。また、ニューノーマルの社会環境においては、これらのリソースに、従業員の自宅などどこからでもアクセスできることが求められています。
従来の境界型セキュリティのように社内・社外を区分するだけではなく、端末/ユーザー認証や、アクセス制御、アクセス可視化などを組み合わせる「ゼロトラスト」を前提とした安心安全なICTインフラの実現が求められています。
これまで個々に存在していたセキュリティサービスとネットワークサービスを一体にしたネットワークセキュリティの概念。SASEは2019年にガートナーが提唱した、セキュリティフレームワークの考え方です。
セキュリティや利便性を向上するためのシステムやサービスを導入すればするほど潜在的なリスクが増し、管理も複雑化する状況を解決する概念として、SASEが提唱されました。
SASEと同じく、最近ネットワークセキュリティの中で注目されるキーワードとして、ゼロトラストがあります。
ゼロトラストの概念自体は2010年にForrester Research社が提唱。
認証なしには何も信用しない(ゼロトラスト)という前提に立ち、「適切な認証を受けた端末とそのユーザーだけが、許可されたデータやアプリケーションにアクセスできる」というゼロトラストの概念は、非常に注目されています。
SASEは、このゼロトラストを含むセキュリティ対策の考え方に加え、ユーザーの利便性や運用の最適化までを含めた概念です。なお、SASEは具体的なソリューションであることに対して、ゼロトラストはあくまでセキュリティを構築する上での考え方である、という違いもあります。
昨今はセキュリティやネットワークのシステム全体がツギハギのような形になり、管理・運用コスト増加や接続遅延といったユーザーの利便性低下などが課題になり始めていますので、企業の情報セキュリティやIT環境を「ネットワーク X セキュリティ」と言う視点で見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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