セキュリティ

総合リスクマネジメントサービス
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マネージドSOAR

サイバー攻撃の脅威が増大するとともに攻撃手法が巧妙化する一方、被害の防止・復旧に対応できるセキュリティ技術者が不足しています。本サービスで採用するSOAR(Security Orchestration, Automation andResponse)は、脅威を検知した際に自動的な対処・復旧を可能にする技術であり、サイバー攻撃への迅速な対応とともに、技術者のスキルによらず対応を平準化・高度化でき、セキュリティ対策を飛躍的に向上することが可能です。
SOARの導入には、脅威への自動的な対処方法を定義するPlaybookと呼ばれるワークフローの設計とノウハウが必要なため、高度なセキュリティ技術が不可欠になります。本サービスは、NTT Comが蓄積した技術とノウハウを反映したPlaybookをマネージドサービスとして継続的に提供し、SOARの円滑な導入と運用を実現します。そして生成AIの活用により、通知内容をわかりやすくお伝えします。

SOAR ホワイトペーパー
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マネージドSOAR

本サービスでは、「Microsoft Sentinel」をSIEM/SOARの基盤として採用、マイクロソフト製のセキュリティ製品に加え、ネットワークセキュリティ製品のログを分析することでセキュリティを強化します。さらに、脅威が発見された際は、SOARを活用し、セキュリティインシデントに対してPlaybookに従い自動的に対処・復旧まで行います。

サービス提供範囲※1

NTT Comは、お客さまのSentinelの運用を万全の体制でサポートし自動化によるアラート「対処」を支援いたします。

サービス提供範囲

生成AIによるアラート解説・対処方法のご案内

本サービスでは、従来、英語のセキュリティアラート名のみをメールで通知しておりました。今回の機能拡充により、アラートの解説・アラート対処方法を、生成AIを活用することで、わかりやすい日本語で生成し、お客さまへメール通知を行います。お客さまは、何が起こったのか日本語で直感的にわかりやすく理解することが可能となり、アラート調査の稼働削減につながります。

生成AIによるアラート解説・対処方法のご案内

ネットワークセキュリティとエンドポイントセキュリティの自動相関対処

ネットワークセキュリティ製品で攻撃を検知した際、侵害された端末を自動的に特定し、ネットワークから隔離したうえでウイルススキャン等を実行し、脅威を自動的に取り除くことができます。お客さまは、セキュリティアラートが発生した場合でも、自動対処の結果を確認するのみとなり、稼働削減につながります。

ネットワークセキュリティとエンドポイントセキュリティの自動相関対処

NTT Comのセキュリティアドバイザリーセンター(SAC)が、ヘルプデスク窓口としてお客さまの運用をサポートします。さらに、テクニカルアカウントマネジャー(TAM)として、専任の担当者をアサインし、月次報告会でセキュリティアラートの傾向や対策をご案内したり、セキュリティ運用上の各種相談を行ったりすることができます。本サービス活用することで、お客さまはセキュリティ運用の効率化をすすめることができます。

自動対処とは? 自動対処の有効性

これまでのセキュリティ運用は、アラートの通知を受けお客さまにてアラートの対処を行っておりました。
しかしアラートを通知されても、どう対処したらよいかわからない、夜中に対処できないなど、お客さまの負担は大きいものでした。
マネージドSOARは、アラートに対して、自動的に対処まで実施し、お客さまの負担を大幅に軽減します。

自動対処の有効性

豊富なセキュリティ運用ノウハウを、SOARのPlaybookにしてお客さまに広くご提供

Playbookとは、自動化対象とする脅威対処のワークフローをSOAR上で実行できるようにしたプログラムです。どのアラートが出た時にどのような対処が必要なのか、NTT Comが蓄積した長年のセキュリティ対策運用ノウハウや知見をテンプレート化します。また、新しい脅威への対処やマイクロソフト製品の機能向上への対応など更新が必要となるため、最適化したPlaybookをNTT Comがマネージドサービスとして継続的に提供し、SOARの円滑な運用を実現します。

豊富なセキュリティ運用ノウハウを、SOARのPlaybookにしてお客さまに広くご提供

Microsoft Defender for Endpointでアラート発生時のPlaybook動作イメージ

Microsoft Defender for Endpointでアラート発生時のPlaybook動作イメージ

アドバイザリープラス(AP)サービスイメージ

アドバイザリープラス(AP)では、お客さま向けの担当者(TAM ※Technical Account Manager)を設けさせていただきます。
運用中に、疑問なことや分からないことがあった際にも、気軽にお問い合わせいただくことができます。
また、毎月1回、月次報告会も開催しております。

アドバイザリープラスのご提供イメージ

アドバイザリープラスのご提供イメージ

お客さま向けの担当者(TAM)をアサインし、
平常時の相談から、有事の相談までを幅広くサポート

アドバイザリープラスのサポート内容 AP1 AP2 AP6
初期導入サポート
  • デリバリーマネージャーがサービス開通までサポート
  • お客さま工程の、クラウド側の設定やAPI連携の作業支援(マニュアル提供/情報提供)※1
月次レポート
  • アラートの傾向や、ログ量の傾向の分析
  • アラートの対処が未完了なもののリマインドと対処方法のアドバイス
  • お問い合わせ管理、問題管理
月次報告会
月次レポートをもとに、月に1回の報告会を開催
リモート開催(1時間)
メールでのお問い合わせや相談 ※2
(1回/月)

(3回/月)

(6回/月)
高度なセキュリティアラートの分析や対処法の相談
(アナリストレポート対応)
※2

(1回/月)

(2回/月)
  1. 1 お客さまにて作業は実施いただきますが、設定がスムーズにいくように最大限のお手伝いをさせていただきます。初期サポート期間は1カ月となります。
  2. 2 相談内容によっては、回答にお時間をいただいたり、有償のコンサルチームでの対応となる場合がございます。予めご了承ください。

対応セキュリティ製品

本サービスでログを監視できる製品は以下の通りです。監視対象は選択でき、当初は小規模に導入し必要に応じて拡張することも可能です。

名称 提供開始日
Microsoft 365 E5 Security 製品
・Entra ID P2 (Entra ID Identity Protection)
・Microsoft Defender for Endpoint (Plan 2)
・Microsoft Defender for Identity
・Microsoft Defender for Cloud Apps
・Microsoft Defender for Office 365 (Plan 2)
2023年3月31日より提供中
ネットワークセキュリティ製品
・Zscaler TM
・Palo Alto Networks PA Series/Prisma Access
・Netskope
・Fortigate
など
2024年9月3日より機能拡充

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