NTTコミュニケーションズ
デジタル改革推進部 データドリブンマネジメント推進部門
佐竹 俊介
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NTTコミュニケーションズ
ビジネスソリューション本部 スマートワールドビジネス部 ジェネレーティブAIタスクフォース
北川 公士
NTTコミュニケーションズ
ソリューション&マーケティング本部 ソリューションコンサルティング部 地域協創推進部門
中川 あやめ
ドコモビジネスソリューションズ
デジタル改革推進部
白川 英隆
ドコモビジネスソリューションズ
北九州支店
慶田 哲大
NTTコミュニケーションズ
ビジネスソリューション本部 スマートワールドビジネス部 スマートインダストリー推進室 Catalyst
小笠原 正人
NTTコミュニケーションズ
ヒューマンリソース部 人材・組織開発部門
城間 美南
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小笠原 正人
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ヒューマンリソース部 人材・組織開発部門
城間 美南
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)には、その人らしい働き方の実現をサポートするさまざまな人事制度があります。「次世代の働き方。ワークインライフ」では、制度を活用して生き生きと働く人たちをご紹介。制度活用のリアルや、キャリアへの影響をお話いただきます。
第1回に引き続き、第2回のテーマは働く場所の自由度を高める制度(制度名:リモートスタンダード)を利用した「居住地にとらわれない働き方」。田村昌之さんは、家族と共に首都圏で暮らしながら、北海道支社の代理店法人営業企画に従事しています。制度の開始直後からオフィスと離れた場所で働くワークスタイルを実践してきた田村さんにお話を聞きました。
2022年7月に開始。勤務場所をオフィスではなく「社員の自宅」とし、居住地を選ばずに日本全国どこからでも働ける制度です。(海外は除く)
働く場所、住む場所の自由化により、単身赴任の解消などさまざまな効果を生みだしています。開始から1年が経った2023年7月には、オフィスと離れた場所に居住しながら活躍するNTT Com社員は140人を超えました。
※お客さま対応など業務上の必要性により、これまで通りオフィスへの通勤圏内に居住し業務を行う組織(オフィスベース)もございます。
――まず現在の働き方からお聞かせいただけますか。
2023年7月から、北海道支社ソリューション営業部門でNTTドコモ代理店法人の営業企画などを担当しています。北海道支社で働き始めたのは2022年で、以前は本社組織(東京)のプラットフォームサービス本部アプリケーションサービス部(現コミュニケーション&アプリケーションサービス部)に所属していました。
今は首都圏エリアに住んでいて、自宅からリモートで北海道支社の業務を行い、月1回くらいの頻度で3~5日間の北海道出張をしています。出張時には、セミナー登壇などオンサイトでしか対応できない業務を行ったり、チームメンバーとのリアルコミュニケーションを図ったりしています。
――首都圏で暮らしながら北海道支社に勤務するようになった経緯を教えてください。
採用時から生まれ育った北海道で働いていて、2008年に東京の本社組織に異動になりました。15年ほど東京で働く中で「いつかは北海道を元気にするような、恩返しできるような仕事がしたい」と思っていたんです。
そんな時、新ドコモグループの法人事業戦略の一つに「全国の中小企業向け営業体制強化により企業のDXを支援し、地域社会の課題解決に貢献」があるのを目にし、もう一度北海道で働くことを真剣に考えるようになりました。
家族は首都圏に住んでいるので、リモートワークを併用しながら札幌で単身赴任をするつもりで人事担当者に相談。すると「新たに開始される制度を利用して、今の自宅から北海道支社に勤務してみてはどうか」と打診されたんです。
前例もありませんでしたし、急な出社が必要になった際に即座に北海道に向かうことができず周りに迷惑をかけるのではないか?という不安はありましたが、挑戦することにしました。
――制度を利用して、キャリアや人生にどのような良い影響がありましたか?
支社勤務だと、どうしても本社とのコミュニケーションが希薄になりがちです。首都圏に住んでいれば、東京の本社組織とリアルコミュニケーションを取りたい時にはすぐに会いに行くことができ、最新の情報も入手しやすくなります。支社に所属しながらも本社との物理的・心理的な距離を感じることなく仕事ができる点は今の働き方のメリットだと感じています。
また、首都圏では大規模なDX、ICTイベントも数多く開催されています。そういった場所へ気軽に足を運ぶことができ、常に最新の情報を入手でき、支社内に展開できるのもプラスになっています。
プライベートでは、一人娘の成長を間近で見ていられる環境を今までと変わらずに確保できた点に感謝しています。
リモートワークが導入され、通勤が無くなったことで子どもと一緒に過ごせる時間が多くなりました。しかし、北海道支社への異動に伴い単身赴任をしていたら、娘と一緒にいられる時間、成長をそばで見ていられる時間は圧倒的に減っていたでしょう。
「北海道に恩返ししたい」という仕事に対する思いと「娘の成長をそばで見守っていたい」という家庭に対する思い、その両方をかなえてくれた制度だと思っています。
――物理的な距離がある中、スムーズに仕事を進めるためにどんな工夫をしていますか?
Microsoft Teamsをフル活用しています。チャットだけではなく、ちょっとしたことでも通話も交えながらやり取りすることで、物理的な距離を感じにくくなるよう工夫しています。
ただ、約1年間、遠隔地からの勤務を経験し、リアルコミュニケーションの大切さも実感しました。ハイブリッドワークも一部取り入れ、出張時には北海道支社のメンバーとのコミュニケーションを積極的に行い、心理的安全性が高いチーム作りを心掛けています。
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田村さんの所属するチームを統括する、北海道支社ソリューション営業部門の阿部智幸さんから、遠隔地のメンバーと働くことについてコメントを頂きました。
田村さんと一緒に働き始めた時、すでにリモートワークが定着していたので通常業務に関してはあまり不安を感じませんでした。ただ、私も含めチームメンバーが田村さんのことをまったく知らない状態だったので、本人が見知らぬ人たちのチームに馴染めるか、孤立しないようにしなければという点を心配していました。田村さんの明るいキャラクターもあり、その心配は無用でしたが(笑)
田村さんがいるチームだからこそ得られたものも多くありました。新しい働き方を実践する貴重な機会と捉えてメンバーが意識的にコミュニケーションスタイルを変えていったこと、Teamsを利用したミーティングのファシリテーションが社内外問わず上手くなったことなどです。出張時に対面で会話する機会を貴重に感じ、時間を大切にすることも意識してくれるようになりました。
一方、体調や気持ちの変化など、近くで顔を見ることで感じられる情報を得にくいことは遠隔地勤務の課題でしょうか。毎朝のチームミーティングでは、Teams上で顔と声を出すことで様子を確認し合える環境を作っています。出張時には可能な限り懇親を深める機会を設けるなど、お互いに気を配る関係を構築できました。
――制度を利用してオフィスと離れた場所で働くことを検討している方へメッセージをお願いします。
ライフを犠牲にせず、ライフを充実させながらやりがいのあるワークを行うことを実現させてくれるのが新たな制度だと思います。
家庭の都合などで地方に住むことになり、地方で暮らしながら本社の仕事に従事するケースだけでなく、首都圏には住み続けたいが、支社の業務に挑戦したいと考えている若手社員もいるかもしれません。
支社は元気のある社員をいつでも募集しておりますので、私と同じような働き方をしてみたいと考えている方がいればぜひご相談ください!
NTTコミュニケーションズ北海道支社 ソリューション営業部門 第4グループ
田村 昌之
北海道支社ソリューション営業部門第4グループでは、北海道の中小マーケットシェア拡大をミッションに、営業戦略、企画業務を行っております。代理店やパートナーを活用した各種営業施策の立案や、コンタクトセンター/インサイドセールスによる顧客開拓、その他外部団体と連携したセミナーやプロモーションなどが主業務です。
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