2020年11月24日

リモート観戦を想定しファンと“近づく”シャイニングアークス
ファンエンゲージメント施策を次々と展開

「ジャパンラグビー トップリーグ2021」が2021年1月16日(土)より開幕します。フィジカルディスタンスを確保しながらの大会運営が求められる中、各チームでもファンとの交流方法の見直しや工夫が求められています。NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)のラグビーチーム「シャイニングアークス」は、2020年春にリモートワーク中の運動不足解消を呼びかける動画「Arcs-Break」を配信したほか、7月には選手の入団会見をオンライン化しファン参加型にするなど、通信会社の強みを発揮してきました。このほど、「サポーターズ倶楽部」入会特典の大幅見直しも発表しました。

J SPORTSオンデマンドの無料視聴クーポンを入会特典に

大内さん

「何もなければ、きっとこれまでと同じような特典を用意していたのではないかと思います。でも、今年は新型コロナウイルス感染症への対策が欠かせません。この状況だからこそ、自分たちにできることは何かを考えて検討してきました」。そう話すのは、シャイニングアークスのチーム総括補佐を担当する大内和樹さんです。

サポーターズ倶楽部では、Webサイトを通じ選手・チーム情報をタイムリーに発信するほか、有料会員向け入会特典として、観戦チケットの配布(1試合分)・割引販売、ファン感謝イベントの開催などを実施してきました。しかし今季は、来場を前提とする入会特典を大幅に変更。その大きな目玉が、J SPORTSオンデマンドの無料視聴クーポンの配布です。

通常、ラグビーの試合を視聴するには月1800円(ラグビーパック)を支払う必要がありますが、株式会社ジェイ・スポーツとタイアップし、会員になるとファーストステージで2試合分の無料視聴クーポン(シャイニングアークスの試合限定)を発行できるようにしました。

サポーターズ倶楽部2020-2021シーズンの入会特典ラインアップ(詳細ご案内へ

ほかにも、ホテルや飲食店などで会員証を提示すると優待割引が受けることができる、会員限定で無料視聴できる動画コンテンツ「私立浦安アークス学園」の配信など、これまでにない特典を取り入れています。また、早期入会キャンペーンとして、11月19日(木)までに入会・継続したファンには写真と動画の提供を呼び掛け、今シーズンのポスターやWebに活用することも発表。リモート観戦が増えていくことを想定し、NTT Comが開発したオンラインワークスペース「NeWork」上でノンメンバーの選手(試合に出場しない選手)と一緒に公式戦を観戦できるイベントの検討も進行中です。

これら特典の最大のメリットは、エリアに関係なくファンが参加できること。フィジカルディスタンスを確保しなければならないからこそ、ファンともっと近くなれる。シャイニングアークスの柔軟な発想と新しい取り組みは、閉塞しがちな現状にそんな新しい価値を生み出そうとしています。

【私立浦安アークス学園】“神回”の4時間目が11月25日から配信スタート!

サポーターズ倶楽部の会員限定で無料視聴できる番組「私立浦安アークス学園」も、全く新しいファンエンゲージメント活動です。

選手が学生に扮(ふん)し、“かっこいい大人”になるために日々奮闘していくストーリーで、授業のテーマは「環境保全」(2時間目)や「住みやすい街」(3時間目)といったもの。チームのSDG’s活動や、試合では見ることができない選手の素顔をハートフルドキュメントバラエティで紹介していきます。番組のテーマソングを歌うのは、「アークス学園初等部」という合唱団。こちらも、サポーターズ倶楽部会員のお子さんからメンバーを募集し、歌はスタジオで収録しました。そのかわいらしい歌声とともに、学生服を着た笑顔の選手たちが続々と登場します。

8月からニコニコ動画で配信がスタートし、全12話のうち3話が公開中(1話目はYouTubeで全編公開)。11月25日(水)21時からは4時間目以が隔週で視聴できるようになります(配信日時)。

収録済みの6時間目まで皆勤賞を果たしている庵奥翔太選手(プロップ)と松尾将太郎選手(スタンドオフ)に話を聞きました。

――どんな風に番組収録に臨んでいますか?

庵奥選手:選手みんなで、「とにかく楽しんでやって、盛り上がってくれたらいいよね」っていうのは話していました。収録が意外と楽しかったんで、みんな頑張っていましたね。

松尾選手:セリフは、ほとんどアドリブです。(庵奥)翔太さんが授業の途中で、チェックポイントみたいな豆知識を披露するんですけど、それが結構ためになるんですよ。そこから話が広がることも多いです。

庵奥選手:それから、金先生と同じくらい栗原大介選手なども全体の雰囲気を盛り上げてくれて。だから、やりやすかったし、良い雰囲気で撮影が進みましたね。

――番組の見どころや注目してほしいポイントはありますか?

庵奥選手

庵奥選手:見どころは、まぁ全部です(笑)。本当に面白いんですよ。3時間目まで見るだけでも、この人はどういう人で、こんなキャラクターなんだなというのが分かると思います。僕の家族は結構楽しみにして見てくれていますが、もっと多くの人に見てもらえるようにどうするかを考えないとだなと思っています。

「食と健康」(4話、11月25日~配信開始)の完成版を見ましたが、やっぱり面白いですね、僕(笑)。みんな、ボケているのか分かんないですけど、そういう場面が多いんで、喜連(航平選手)、池田(悠希選手)という関西出身メンバーと一緒にしっかりつっこんでいます。そこに注目してほしいですね。あとは、6時間目(前学期の最終回)に校長先生が登場します! かなり本格的な役作りをされていたのでそこにも注目してほしいですね。

松尾選手:4時間目の「食と健康」は神回と言われているので、ぜひ見てほしいですね。毎回、授業の最後に金先生がその日のMVPを発表するのですが、本気でMVPを狙っています。最終回を迎えるまでに僕がMVPを取れるのかどうかにも注目してもらいたいです。

翔太さんからも紹介がありましたが、6時間目にスペシャルゲストとして登場する校長先生が誰なのかもご期待ください!!

――1月のトップリーグ開幕に向けて、ファンの皆さんに一言メッセージをお願いします。

庵奥選手:こういう状況での開幕ですけど、ファーストステージ第1節の東芝戦は国立競技場で行われることになったので、ぜひ会場に見に来てほしいです。国立競技場でプレーするのも僕は初めてなので、自分なりにがんばって、初戦に出られたらいいなと思っています。今は体が痛くなるくらい練習をがんばっています。

松尾選手

松尾選手:昨シーズンはトップリーグが途中で中止になってしまったので、僕たちが頑張ることで、またラグビーを盛り上げることができたらいいなと思っています。初戦(東芝戦)はテレビ放送もされるようなので、テレビの前でも応援してもらえるとうれしいです。ベスト4の壁を破れるようにがんばります。

グレイグ・レイドロー選手(スクラムハーフ)もチームに合流しています。僕は一緒に組むポジションですが、コミュニケーションも積極的ですし、経験値をメンバーのみんなに共有してくれるし、プレーの一つ一つの判断が落ち着いて冷静な点に、ほかの選手との違いを感じていますね。これから、もっともっとチームにフィットしていくと思うので、楽しみです。

社員メッセンジャー

NTTコミュニケーションズヒューマンリソース部

野口 岬希

NTT Comラグビー部 シャイニングアークス(ShiningArcs)は日本最高峰ラグビーリーグ「トップリーグ」に所属しています。皆さんに、選手の日々の活動や練習の様子などをお届けしていきます シャイニングアークスの応援をよろしくお願いします!

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