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クラウド接続のセキュリティを高め、
通信速度の低下を抑える方法とは?

クラウド接続のセキュリティを高め、通信速度の低下を抑える方法とは?

クラウドサービスをビジネスで利用するのは、もはや当たり前になりつつありますが、安全に使用するためには、クラウドに接続するまでの回線のセキュリティ対策を強化する必要があります。加えて、多くの従業員がWeb会議を利用している場合、Web会議の映像や音声が乱れるなどのトラブルが発生する恐れがあります。しかしdocomo business RINKであれば、これらの課題を解決することが可能です。

目次

もはやクラウドサービスを使うのは当たり前。
でも、セキュリティ対策は大丈夫?

多くの企業が自社内にサーバーやネットワーク機器、ソフトウェアを保有し運用するオンプレミス環境からクラウド環境へ移行しています。特に新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって生じたテレワーク、在宅勤務など働き方の多様化は、クラウドサービスの普及をさらに進めたといっても過言ではないでしょう。

実際に、クラウドの市場は拡大しています。総務省の情報通信白書によれば、日本におけるパブリッククラウドサービスの2022年の市場規模は、前年比29.8%増の2兆1,594億円。2024年度は3兆円、さらに2026年は4兆円を突破すると見込まれています。

日本のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)の推移及び予測
日本のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)の推移及び予測
(『総務省「情報通信白書」』より引用)

このように、ビジネスシーンではもはや当たり前の存在ともいえるクラウドサービスですが、とはいえ「社外にデータを保存するのは、セキュリティ的にどうなのか」と不安を抱える人もまた一定数存在するでしょう。

クラウドサービスは、クラウド上のデータを堅牢なデータセンターに保存しているケースが多く、多くのデータセンターでは、いつ災害が発生しても大丈夫なよう、対策が施されています。自社のオンプレミス環境でデータを保管するよりも、安全性は高いともいえます。

しかし、クラウドのデータの保存場所がいくら安全に進化したとしても、自社からクラウドに接続するまでの通信に不備があれば、悪意のある第三者に狙われる恐れがあります。特に、自社⇔クラウドの通信にインターネット回線を使用している場合は、気付かぬ間にデータが盗み取られる可能性も十分に考えられます。

クラウドをより安全に使用するためには、クラウドに接続するまでの回線のセキュリティ対策を強化する必要があるといえるでしょう。

VPNのアクセス集中・トラフィック増加は
どうすれば解消できるか?

こうした自社⇔クラウド間の通信のセキュリティを高める手段としては、VPN(Virtual Private Network)が挙げられます。

VPNは「仮想専用通信網」を意味する言葉で、物理的な専用ネットワークではなく、インターネット上に仮想の専用線を設けることで、データが悪意のある第三者に盗み取られることを防ぐ回線です。たとえばテレワーク時に、自宅から会社のネットワークに接続する際に使用されるケースもよく見られます。

このようにVPNは、安全な通信環境をスピーディに構築できる点が特徴ですが、一方でアクセスの集中やトラフィック(通信量)の増加による通信速度低下、運用・管理にかかる担当者への負荷の増大という問題も起きがちです。

特にWeb会議などのデータ転送量の多い通信を利用している場合や、Windowsアップデートで多くの従業員が同時にデータをダウンロードしている場合、Web会議の映像や音声が乱れたり、クラウドサービスに接続できないなどのトラブルが発生する恐れがあります。

「docomo business RINK」なら、
クラウド接続に関する問題を解決できる

こうした問題を回避し、クラウドへ安全に接続する方法はあるのでしょうか? それを可能にするサービスが、閉域網やオープン網、クラウドアクセスや固定アクセスを選択できる、ドコモビジネスの統合ネットワークサービス「docomo business RINK」です。

「docomo business RINK」は、クラウドサービスやデータセンターと端末の間の通信を、閉域網で接続します。そのため、たとえテレワーク時であっても、インターネット回線を経由しない、安全性の高い通信でクラウドに接続することが可能です。

クラウドだけでなく、社内システムに対しても、閉域網を経由してアクセスすることができます。インターネット回線に接続する際は、ファイアウォール・UTM機能を備えたセキュリティゲートウェイを通過するため、安全性の高い通信が可能です。このゲートウェイはクラウド型のため、自社システムにセキュリティ機器を組み込む必要はありません。

さらに、回線帯域の逼迫による通信品質の低下が発生した場合は、利用帯域を拡張したり、特定の通信をインターネットに接続する「ローカルブレイクアウト」も利用可能です。Web会議やWindowsアップデートなど、帯域を多く使用する通信が大量に発生した場合も、快適な通信が実現できます。帯域の拡張は、Webポータルから即時に設定可能です。

クラウドへの安全な接続など、自社システムに高いセキュリティを搭載するためには、相応の人材や対策が必要になります。しかし「docomo business RINK」であれば、インターコネクトやクラウド型のファイアウォール、リモートアクセスゲートウェイなどによって、セキュリティ対策の運用負担を軽減することが可能です。クラウドを利用する企業で、対策に不安があるのであれば、「docomo business RINK」が役立つかもしれません。

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