在宅ワークは全国どこでも可能？向いてる仕事を徹底解説

在宅ワークで全国どこでも可能な仕事とは

在宅ワークに適した仕事は、オンラインで行えるものがメインとなります。高度な専門知識や技術が必要となる仕事も少なくありません。ここでは、場所を選ばず在宅ワークができる仕事についてみていきましょう。

データ入力・オンライン秘書

データ入力・オンライン秘書は、Wordやエクセルなど文書作成ソフトを駆使して、幅広く依頼者の事務・入力作業を手伝うものだといえます。仕事の特徴としては、次のようになります。

・専門的な知識がいらないものが多い
・中には語学の知識が活きるものもある(時給や月給が高くなる)
・簡単な数式を扱うものも多い

オンラインで行えるものも増加しつつあり、特別な資格はいりません。ただし、電話応対やコミュニケーションスキルがなければ、ハードな業務もあるため、自分の適正にあった業務内容かどうかを就業前に確認することが大事だといえます。

データ入力の場合は、次のような仕事が代表的です

・渡されたデータを決まった様式に当てはめて記述していく
・名刺をもとに作成されたデータリストからハガキに転記する
・デザインに使用する写真をフォルダに振り分ける
・ECサイトの商品登録
・数値やアンケートデータのまとめ

秘書の場合は次のような仕事が代表的です。

・進捗・スケジュール管理
・メールのチェックや返信
・予約や請求書発行 など事務手続きの代行

秘書と比較した場合、データ入力の方が簡易な仕事内容になるケースが多いといえます。

プログラマー・SE

プログラマーは、プログラム言語を用いて、様々なシステムやアプリケーションの開発を行う仕事です。PythonやJavaといったプログラム言語をマスターしていなければ、仕事を受けられないものの、AIやスマホ、ゲーム・Webなど様々な業界や分野で活躍できるため、幅広く仕事を受けることが可能です。

また、一言でプログラマーと言ってもゲーム・アプリ・通信系など細かく 業種が分かれています。上位とされるSEでもオンラインでの業務が可能であるケースも多いことから、あれば活躍できる可能性が高い仕事だといえるでしょう。

デザイナー・設計士

デザイナー・設計士は、どちらも高度なスキルが求められる職業です。分野は異なるものの、依頼者のニーズに合わせてイメージでしかない商品やサービスを形にする点は同様です。

デザイナーに関しては、 WEB サービス・アプリやサイトのUI・UX(見た目・使い勝手) を決めるUI・UXデザイナー、 Web サイトの全体的なデザインを決めるWebデザイナーなどの種類があります。設計士に関しては、住宅や商業施設、オフィスなどを手掛ける建築・設備設計や航空機のエンジンや医療機器をデザインする機械設計などの分野があります。

デザイナー・設計士として、全国どこでも仕事ができるといった場合は、ある程度高いスキルがなければ難しいものの、自分の生活スケジュールと依頼者の納期に合わせて業務を行える点がメリットです。

イラストレーター

イラストレーターの仕事内容は、キャラクターデザインやライトノベルの挿絵などです。単価に関しては差があるものの、評判が高く、SNSのフォロワーが多いといった状態であれば、全国どこでも仕事が可能だといえます。

手書きで作成する場合とデジタルで作成する場合に分かれ、どちらもイラストレーター個人によって環境が大きく異なるため、業務を行う環境やツール、道具などの準備も必要です。
また、イラストに対する表現力や色彩感覚が求められるため、個人のスキルを高める必要があります。

ライター

Webサイトや雑誌、プレスリリース、商品のキャッチコピーなどを考える業務です。業務をスタートさせるためのハードルは低いものの、文章的表現・コミュニケーション能力・進捗管理能力が求められます。

また、専門知識が不要なものと必要なもので大きく単価が違う点も把握しておきましょう。フリーランスだけでなく正社員であってもオンラインでの仕事が可能です。

在宅ワークで全国どこでも働ける場合のメリット

ここからは、在宅ワークで全国どこでも働ける場合のメリットについてみていきましょう。とくに働く場所を選ばないため、全国各地を周りながら仕事をしたいといったニーズに応えられる点は魅力だといえます。

実績・スキルがあれば場所に制限がない

在宅ワークでは、依頼された業務を完了したうえで、顧客の満足度を担保できれば働く場所に問題はありません。個人情報をメインに扱う場合は、周りの目を気にする必要もあるものの、海や山、キャンプ場などであっても業務遂行に制限はないといえます。

気分転換のために場所を変える、頻繁に居場所を変えるといった場合でも、納品物の質や個人のスキルが高ければ、顧客のニーズに応えられます。そのため、ニーズに合わせた働き方が可能だといえるでしょう。

共同オフィスについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
共同オフィスとは？主な設備や向いている業種、選び方のポイントを解説

管理能力があればオン・オフの切り替えが楽

在宅ワークで全国どこでも仕事を行いたいといった場合には、進捗管理能力が必要です。 オンとオフを時間によって切り替えた上でクライアントの納期に自分の進捗を合わせなければならないためです。

例えば、午前8時から12時は必ず稼働し、必要によって午後の業務を行うといった働き方も可能です。また、観光・休暇を楽しみながら働くワーケーションなども時間管理ができれば問題なく修業できるでしょう。

キャリアが途絶えない

在宅ワークが認可されている企業であれば、オンライン を前提とした体制が整っているため、キャリアが途絶える心配がありません。正社員だけでなく、フリーランスであっても出社を設定としない業務は多くあるため、出社しなくてもスキルアップやキャリアアップが望める環境が整いつつあります。

転居によってキャリアが途絶えず、続けられる点は全国どこでも仕事を行えるメリットの一つだといえるでしょう。また、会場に集合するような研修や講座なども受けやすくなるため、スキルアップの機会をより得やすくなる点も魅力の1つです。

在宅ワークで全国どこでも仕事を行う際に考えたいポイント

在宅ワークで全国どこでも仕事を行う際には次のポイントを考えましょう。

・セキュリティの担保されたPC、場所の確保
・ワークライフバランスを確保する
・滞在する場所の利便性を確保する

この中でも特にセキュリティは意識したい点です。ホテルの一室やコワーキングスペースの個室などであれば、セキュリティの担保は可能だといえるでしょう。

また、どのような就業形態であっても情報は、他人の目に触れるような場所で展開しないことが大事だといえます。コワーキングスペースなどを利用する場合も共有スペースと個室であれば個室の方がセキュリティは高いといえる点は知っておきましょう。

都市部と地方であれば、移動手段だけでなく、ネットワークが整っている場所も異なってくるため、業務を行う場所はある程度想定しておくことが大切です。飲食を行う場合でも インフラが整っている場所とそうでない場所では必要とする時間も全く異なります。
近くのコワーキングスペースの探し方について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
近くのコワーキングスペースを探すには？見逃せない5つの選定ポイントについても解説

まとめ

在宅ワークで全国どこでも可能な仕事には、デザインやデザイナーなど事務作業・クリエイティヴ関係が多いといえます。スタートしようと思っても難易度が高いものもありますが、高いスキルを保有している場合は仕事が途絶えることがない環境が出来上がりつつある状況です。

また、 全国どこでも仕事ができる環境であれば、キャリアが途絶えることはなく、スキルアップに関しても開催される地域が限定されている場合でも参加しやすくなります。

その際は、ネットワークやセキュリティの観点から個室があるコワーキングスペースが役立つでしょう。NTTコミュニケーションズではコワーキングスペースの予約・検索アプリdroppinを提供しています。

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