ノマドワーカーに役立つおすすめのクラウドサービス4選
公開日:2024/5/9
ノマドワーカーとは、場所に縛られずに働く人のことで、テレワークやフリーランスとは異なる働き方です。近年、特にインターネット回線を通じて情報をやり取りする職種(プログラマーやWebデザイナー等)ではノマドワークが増えており、カフェやコワーキングスペースなど、作業に集中しやすい場所を利用して仕事に取り組む人たちが増えています。
そんな自由な働き方を実現できるノマドワークですが、働きやすい環境を実現するにはちょっとした工夫が必要です。
本記事では、これからノマドワーカーとして働く方を対象に、あると便利なクラウドサービスをご紹介します。快適な場所で作業効率も上げたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ノマドワーカーがクラウドサービスを導入すべき3つの理由とは
ノマドワーカーがクラウドサービスを導入すべき理由は、大きく分けて3つあります。
時間や場所問わずアクセスできる
1つ目のクラウドサービスを導入すべき理由としては、時間や場所問わずアクセスが可能になるからです。
クラウドサービスは、PCやタブレット、スマホなどの端末と、インターネット環境さえあればアクセスが可能です。例えば離れた場所にいる相手と仕事をしたい場合でも、インターネット環境さえあれば相手と共同作業が可能になるため、作業効率は大幅にアップします。
クラウドサービスを導入すれば、オフィスにいなくても同じ効率と生産性で仕事に取り組めるようになるため、ノマドワークを始めるにあたって必要不可欠なサービスと言えます。
容量の問題で悩む必要がなくなる
2つ目にクラウドサービスを導入すべき理由としては、容量の問題で悩む必要がなくなるからです。
カフェやコワーキングスペースなど、自由な働き方を実現したいけど、動画編集など容量を使う仕事だから難しいと考えている方も多いのではないでしょうか。このようなケースでも、クラウドサービスを利用することで悩みを解決できます。
クラウドサービスの中には、活用することで簡単に容量の拡張が可能になるものが存在しています。クラウドサービスを活用すれば、容量を増やすためにHDDを増設したり、規模が大きなサーバを構築したりする必要もありません。
クラウドサービスならオンライン上で契約するだけで容量の拡張が瞬時に行えるので、容量の問題で悩みたくないノマドワーカーにとってなくてはならないおすすめのサービスと言えるでしょう。
データ・ファイルの共有が楽になる
3つ目は、クラウドサービスを活用することでデータやファイルの共有が楽になる点です。
クラウドサービスを利用せずデータやファイルを共有したい場合、USBドライブや外部ハードドライブに保存して手渡しをするか、ファイルのサイズが小さければEmailを活用して直接送信する方法があります。
特にその中でもUSBドライブなどに保存して手渡しをする場合、自由な場所で働き続けることが難しくなるため、ノマドワーカーにはおすすめできない方法となります。
しかし、クラウドサービスを利用すれば、インターネット回線から一つのサーバにアクセスし、データやファイルを共有するだけです。作業をしているカフェやコワーキングスペースを移動してファイルを渡す必要がなくなるので、作業効率は大幅に上げることができます。
これらのことから、快適なノマドワークを実現するためには、ファイルを簡単に共有できるクラウドサービスが必要不可欠です。
ノマドワーカーにおすすめのクラウドサービス4選
ここからは、ノマドワーカーに役立つおすすめのクラウドサービスを4選ご紹介します。あると便利なクラウドサービスなので、快適な環境を整備したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
コミュニケーションツール
1つ目は、自由な場所で働くにあたって必要不可欠となるコミュニケーションツールです。
コミュニケーションツールといっても現在は様々なサービスがありますが、その中でもリアルタイムでチームメンバーやクライアントとコミュニケーションが瞬時に取れるツールがおすすめです。
コミュニケーションツールは、地理的な制約を超えてリアルタイムでコミュニケーションが取れるため、チームメンバーやクライアントとのやり取りがスムーズになります。
また、クラウドサービスによっては、ファイルの共有からプロジェクトの進行管理、ミーティングのスケジューリングなど、仕事の効率を大幅に向上させる機能が揃っています。
ノマドワーカーがどこからでも効率的に仕事ができるため、コミュニケーションツールはなくてはならないクラウドサービスと言えるでしょう。
クラウドストレージ
2つ目は、クラウドストレージの活用です。そもそもクラウドストレージとは、インターネットを介してデータを保存し、アクセスするクラウドサービスのことです。
クラウドストレージは、ノマドワーカーにとって必要不可欠なツールと言われており、その理由の一つがアクセスの容易さです。どこにいてもインターネット環境があれば、重要なファイルやデータにアクセスできますし、チームメンバーやクライアントへの共有もスムーズに行えます。
また、USBドライブなどを利用すると、紛失した場合は情報漏洩にもつながりますし、壊れてしまうとデータが失われるリスクもあります。
しかし、クラウドストレージならデータをクラウド上にバックアップできますし、USBドライブのように紛失や故障のリスクはありません。
物理的なストレージデバイスを持ち運ぶ必要がなく、自由な場所でもより安全に作業を進められるため、ノマドワークを始めるのに必要不可欠なクラウドサービスと言えるでしょう。
プロジェクト管理ツール
3つ目はプロジェクト管理ツールの活用です。プロジェクト管理ツールがノマドワーカーに必要な理由は、遠隔地にいるチームメンバーとの作業の調整や進捗の確認がスムーズになるからです。
タスクの割り当てや納期の設定、進捗の可視化が簡単に行えるようになり、作業効率を上げることができます。
また、スケジュールなどについても情報をリアルタイムで共有、編集ができるため、一人ひとりに予定を聞く必要もありません。全員が一つの画面で共有できるため、ノマドワーカーがチームメンバーとの業務を行う際には必要不可欠なツールとなります。
自由に働ける場所を検索できるサービス
4つ目は、ノマドワーカーが自由に働ける場所を検索できるサービスです。
ノマドワーカーは、カフェやコワーキングスペースなど、その日に作業できるスペースを自由に決めている方が多いかと思いますが、このようなスペースの中には、電源が使えなかったり、Wi-Fiが設置されていなかったりと、仕事ができる環境ではないところも存在しています。
ノマドワークに最適な場所を見つけるのに時間がかかると、結果的に作業効率が悪くなってしまうため、自由に働ける場所を検索できるサービスの活用がおすすめです。
まとめ
今回は、ノマドワーカーに役立つおすすめのクラウドサービスの紹介をしました。クラウドサービスには様々な種類がありますが、ノマドワーカーに最適なツールを活用すれば、作業効率も大幅に上げることができるので、ノマドワークを始める前には快適に作業するための環境整備も行ってみてください。
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