サステナビリティ推進担当役員からのメッセージ

サステナビリティ推進に向けた役員からのメッセージをお届けします。

常務執行役員 佐々木 祐二

常務執行役員
佐々木 祐二

皆さまに驚きと感動をもたらすICT企業として、
サステナブルでWell-Beingな
未来社会の構築に取り組みます。

サステナビリティは、地球環境問題をはじめ、世界の中長期的なありかたに関わり、私たちのこれからの生活そのものに直結する課題です。NTTコミュニケーションズは、NTTグループ、ドコモグループの一員として、企業理念「人と世界の可能性をひらくコミュニケーションを創造する」の下、サステナビリティ基本方針で掲げる、社会、環境、人材、ガバナンスの4つの重点領域について、12の重点活動項目(マテリアリティ)を定め、その具体的な41のKPIの達成に全社一丸となって取り組んでいます。

DXとGXはこれからの日本経済の成長の柱であると言われています。NTTコミュニケーションズは、光電融合技術による低消費電力のIOWNや小型低消費電力のAIである「tsuzumi」を活用したサービスを既に提供しているほか、AI時代に爆発的な電力消費が予想されているデータセンターについて省電力液冷式サーバー対応の「Green Nexcenter®」がまもなく始まるなど、最先端の技術分野においてもGXを進めています。

また、NTTコミュニケーションズは、お客さま、パートナーをはじめとするステークホルダーの皆さまとサステナブルなデジタル社会の共創に取り組んでおります。共創プラットフォームであるイノベーションハブを通じて、創設以来3年間で新たに総合インフラマネジメントJCLaaS、デジタルBPO、陸上養殖、森林価値を創造する森かちなど1,000件を超える共創が生まれています。先端技術を駆使して提供するSmart WorldやSmart Data PlatformなどのDXソリューションに加え、ゼロトラストでセキュアかつ柔軟に設定できるネットワークサービス「docomo business RINK®」について帯域保証型サービスが始まり、ステークホルダーの皆さまとともにサステナブルな社会の構築を進めております。

これらは、社員一人ひとりが持続的に能力を発揮し、社会の要請に応じて自分らしく活躍することを通じて実現できるものです。NTTコミュニケーションズでは、自律的なキャリア開発を重視しており、社内外の研修を充実させるとともに、AIを活用して個の人材開発を支援する「BoostPark」を展開しています。また、女性活躍を含めた多様で包摂的な人材戦略を進めるとともに、人権の尊重、高い企業倫理の企業風土づくり、ステークホルダーとの対話などを通じレジリエントでセキュアなガバナンス体制を推進しています。

2024年には、サステナブルな未来社会を一層強力に切り開いていくため、KPIをいくつか見直しました。社会領域では、デジタルソリューションを提供した顧客エンゲージメント(NPI、 NPS)の向上、環境領域では、GHG排出について2040年のScope3を含めたネットゼロ、データセンターで使用する電力のグリーン化、人材領域では、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを推進するためこれまでの女性新任管理職割合に加えて女性役員割合、ガバナンス領域では、ステークホルダーとの対話をNPOにも拡大することを新たに定めることといたしました。

4つの重点領域の活動を推進し、PDCAサイクルによるサステナビリティマネジメントを行うことにより、新たな事業機会・成長の機会の創出と事業リスクの最小化を図ってまいります。これらの活動を着実に推進するため、昨年度から、GHG排出量、顧客エンゲージメント率など特に重要なKPIについて全管理職の報酬に連動させることとしています。

私たちNTTコミュニケーションズは、ICT企業として世界の皆さまからの期待に応えるため、これからも事業活動を通じステークホルダーの皆さまと協働して、驚きと感動のあるサステナブルなWell-Beingな未来社会の構築に取り組んでまいります。

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