2019年11月6日
「Software-Defined Network Service」が「Microsoft Office 365ネットワーキングパートナープログラム」の認定を取得
NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)は、SDN※による企業向けWANを提供する「Software-Defined Network Service」(以下 SD-NS)において、2019年11月、マイクロソフト コーポレーション(以下 マイクロソフト)の「Microsoft Office 365ネットワーキングパートナープログラム」の認定を取得しました。
クラウドサービスである「Microsoft Office 365」(以下「Office 365」)の利用にあたっては、頻繁に発生する「Office 365」サーバーとの通信を担うネットワークが重要です。また、お客さまのニーズによって最適なネットワークが異なってきます。
セキュリティや安定性を重視して閉域ネットワークで接続するケースもありますが、大量の通信トラフィックを効率的に扱うため、「Office 365」への通信のみをインターネットで接続するケースもあります。
「SD-NS」を利用すると、拠点内のインターネットゲートウェイを経由することなく、後者のように特定の通信のみを振り分けてインターネットへ接続することができます。なお、SDNによるオーバーレイネットワークを利用して実現するため、新たに回線を引き直す必要もなく、インターネット回線とVPN回線を柔軟に構築・管理することが可能です。
NTT Comの「SD-NS」は、このように「Office 365」利用時に最適なネットワークを提供できることや、これまでの提供実績を評価され、今回「Microsoft Office 365ネットワーキングパートナープログラム」に認定されました。
NTT Comは引き続き、「Office 365」に適した公認のネットワークサービスである「SD-NS」の提供を通じて、「Office 365」の快適なご利用を支援していきます。
(参考) 「Microsoft Office 365ネットワーキングパートナープログラム」について
「Office 365」への最適なネットワーク接続とそれによるパフォーマンスの発揮を実現するために、マイクロソフトが定めた要件を満たし、高品質のネットワークエクスペリエンスを実現するデバイスまたはソリューションに与えられる認定のことです。
(参考) 「SD-NS」について
Software Defined技術を活用したSD-WANサービスです。NTT Comの企業向けVPNサービス「Arcstar Universal One」やインターネット接続サービス「OCN」など複数の回線上で、ソフトウェア制御による柔軟なオーバーレイネットワークの構築・管理を実現することができます。
※:Software-Defined Networkingの略です。コンピュータネットワークを構成する通信機器を単一のソフトウェアによって集中的に制御し、ネットワークの構造や構成、設定などを柔軟に、動的に変更することを可能とする技術の総称です。