テレビポータル「DoTV」で雑誌立ち読みサービス「デジ×マガ」を提供開始
～日本初、リビングにいながらフルハイビジョン・クオリティで56誌をいつでも立ち読み～

NTTコミュニケーションズ株式会社（略称：NTT Com）と凸版印刷株式会社（略称：凸版印刷）は、雑誌の最新号のダイジェストをデジタルテレビで無料で読めるサービス「DoTV デジ×マガ」を平成20年4月22日から提供開始します。

1.「DoTV デジ×マガ」の特長

雑誌の最新号のダイジェストをPCのWebブラウザから“立ち読み”できるサービス「デジ×マガ」（http://digimaga.ocn.ne.jp）を、テレビ向けポータルサイト「DoTV」（http://dotv.jp）上で提供します。

（1）デジタルフルハイビジョン対応

「DoTV デジ×マガ」は、シャ－プ株式会社のデジタルフルハイビジョン液晶テレビ「AQUOS」^*1に対応します。従来は紙媒体でのみ表現可能だった繊細な質感や細かな活字を、最新のデジタルフルハイビジョン品質（1920×1080ピクセル）で忠実に再現します。

（2）豊富なコンテンツ

サービス開始時点で、扶桑社「ESSE（エッセ）」や朝日新聞出版「週刊朝日」など、31社56誌の雑誌を提供し、今後、順次拡大していきます。

（3）無料で立ち読み

「DoTV デジ×マガ」をはじめ、「DoTV」内のコンテンツは無料で利用できます。

（インターネット接続料金は別途かかります）

【画面イメージ】

3.今後の展開

NTT Comは、「DoTV」のノウハウを活用し、株式会社NTTぷららの提供する「ひかりTV」向けのサービスを検討していきます。「ひかりTV」上からオンラインショッピングを利用したり、「ひかりTV」利用者と親和性の高い映画情報の提供など、従来「ひかりTV」上にはなかった情報サービスの提供を検討します。

凸版印刷は、「デジ×マガ」の閲覧者数の拡大を目指すとともに、出版社の雑誌プロモーションや新しいビジネス展開に役立つサービスの充実化を図っていきます。

「DoTV」（http://dotv.jp）は、デジタルテレビなどからインターネットを容易に活用するためのテレビ向けポータルサイトです（平成18年6月13日開設）。天気、ニュースなどの生活情報のほかに、インターネット検索や放送中のCM情報などを無料で見ることができます。

「DoTV」ではテレビを能動的（Do）に利用することを想定していますが、よりテレビらしい受動的な利用も想定し、一定時間操作が無い場合に自動的に天気やニュースを表示させる「スクリーンセイバー」機能を提供しています。今回、「DoTV デジ×マガ」とあわせて、スクリーンセイバーでニュースを表示する際に、ニュースのテキストを自動的に読み上げる機能^*2を追加します。これにより、利用者は「DoTV」をテレビ上で表示しているだけで、さまざまな情報を画像のみならず音声からも得ることができるようになります。

「デジ×マガ」（http://digimaga.ocn.ne.jp）は、凸版印刷とNTTComがOCNサイト上に開設した、最新の雑誌情報を誌面イメージそのままに閲覧できるサイトです。

無料で雑誌の記事内容の一部（最大20ページ）が閲覧可能で、立ち読みで雑誌への興味を喚起し、書店やネット書店での雑誌販売の促進につなげます。また、雑誌の関連商品販売ページやキャンペーンページ、出版社ホームページへのリンクも出版社が自由に設定できるようにするなど、新たな読者開拓や新しいビジネスへの誘導を可能とする、国内最大の「雑誌のポータルサイト」を目指します。