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米国の海底ケーブル事業者Pacific Crossing Limitedの買収について
NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)は、日米間海底ケーブルPC-1を保有し、海底ケーブル事業を提供しているPacific Crossing Limited(以下、PCL)の全株式を取得することで、PCL株主と基本合意に達し、株式譲渡契約を締結しました。
今後、必要な監督官庁の承認など、所定の手続き完了後に、PCLの発行済全株式取得を行なう予定です。
日米間を結ぶ大容量の海底ケーブルを保有するPCLの株式を取得することで、日米間の保有ケーブル容量を更に強化し、お客さまのアジア・日本・米国間のインターネット・データトラヒック需要に応えていきます。 また、既にある日米ルートに加え、新規ルートの獲得により、日米間のインフラにおいて更なる信頼性の向上を実現していきます。
PCL、PC-1の概要は以下のとおりです。
1.PCLの概要
(1) 会社名 | :Pacific Crossing Limited |
(2) 事業概要 | :海底ケーブル販売、運用・保守 |
(3) 主要株主 | :Strategic Value Master Fund Ltd. |
(4) 保有設備 | :日米間海底ケーブル PC-1 |
2.海底ケーブルPC-1の概要
(1) ケーブル名 | :PC-1 |
(2) 総延長 | :21,000km |
(3) 設計容量 | :3.2 Tbps |
(4) 構成 | :日米間2ルートのリング構成 |
(5) 陸揚局 | :阿字ケ浦(茨城県)、志摩(三重県)、 Harbour Pointe( ワシントン州)、Grover Beach (カリフォルニア州) (別紙参照) |