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「モバイルコネクト 安否確認/一斉通報サービス」
パンデミック対応機能の更なる強化について

NTTコミュニケーションズ(略称：NTT Com)は、災害時の従業員や家族の安否確認、関係者への一斉連絡などを行うことができる「モバイルコネクト 安否確認／一斉通報サービス」に関して、新型インフルエンザなどパンデミックに対応した更なる機能強化を実施します。

1.背景

「モバイルコネクト　安否確認/一斉通報サービス(別紙1)」は平成16年4月より提供を開始し、これまでに業種・業界・規模を問わずさまざまなお客さまにご利用いただいています。先般の新型インフルエンザ発生時には、強毒性の鳥インフルエンザ発生時の想定とは異なるシナリオで事態が展開し、時々刻々変化する感染状況や政府からの指示に対し、各企業は事業維持のための臨機応変かつ迅速な対応が求められました。

今回の状況も踏まえ、安否確認一斉通報サービスでは、これまで提供していた「新型インフルエンザ用テンプレート」による感染状況確認に加え、「刻々と変化する状況への迅速な対応」、「危機管理担当者の対応負荷軽減」に対応すべく、パンデミック対応機能をアップグレードします。

2.強化する機能について(別紙2)

〔1〕従業員への柔軟な状況確認(別紙3)

新型インフルエンザ発生時は、変化する状況に合わせ、柔軟に状況確認を行うことが重要です。そのため、従業員への質問項目や選択肢を危機管理担当者のPCや携帯Webから必要な都度、自由に編集可能にする機能を追加します。この機能により、健康状態の確認だけではなく、海外渡航予定など各企業で必要な質問項目を設定でき、各拠点での迅速な状況把握を実現します。

また、本機能は自然災害やパンデミックなど緊急時の利用に限らず、日常時の従業員へのアンケートなど幅広い用途にも利用可能です。

〔2〕定期的な状況確認のための自動システム受付開始機能(別紙3)

新型インフルエンザ蔓延時には、感染者の特定や出社可否の確認のために、出社前の従業員の健康状態を毎日、継続的に把握することが重要となります。

通常、上記作業を実施するためには、システムに健康状態の登録を受付可能とする設定が都度必要となりますが、本追加機能によりその作業を自動化することができます。その結果、危機管理担当者の日々の作業負荷が軽減されます。

〔3〕 検索機能の増強と従業員への二次通報(別紙4)

感染拡大防止や事業継続のため、迅速且つ確実に感染者・非感染者を把握することも重要です。そのため、「感染状況」などの回答内容での検索機能を追加し、「所属組織・勤務地・役職などの属性情報」と組み合わせてよりきめ細かな従業員検索を可能とします。

また、上記検索機能により抽出された対象者に対し、新たな情報連絡や指示を行う機能(二次通報)も提供し、次のアクションを強力にサポートします。

(利用例)

3.提供開始時期

4.「Interop TOKYO 2009」への出展について

平成21年6月10日～12日に幕張メッセにて開催される「Interop TOKYO 2009」において、本サービスのデモンストレーションを行います。