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法人向けスマートフォン連携ソリューションにおける
コネクサス・モバイル・アライアンスとの協業について
NTTコミュニケーションズ(以下NTT Com)は、アジア・太平洋地域の携帯電話事業者アライアンス「コネクサス・モバイル・アライアンス*1(Conexus Mobile Alliance、以下コネクサス)」とグローバルな環境で社内業務アプリケーションを利用できるスマートフォン連携ソリューションを共同で提案・販売していくことで合意し、本日より販売活動を開始します。
1.協業の背景
企業活動のグローバル化に伴い、グローバル規模でICTを活用し、いつでもどこでもオフィスにいるのと変わらないビジネス環境を実現することがより重要になってきています。その中でスマートフォンの機能を最大限に活用したソリューションに注目が高まっています。
NTT Comではこれまでいつでもどこでも、安心便利に業務ができるICT環境を提供する「BizCITY」コンセプトを実現し、Webメール、スケジューラーなど各種グループウェア機能をクラウド型で提供するサービス「グローバルメッセージング*2」にてMicrosoft Exchange®をベースとしたスマートフォン連携の機能を提供してきましたが、今回アジア各国でスマートフォンを提供するコネクサスと協業することで、日本国内だけでなく現地のお客さまの利用環境に即した最適なスマートフォンやお得な料金プランの選定などきめ細かく、迅速にコンサルティングすることが可能となり、アジアで事業を展開するお客さまにより利便性の高いサービスを提供します。
2.販売開始時期
平成21年11月17日
3.今後の予定
今後は共同でマーケティング活動を行うことで、それぞれのビジネスを活性化させていき、企業のお客さまへICT環境やさまざまな利用形態に応じたソリューションを提供します。また、各国内での連携の強化を図っていきます。
4.コネクサスの提供地域
日本、グアム、北マリアナ諸島、韓国、台湾、フィリピン、香港、マカオ、タイ、シンガポール、インドネシア、インド、ベトナム
11社の加盟事業者を有し、13の国・地域において2億4千万人超(平成21年9月時点)の契約者を有する、国際ローミングおよび法人向けサービスの分野で事業協力を進めることを目的として結成されたアジア・太平洋地域最大級の携帯電話事業者アライアンスです。
[加盟事業者]・Bharat Sanchar Nigam Limited(インド)
・Far EasTone Telecommunications Co., Ltd.(台湾)
・Hutchison Telecommunications(Hong Kong)Limited(香港)
・PT Indosat Tbk(インドネシア)
・KT Corporation(韓国)
・Mahanagar Telephone Nigam Limited(インド)
・株式会社NTTドコモ(日本)
・Smart Communications, Inc.(フィリピン)
・StarHub Ltd(シンガポール)
・True Move Company Limited(タイ)
・Vietnam Telecom Services Company(ベトナム)
*2:グローバルメッセージング(Hosted Exchange)重要なビジネスコミュニケーションツールであるメール機能について、NTT Comのデータセンターでホスティングすることにより、アジア各国や各オフィスに散在するお客さまメールサーバーを統合することが可能です。Microsoft® Exchangeをベースとし、通常のメール機能に加えて、クラウド型Webメールとしてもご利用頂けます。また、スケジューラー、ファイル管理、社内施設予約などの各種グループウェア機能も提供します。これら機能をクラウド型でご利用いただくことにより、ICT管理コストを削減するとともに、初期導入にかかるコストを押さえつつ、高信頼で安定した サービスの利用が可能になります。
基本的なメッセージングサービスはもちろん、ファイアウォールやインターネット接続などのネットワークサービス、携帯端末からのリモートアクセスサービスなど、データセンターにおけるホスティング環境を柔軟に構築することが可能です。