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日中米間を結ぶ光海底ケーブル「Trans-Pacific Express」における
日本発中国向けルートの運用開始について
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、各国主要キャリアと共同で建設を進めてきた日本・中国大陸・韓国・台湾・米国間を結ぶ大容量光海底ケーブル「Trans-Pacific Express」(略称:TPE)の日本から中国大陸・韓国・台湾をつなぐルートの運用を開始します。
本TPEケーブルは、既に第1フェーズとして中国大陸・韓国・台湾と米国間のダイレクトルートについて、運用を平成20年9月30日に開始しています。このたび第2フェーズとして、日本発中国大陸・韓国・台湾向けルートの建設を完了し、運用を開始します。
NTT Comは、本ルートの運用開始により、日本・中国を含むアジア地域内通信のケーブルルートおよび陸揚げ局まで含めた冗長化を確保し、より信頼性の高いサービスを提供します。具体的には、本ケーブルをArcstarグローバルIP-VPN*1およびグローバルTier 1*2 IPバックボーンを利用した「グローバルIPネットワークサービス」のバックボーンへの活用を進めてまいります。
【TPEの概要】
・ | 名称: | Trans-Pacific Express Cable Network | |
・ | 総延長: | 約18000km | |
・ | 容量: | 最大5.12Tbps | |
・ | 経由地: | 日本・中国大陸・韓国・台湾・米国(別紙:ケーブルルート図) | |
・ | 建設協定参加企業: | ||
日本: | NTT Com | ||
中国大陸: | China Telecommunications China United Telecommunications |
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韓国: | KT Corporation | ||
台湾: | Chunghwa Telecom | ||
米国: | AT&T Verizon Business |
*1:ArcstarグローバルIP-VPN
159の国と地域で提供中の企業向けネットワークサービス。
*2:Tier1
インターネットの品質を上流のプロバイダーに頼らずに、自らコントロールできる世界規模の広帯域IPバックボーンを保有するISPグループのこと。