「マルチロケーション・ディザスタ・リカバリ・ソリューション」
における香港拠点の追加について
~グローバルBCP対策のさらなる強化~
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、お客さまのサーバ機器などにある重要なデータを遠隔地のデータセンターへ複製・保管を行う「マルチロケーション・ディザスタ・リカバリ・ソリューション(以下、MDR)」に新たに香港拠点を追加し、2012年1月より提供します。
日本と香港間のMDRの利用料金は国内拠点間と同一で提供します。また、日米欧亜共通のセキュリティポリシーにより、グローバル規模で統一したシステム運用を実現します。
1.背景
2011年3月11日に発生した東日本大震災により、自然災害や事故などの不測事態に備え、新たにグローバル規模でBCPを策定するお客さまが増えています。
グローバルBCPソリューションである「MDR」は、東日本大震災以降も多くのお客さまから引き合いをいただいていますが、特にアジア地域でのBCPニーズの高まりを受けて、新たに香港拠点を追加します。
2.サービス概要・特長
お客さまのサーバ機器などにある重要なデータを遠隔地のデータセンターへ複製・保管を行うサービスです。ストレージ容量は、標準1.5TB(データ圧縮時、実効6TB相当)で提供します。オプションで、ミラーリングサービスもご選択可能です。
(1)世界13拠点にて重要データの複製・保管が可能
香港拠点の追加により、提供中の日本・アメリカ・ヨーロッパを含めた世界13拠点間にてグローバル規模のBCPを実現し、アジア地域に進出している日系企業だけでなくアジアを拠点としてビジネスを展開している企業の事業継続をサポートします。(別紙1)
(2)世界中を統一したセキュリティポリシーで運用
日本・アメリカ・ヨーロッパ・アジア共通のセキュリティポリシーにより、グローバル規模で安心・安全なシステム管理を実現します。
(3)高いコストパフォーマンス
ストレージ機器、回線、運用をセットで提供することにより、月額料金のみで利用することが可能です。また、新たに追加した香港拠点と日本拠点間のサービスは、国内拠点間と同一料金で提供します。
3.提供料金
香港拠点で物理容量1.5TB(データ圧縮時、実効6TB相当)利用の場合
初期料金 無料
月額料金 126万円/月(税込)
※ 実効容量はデータ種別によって異なる場合があります。
※ 上記価格の提供条件は別紙2の通りです。なお、提供条件や為替変動により価格は変更になる場合があります。
4.提供開始時期
2012年1月
※利用申込は、2011年10月4日より受付開始