ITサービスマネジメントシステム国際認証規格「ISO20000」
コロケーションサービスの認証拡大取得について
NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)は、ITサービスマネジメントシステムの国際認証規格である「ISO/IEC20000‐1:2005 / JIS Q 20000-1:2007」(*1)について、従前の認証範囲(「ホスティングサービス」、「プライベートネットワーク保守サービス」)の登録に加え、2011年3月17日、横浜第1データセンターにおいてコロケーションサービスの認証拡大を取得しました。
この認証はITサービスマネジメントフォーラム(itSMF(*2))および財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)から認定を受けたBSIマネジメントシステムジャパン株式会社によるものです。
1.背景
NTT Comでは、データセンターサービスの信頼性の確保を第一に考え、従来から、情報セキュリティの確保に向けたISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)の取得、品質確保に向けたISO9001(品質マネジメントシステム)の取得、SOX法対応における内部統制にむけた18号報告書(監査基準委員会報告書第18号)の取得、また、個人情報保護に向けプライバシーマーク認証を取得し、品質・安全・信頼面において万全の対策を実施してきております。
このたびの「ISO20000」の「コロケーションサービス」への認証拡大により、認証登録済みサービスとともに、基盤レイヤから上位レイヤまでのトータルな領域で、運用プロセスの継続的な改善、品質向上に徹底的に取り組み、お客さまにご満足いただけるICTアウトソーシングサービスの提供を引き続き行ってまいります。
2.概要
認証の概要について
・認証登録範囲 | :下記サービスの提供をサポートするためのITサービスマネジメントシステム 1.ホスティングサービス 2.プライベートネットワーク保守サービス 3.コロケーションサービス(横浜第1データセンター) ※今回取得 |
・認証登録番号 | :ITMS 545234 |
・認証登録日 | :2011年3月17日 |
関連リンク
国際標準化機構(ISO)が定めた規格であり、ITサービスマネジメント(ITSM)に関する英国規格BSI 15000を範としている国際規格、組織の「ITサービスマネジメント」が適切に実施されている事を第三者機関が審査・認証するもの。
itSMFは、1980年代後半に英国政府のOGC(the Office of Government Commerce)が作成した情報システムの運用管理基準(ITIL®)の普及促進を目的として、英国で1991年に非営利団体(NPO)として設立された会員制ユーザ・フォーラムです。現在、itSMFは欧米を中心に全世界で活動を展開しており、itSMF Japanはアジアで最初のitSMFとして2003年5月に設立されました。