NTT Comのデータセンターサービスが
事業継続性に関する国際規格「ISO 22301」の認証を取得
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、データセンター(コロケーションサービス)の運営・維持管理業務について、事業継続マネジメントシステムの国際規格「ISO 22301:2012(*1)」の認証を2012年12月20日に取得しました。
NTT Comのデータセンターサービスでは、これまで、情報セキュリティの確保に向けた「ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)」、サービス品質確保に向けた「ISO9001(品質マネジメントシステム)」、運用品質確保に向けた「ISO20000(ITサービスマネジメントシステム)」、個人情報保護に向けたプライバシーマーク認定などを取得し、品質・安全・信頼面において万全の対策を実施してきました。今後も、事業継続マネジメントの継続的な改善活動を通し、事業継続力の向上に努め、これまで以上にお客さまが安心して利用できるサービスを目指します。
1.認証取得の背景
近年、社会活動や企業活動においては、災害発生時に備え事業継続性を高めるニーズが急速に高まっています。このため、NTT Comでは、災害など事業継続を脅かす不測の事態発生時において、重要な影響を回避するだけでなく、サービス状況をお客さまにタイムリーに伝えるなど、東日本大震災等の経験を生かした万全な体制を構築しました。この取組みが第三者機関により評価され、「ISO 22301:2012」の認証を取得しました。
2.認証の概要
・認証規格 | :ISO22301:2012 |
・認証登録範囲 | :データセンター(コロケーションサービス)の運営、維持管理業務 |
・認証登録番号 | :BCMS 591744 |
・認証機関 | :BSIグループジャパン株式会社 |
・認証登録日 | :2012年12月20日 |
関連リンク
- データセンター
- 2009年4月16日ニュース:ITサービスマネジメント国際規格「ISO/IEC20000-1:2005」の認証取得について
- 2011年4月 7日ニュース:ITサービスマネジメントシステム国際認証規格「ISO20000」コロケーションサービスの認証拡大取得について
*1:ISO 22301(BCMS)
国際標準化機構(ISO)が、事業継続マネジメントシステム(Business Continuity Management System)について、定めた国際規格。組織の重要な製品またはサービスに重大な影響を与えるインシデント(災害など)の発生の際に、「事業を継続する」ために必要な企業活動が適切に実施されていることを第三者機関が審査・認証するもの。