2013年5月22日
インドにおいて8番目となる
「インド バンガロール 2 データセンター」の建設開始について
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、データセンター関連サービスを提供しているグループ会社Netmagic Solutions Private Limited(ネットマジック・ソリューションズ社、本社:インド ムンバイ、CEO:Sharad Sanghi、略称:Netmagic社)を通じて、2013年5月22日に、インドにおいて8番目となる「インド バンガロール 2 データセンター」の建設を開始します。
本データセンターは、バンガロールの工業団地「エレクトロニック・シティ」*1にて、サーバールーム面積約4,600㎡を確保しており、2013年12月よりサービスの提供を開始する予定です。これにより、NTT Comグループがインドで展開するデータセンターのサーバールーム総面積は、約1.5倍に拡大します。
1.背景
経済成長著しいインドにおいて、経済センターの一つであるバンガロールは、国内外のIT企業や製造業、流通業など企業進出が加速しており、それに伴いデータセンターサービスの需要が急速に拡大しています。
NTT Comは、Netmagic社を通じてインドのデータセンターサービスを提供しており、現在バンガロール、ムンバイ、ノイダ、チェンナイに7つのデータセンターを展開していますが、さらなるお客さまの要望にお応えするため、バンガロールの工業団地「エレクトロニック・シティ」内に新たなデータセンターの建設を開始することとしました。
2.特長
(1) 高い拡張性と信頼性を備えた大規模データセンター
本データセンターは、サーバールーム面積約4,600㎡(約2,000ラック相当)を予定しており、お客さまのシステム拡張への柔軟な対応が可能です。また、電力・空調・通信設備の冗長化やセキュリティの充実などにより、信頼性の高いデータセンターサービスを提供します。
(2) データセンターに接続するネットワークサービスを複数キャリアの中から選択可能
データセンター内に複数の通信事業者の通信設備(POP)を備えており、お客さまは自由にネットワークサービスを選択できます。例えば、災害や故障発生時におけるBCPの観点から、複数の通信事業者のネットワークサービスを利用して冗長化を図るなど、データセンターに接続するネットワーク環境を柔軟に構築できます。
(3) ITILなど国際認証規格に準拠した先進の運用体制
本データセンターでは、ITシステム運用管理の包括的ガイドラインであるITIL(Information Technology Infrastructure Library )に基づく運用のほか、国際認証であるISO 27001 ISO 9001 ISO 20000-1などに準拠した運用体制で安全かつ効率的なサービスを提供します。
<インド バンガロール 2 データセンター 外観予定図>
(参考)Netmagic社について
Netmagic社は現在従業員約700名を擁し、1998年の会社設立以降15年間にわたりインドでコロケーションサービスやクラウドサービスを提供する、インドにおける業界のパイオニアです。1,200以上の企業に対する高品質のサービスへの評価は高く、Frost & Sullivan社のインド「Data Center Service Provider of the Year 2011」などを獲得しています。
関連リンク
*1: バンガロール近郊の、IT企業などの入る優遇措置の行き届いた主な工業団地のひとつ