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NTTコミュニケーションズ(略称：NTT Com)は、世界32カ国において音声・Web・テレビ会議などのコラボレーションサービスを提供しているArkadin International SAS(本社：フランス　パリ、CEO：Olivier de Puymorin、略称：アルカディン社)の発行済み株式91.2％^*1の取得について、2013年8月5日にAXA Private Equity(略称：AXA)を含む主要株主と基本合意に達し、確定的申込み(Binding offer)を行いました。これを受けて、アルカディン社による労働者評議会への通知後に、最終的な株式買取契約の締結を予定しています。^*2

1.背景

NTT Comは、「Global Cloud Vision」のもと、お客さまのICT環境のクラウド化を契機として、通信事業者ならではのグローバルトータルICTアウトソーシングサービスを推進しています。その一例として、クラウド型のユニファイドコミュニケーションサービス「Arcstar UCaaS」や音声会議サービス「Arcstar Audio Conferencing」、Web会議サービス「Arcstar Web Conferencing」、ビデオ会議サービス「Arcstar Video Conferencing」などにより、企業内のコミュニケーションツールを統合することで、お客さまのコスト削減や業務の効率化に貢献してきました。

アルカディン社は、世界32カ国において、グローバル企業から中小企業まで約3万7,000社のお客さまに対して、音声会議サービスやビデオ会議サービス、ユニファイドコミュニケーションサービスなど幅広いラインアップのソリューションを提供し、会議系サービスの専業事業者として世界で3位のシェアを誇る会社です。本出資後もアルカディン社経営陣は少数株主として、更なる成長を目指します。

NTT Comは、今回の株式取得により、アルカディン社が保有するグローバルシームレスなお客さま対応力とサービス提供基盤などを活用し、会議系サービスのグローバル展開を加速するとともに、ユニファイドコミュニケーションを中心としたトータルソリューションの提供力を強化していきます。

2.株式取得の概要

(1)予定取得比率：発行済み株式の91.2%

3.アルカディン社の概要