2014年6月13日
会議系サービス「Arcstar Conferencing」の
グローバル展開と新機能の追加について
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、2014年6月、会議系サービス「Arcstar Conferencing」の新機能を追加するとともに、海外での販売を開始します。まず香港・マレーシアから販売を開始し、順次、米国・欧州・APAC地域へとグローバルに展開していきます。
1.Arcstar Conferencingの特長
現在、NTT Comでは、「Video Conferencing (ビデオ会議)」、「Web Conferencing (Web会議)」、「Audio Conferencing (電話会議)」などの会議系サービス「Arcstar Conferencing*1」を提供しています。これらのサービスは、外出先や出張先などでも、場所を問わず映像や資料共有による多様なコミュニケーションを可能にすることで、効率的な情報共有や意思決定の迅速化とコスト削減などに活用されています。
2.新機能について
今回、新たに2つの新機能の提供を開始します。
(1) Web会議サービスと電話会議サービスの連携機能
Web会議サービスは、会議資料を簡単な操作で参加者全員のパソコンやモバイル端末に表示し、音声で通話しながら、その場で資料の修正や確認ができるサービスです。音声については主にインターネット回線を使ったIP電話(VoIP)を利用しますが、新たにより高品質なPSTN*2回線を利用した音声会議サービスを選択可能とし、さらにクリアな音声で会議を行うことができるようになりました。これによって、インターネット環境が十分に整っていない国や地域とのWeb会議においても、快適にコミュニケーションを取ることができます。
(2) 電話会議サービスにおけるコンシェルジュ機能
会議に接続できないお客さま向けのオペレーターによるオンライン接続サポートや、参加者の呼出し・ミュート操作などの使用方法を、お客さまがご利用の言語でリアルタイムにサポートするコンシェルジュ機能を追加します。ご利用の電話機の「*0」を押すだけで、オペレーターがお客さまのトラブルを解決します。
3.今後のグローバル展開
NTT Comは2014年1月に、世界32ヵ国で約3万7,000社に音声・Web・テレビ会議などのコラボレーションサービスを提供し、会議系サービスの専業事業者として世界で3位のシェアを誇るArkadin International SAS(本社:フランス、パリ、CEO: Olivier de Puymorin、略称:アルカディン社)をグループに加えました。NTT Comは、アルカディン社のサービス提供基盤や、多言語による会議系サービスのサポート力を採り入れながら、香港・マレーシアから海外での「Arcstar Conferencing」の販売を開始し、以降グローバル市場に拡大していきます。
NTT Comは、今後も会議系サービスを中心とした新しいトータルコミュニケーションサービスをグローバルに提案していきます。
関連リンク
- Arcstar Conferencing
- ‐Video Conferencing(ビデオ会議)
- ‐Web Conferencing(Web会議)
- ‐Audio Conferencing(電話会議)
- ‐Event(オンラインイベント)
*1:「Arcstar Conferencing」は、お客さまの利用シーンに合わせて「Video Conferencing (ビデオ会議)」、「Web Conferencing (Web会議)」、「Audio Conferencing (電話会議)」、「Event (オンラインイベント)」の4サービスを提供しています。
*2:PSTN(Public Switched Telephone Networks):公衆交換電話網、一般の加入電話回線ネットワーク