2014年7月2日
ワンストップICTマネジメントサービス
「Global Management One」の日本語サービス提供開始について
~グローバルに高品質なICTマネジメントを実現~
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、企業がグローバルに展開するICT環境を運用するワンストップICTマネジメントサービス「Global Management One」について、2014年4月より英語でのサービス提供を行ってきました。このたび、2014年7月より日本語でのサービス提供を開始し、日系企業をはじめとしたより多くの企業へのサポートを展開していきます。
1.概要
「Global Management One」のサービスポートフォリオは、アプリケーション、クラウド、オンプレミス環境、ネットワークを含むICT環境全体を網羅しており、お客さまのご要望に応じた最適なソリューションを提供することが可能です。NTT Comのサービスはもちろん、他社のサービスもその対象に含むことを特徴としています。ITサービスマネジメントのベストプラクティスであるITIL*1に準拠し、監視、トラブル復旧、原因究明、対策検討、変更管理などのトータルオペレーションサービスを実現します。
また、グローバル均一のサービス・品質・料金を実現することで、グローバルに企業活動を展開するお客さまを支援します。
<豊富なサービスメニュー>
2.特長
(1) コスト削減を実現
システム運用実績が豊富なNTT Comグループのエンジニアが持つ高い技術力と、グローバルに展開するオペレーションセンタによって、お客さまのICT環境を運用します。
お客さまのICT管理業務を軽減し、運用フローの最適化、自動化、効率化を推し進めることで、平均約30%の運用コスト(TCO)削減を実現します。
(2) 統合ポートフォリオをモジュール化
ビルディングブロックモデルにより、お客さまの用途やICT環境に応じてメニューを選択し、組み合わせることでカスタマイズが可能です。アプリケーションから、クラウド、ネットワークまでを、お客さまが利用している他社サービスも含めEnd-to-Endに網羅します。
(3) 自動化による効率化
運用プロセスの自動化を徹底し、検知から復旧までの対応スピードを速め、MTTR(Mean Time To Repair)を削減しています。また、ヒューマンエラーが削減されるため、全体の運用管理品質の向上も実現しています。
なお、自動化プラットフォームには海外での多くの運用実績を持ち、グローバルマーケットで高い評価を受けているIPsoft社*2のツールを使用しています。 NTT Comが日本で唯一IPsoft社とパートナーリングをしており、最先端のプラットフォームで日本語でのマネジメントサービス提供を可能にしました。
(4) お客さまにおけるリソースの最適化
「Global Management One」は、お客さまのシステム部門における稼働やコストの負担を軽減します。その結果、社内の貴重なリソースを、新たなビジネス機会の創出などの戦略的な業務へ割り振ることに貢献します。
(5) 柔軟な契約・課金体系
グローバルに対応可能な契約・課金体系を用意しており、お客さまのビジネスニーズに柔軟に応えることができます。
関連リンク
Global Management One
*1: Information Technology Infrastructure Libraryの略。ICTサービスの運用・管理におけるベストプラクティス、ノウハウをまとめた書籍群。英国規格であるBS15000のベースとなっており、業界標準として認知されている。
*2:米国に本社を持ち、グローバルに展開する、マネージドサービスおよびPaaSプロバイダ。 http://www.ipsoft.com/