2016年1月7日
会議系サービス「Arcstar Conferencing」の機能を拡充
~テレビ会議におけるインターネットの利用と、ビデオ会議におけるVPNの利用を可能に~
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、会議系サービス「Arcstar Conferencing」において、2016年1月7日より、次の機能拡充を順次行います。
(1) テレビ会議のインターネット対応
テレビ会議専用端末と専用のネットワークを利用し高品質な映像会議を提供する「TV Conferencing (テレビ会議)」について、外出先などのインターネット回線からの参加を可能にします。
(2) ビデオ会議のVPN対応
高品質の映像会議をマルチデバイス*1で実施できる「Video Conferencing (ビデオ会議)」について、セキュアな企業向け閉域網(VPN)である「Arcstar Universal One」からの利用を可能にします。
1.各機能の詳細
(1) テレビ会議のインターネット対応
「TV Conferencing (テレビ会議)」は、テレビ会議専用の端末および専用のネットワークを使用することで、高品質な映像会議を提供するサービスです。そのため従来は専用の設備がない外出先からの参加や他社からの参加はできませんでした。このたび新たに、インターネット回線を利用したマルチデバイス*1の参加を可能にすることで、外出先の社員も含めた会議の実施ができるようになりました。
これにより、社外も含めた通常の会議ではインターネット回線からの参加も実施し、機密性や品質を重視する役員会議は専用ネットワークのみを利用するといった使い分けも可能です。
(2) ビデオ会議のVPN対応
「Video Conferencing (ビデオ会議)」は、インターネットへの接続環境があればマルチデバイスで会議に参加することができるサービスです。このたび新たにArcstar Universal Oneゲートウェイを設けることによって、企業向けVPN「Arcstar Universal One」を通したよりセキュアで安定したサービスの利用を選択することが可能になりました。
既に「Arcstar Universal One」をご利用いただいているお客さまは、インターネットの帯域を増加することなくビデオ会議を利用することが可能になり、効率的に回線を活用することができます。
2.利用料金
(1) テレビ会議のインターネット対応
月額 400,000円(税抜)~
「TV Conferencing (テレビ会議)」の契約・利用料金に加え、「Web Conferencing (Web会議)」の契約・利用料金(1IDあたり月額13,000円×5ID~)が必要です。詳細はNTT Com営業担当者にお問い合わせください。
(2) ビデオ会議のVPN対応
NTT Com営業担当者にお問い合わせください。
3.提供時期
(1) テレビ会議のインターネット対応
2016年1月7日提供開始
(2) ビデオ会議のVPN対応
2016年1月7日受付開始 2016年4月提供開始予定
4.今後の展開
NTT Comはこれまでにも、「Arcstar Conferencing」の利便性を高めるため、対応する回線の追加などの機能追加を実施してきました。今後も、会議系サービスはグローバルで利用できる機能拡充を推進し、お客さまのニーズにフレキシブルに対応できるように、サービスの向上に努めます。
また、会議系サービスだけでなく、ユニファイドコミュニケーションサービス「Arcstar UCaaS」との連携も進め、同サービスから「Arcstar Conferencing」の各種会議系サービスを起動できる機能などを順次提供する予定です。
お客さまが、利用するサービスの違いを意識することなく、シームレスに、いつでもどこでも、使いたいコミュニケーション手段を使うことができる環境の実現に貢献していきます。
(参考:「Arcstar Conferencing」)
「Arcstar Conferencing」は、NTT Comが提供する会議系サービスブランドです。
・Audio Conferencing (電話会議) | :電話機だけでも簡単に実施可能。 |
・Web Conferencing (Web会議) | :Webブラウザベース。資料の共有・編集が簡単で、安価。 |
・Video Conferencing (ビデオ会議) | :高品質の映像会議をマルチデバイスで利用可能。 |
・TV Conferencing (テレビ会議) | :専用端末と専用ネットワークによる映像品質重視のサービス。 |
・Event (オンラインイベント) | :一対多の情報発信に最適。 |
を提供しています。
*1: パソコン、スマートフォンやタブレット端末。
*2: Web Conferencingとの接続が必要。