2016年2月15日
NTTコミュニケーションズ、Atlas社の直接子会社化により
グローバルマネージドサービスを強化、
同時にAtlas社の社名をNTT Com Managed Servicesへ変更
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、子会社のNTT Europeが100%保有するAtlas Information Technology, S.A.(略称:Atlas社、本社:スペイン)の株式を全て買取り、2016年4月1日より、Atlas社を直接子会社化いたします。また同時に、Atlas社の社名を「NTT Com Managed Services」に変更いたします。
これまで欧州を中心に各種アプリケーションやクラウドのマネージド(運用・管理)サービスを提供してきたAtlas社の能力・経験をNTT Comグループ全体に取り込み、同サービスを北米やアジアへも積極的に展開していきます。
1.背景・概要
企業のグローバル化やM&Aの増加、事業部門による自由なITサービスの活用、クラウドサービス浸透やガバナンス強化を目的とするシステム統合トレンドなどにより、ネットワークからサーバー/クラウド、アプリケーションの運用・保守までワンストップかつ国内外シームレスなマネージドサービスに対する需要が高まっています。
NTT Comは、これまでネットワークやデータセンター、クラウドサービスを中心としたマネージドサービスを提供しておりますが、サービス範囲のアプリケーション領域への拡大やグローバル展開の加速が必要です。一方、ミドルウェア、特にデータベースのマネージドサービスを強みとするAtlas社は、NTT Europeの子会社として、アプリケーションを含む広範な範囲のICTマネージドサービスを、欧州を中心に展開していました。
NTT Comは、Atlas社の直接子会社化により、Atlas社が持つアプリケーション領域の上位系マネージドサービスの提供能力をNTT Comグル―プ全体に取り込み、提供中の統合マネージドサービス「Global Management One」を中心としたマネージドサービスの高付加価値化を更に進めます。
2.Atlas社概要
- 会社名 : Atlas Information Technology, S.A.
- 所在地 : スペイン バルセロナ
- 設立年 : 2000年
- 代表者 : Damian Skendrovic, CEO
- 従業員数 : 115人
- 事業概要 : 欧州を中心に、アプリケーションマネジメント、 RIMサービス等を提供
3.株式取得概要
- 売主 : NTT Europe
- 買主 : NTT Com
- 対象株式 : Atlas社の発行済株式100%(901,520株)
- 実施時期 : 2016年3月末(予定)