2016年6月30日
レオパレス21入居者向けサービス「LEONET」がリニューアル! NTT Comはサービス基盤を刷新し、ハイブリッドクラウド環境を一元提供
〜映画・音楽・ゲームなどの配信や利用者管理などを含む、システム基盤全体を一元運用〜
NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:庄司哲也、以下 NTT Com)は、株式会社レオパレス21(本社:東京都中野区、代表取締役社長:深山英世、以下 レオパレス21)が7月1日より提供開始する新しい「LEONET」のサービス基盤を、コンテンツ配信、ユーザー管理などのアプリケーション、クラウド、ネットワーク、そしてそれらの一元運用までを組み合わせたトータルソリューションとして提供します。
これにより、「レオパレス21」の全国56万戸の入居者は、お部屋でしか受けられなかったサービスを外出先で利用したり、大容量・高画質コンテンツを快適に楽しむことができます。また、アパート運営管理会社である「レオパレス21」は、新しいLEONET基盤上において、サービスの運営・管理や新規追加などを迅速かつ柔軟に対応することが可能となります。
1. 背景
2002年より、旧LEONETのサービスプラットフォームとして、データセンターやOCNなどを提供してきましたが、今回LEONETが新たに高画質・高品質なビデオ・オン・デマンドサービスなどを導入するにあたり、今後新たなサービスの追加が簡単に実現でき、またより強固で大容量のコンテンツをストレスなく快適に入居者へ提供できる環境の構築として、ネットワーク基盤、コンテンツ配信基盤、そしてユーザを円滑に管理できる運営システムの刷新をNTT Comのソリューションで実現する運びとなりました。
2. 新しいLEONETの概要・特長
独自コンテンツからオープン化へ。スマートデバイスの普及、ライフスタイルの多様化などに伴い、入居者各々にあったコンテンツが提供できる環境を新たに構築。
<レオパレス21が提供するLEONETの主な機能>
- 「Android TV」(TSUTAYA movieなど)
- 「LEONET TV」(ビデオ・オン・デマンドなど)
- 普段の生活をサポートする「LEONETマイルーム」(天気・ゴミ回収・契約情報など)
<NTT Comが提供するソリューション内容>
1) ハイブリッドクラウドを使ったLEONET新基盤
2) 全国の物件をつなぐ通信回線
3) ネットワークからシステムまでの一括運用・監視
<NTT Comのソリューションがもたらす効果>
- 快適なインターネットライフ
:マルチデバイス対応により、おうちでも外出先でもLEONETサービスへアクセスが可能 - サービスの増減にも柔軟・迅速に対応
:クラウド活用により、ビジネスの拡大に合わせたスケールコントロールを柔軟かつスピーディに実現 - 迅速なサービス開発
:API*1連携により、LEONET基盤と外部サービスを簡易につなぐ環境を構築することで、スピーディなサービス開発を実現 - 入居者/複数サービスの一括管理
:複数のサービスや、入居者の出入りなども、煩雑な手間なく一括に管理することが可能
<図①:サービス提供イメージ>
3. 提供開始日
2016年7月1日
今後も、NTT Comのお客さまはもちろん、お客さまのビジネスを支える安心・安全な基盤提供・運営をさまざまな業種・業界にも展開していきたいと考えています。
*1:API(Application Programming Interface):ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様。ソフトウェア開発の際、いちから全てを作るより、APIを利用することで、もともとあるプログラムを呼び出して、その機能を組み込んだソフトウェアを簡易に開発することができる。
2016-R067