2016年10月20日
日経BP社主催「ITpro EXPO 2016」においてNTTコミュニケーションズの「IoT x AI Deep Learningによるデータ分析」が「ITpro EXPO AWARD大賞」を受賞
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、日経BP社が2016年10月20日に発表した「ITpro EXPO AWARD 2016」において「IoT x AI Deep Learningによるデータ分析」で「ITpro EXPO AWARD大賞」を受賞しました。NTT Comは、ディープラーニング※1(深層学習)によるデータ分析技術について、三井化学株式会社様や日本カーソリューションズ株式会社様などとの共同実験やその効果につきデモの展示を行いました。
NTT Comは、NTTのAI関連技術corevo※2におけるディープラーニングを活用し、企業のお客さまが持つ映像、センサーデータなどを解析し、IoTなど、当該お客さま事業に活かすための共同実験・商用提供を進めています。本取り組みとして、化学プラントの製造工程での製品の品質予測やドライブレコーダーデータの解析による危険運転の自動検出、データセンター電力コスト削減のためのデータセンター内温度の予測の実験に成功しています。
NTT Comは引き続き、お客さまの事業拡大や変革に、柔軟かつ俊敏に対応できる「IoT×AI」を活用したICTソリューションを提供していきます。
<選出内容>
NTTコミュニケーションズ「IoT x AI Deep Learningによるデータ分析」
<「IoT x AI Deep Learningによるデータ分析」の主な取り組み>
(1) 化学プラントでのガス製造の際にAIを使用して製品品質を予測することに成功
(2) ドライブレコーダーの映像・センサー情報を分析し、危険運転の自動検知に成功
(3) データセンター内温度の高精度な予測に成功
<特長>
- 時間的に変化するデータの解析
- 映像およびセンサーデータといったマルチモーダル※3データを対象とするディープラーニング
- 工場、車両、データセンター等分野ごとのデータ解析
(参考) 「ITpro EXPO AWARD 2016」
ITpro EXPO AWARDについての詳細情報はhttp://corporate.nikkeibp.co.jp/information/newsrelease/20161020.shtmlをご覧ください。
※1 深層学習と呼ばれる多層構造のニューラルネットワーク。従来型の機械学習と異なり、自動的に物事を解釈するために必要となる特徴・要素を抽出することが可能。人工知能(AI)の発展におけるブレークスルーとして注目されている。
※2「corevo」は日本電信電話株式会社の商標です。
※3 複数のインターフェースを持つデータのこと。本件の場合は、ドライブレコーダーに記録されている映像データと各種センサーデータを指す。
本件に関するお問い合わせ先
2016-R103