NTTコミュニケーションズ株式会社(以下：NTT Com)が、カンボジアにおいてグローバルネットワークやクラウドサービスを提供した、ミネベアミツミ株式会社(本社：長野県北佐久郡、代表取締役 社長執行役員　貝沼 由久、以下：ミネベアミツミ)の高効率LED街路灯導入事業が、2017年2月にカンボジアの環境省より、電力低減への貢献による環境貢献を評価され、環境大臣賞を受賞しました。

ミネベアミツミは、2015年6月30日、日本の環境省による「平成27年度から平成29年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(リープフロッグ型発展の実現に向けた資金支援事業のうち二国間クレジット(Joint Crediting Mechanism, JCM)制度を利用したプロジェクト設備補助事業)」について、カンボジアにおける無線ネットワークを活用した高効率LED街路灯導入事業者として同国初のプロジェクト採用を受けました。その中で、LED照明への切り替えおよび無線調光による効率化により、従来の照明(HID(High Intensity Discharge)照明)と比較して、70%^※1の温室効果ガス排出量の削減率を実現しました。

NTT Comは、ミネベアミツミと取り組む、カンボジアにおける都市生活のさまざまな機能(パーキングセンサーや電力メーター、街路灯など)を一括してモニタリングできるICT基盤の構築において、ネットワークサービスやクラウドサービスを提供しています。

NTT Comでは引き続き、196カ国に展開するグローバルネットワーク「Arcstar Universal One」や、世界11カ国/地域14拠点に展開する、グローバル共通仕様/高品質のクラウドサービス「Enterprise Cloud」などを一元的に提供し、グローバルにおけるセキュアかつ柔軟なIoT環境などを実現していきます。

左からカンボジア王国Bin Chhin副首相、ミネベアミツミ執行役員　赤津 浩之氏