2019年1月17日
国内主要データセンターのインターコネクトを拡充し、エコシステムを加速
〜IXやパートナー事業者が提供するITサービスとの相互接続性を向上〜
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、ICTを活用して「ビジネスを変革、創出」するデジタルトランスフォーメーション(以下 DX)をお客さまと共に実現する「DX Enabler™」として、「デジタルデータの利活用」に注力し、データをインフォメーションに、さらにインテリジェンスへと進化させることで、価値あるものとして活用するために最適な「データ流通プラットフォーム」の提供に向けて取り組んでいます。
今回、「データ流通プラットフォーム」を支えるインフラの1つであるデータセンターサービス「Nexcenter™」※1において、お客さまがさまざまなクラウドサービスやコンテンツサービスプロバイダーなどと自由に接続できる環境の実現を目的に、東京・大阪エリアにおけるインターコネクト※2を拡充します。2018年度第4四半期以降、大手IX(インターネットエクスチェンジ)とのダイレクト接続やNTT Comが提携するパートナー事業者のITサービスの利用環境を順次提供していきます。これにより、お客さまは「Nexcenter™」を利用することで、国内大手3事業者が提供するIXサービスやさまざまなパートナー事業者のITサービスを活用できます。今後もNTT Comはインターコネクトでつながるパートナーを拡大することで、「Nexcenter™」を中心としたエコシステムの形成を加速していきます。
1. 概要・特長
(1) 国内3大IXと主要データセンターを接続
NTT Comは、国内主要データセンターにおいて、従来から接続可能のインターネットマルチフィード株式会社が提供する「JPNAP」に加え、BBIX株式会社が提供する「IXコネクトサービス」、日本インターネットエクスチェンジ株式会社が提供する「JPIX」の国内3大IXとダイレクト接続します。また、東京・大阪エリアにおけるデータセンター間を、均一料金かつ低価格で接続する「Nexcenter Connect™」を利用することで、対象の各データセンターからロケーションフリーで各IXへ接続可能になります。
なお、IXサービスの提供は、各社の準備が整い次第、順次開始します。
・IXとの接続が可能な主要データセンター
東京エリア:東京第1〜第10データセンター、横浜第1データセンター、
埼玉第1データセンター
大阪エリア:大阪第1〜第3データセンター、大阪第5データセンター、
大阪第6〜第7データセンター(予定)
(2) パートナー事業者のITサービスとの接続性を高め、エコシステムを加速
インターコネクトの拡充に伴い、NTT Comは、より多くのパートナー事業者との相互接続性を高め、「Nexcenter™」を中心としたエコシステムの形成を加速していきます。これによりお客さまは、データセンター内でパートナー事業者が提供するクラウドをはじめとするさまざまなITサービスを活用できます。
インターコネクトのイメージ
2.今後の展開
NTT Comは、お客さまのDXを共に実現する「DX Enabler™」として、「データ流通プラットフォーム」の提供に向け、eSIMを活用したグローバルIoTやマルチクラウドを柔軟に連携するネットワークサービスに加えて、AIサービスやデータマネジメント、サービタイゼーションを支援するサービスなどのさまざまな施策を展開していきます。
またNTT Comは、さらにインターコネクトを拡充し、より多くの優れたパートナー事業者との相互接続性を高めるなど提携を進めることにより、お客さまのDX実現に貢献していきます。
※1:「Nexcenter™」は、NTT Comのデータセンターサービスブランドです。
世界20以上の国・地域で、高品質データセンターサービスを提供しています。
※2:インターコネクトは、データセンター、IX、ITサービス事業者間を相互接続するデータセンター内部ネットワークサービスおよび、その接続性のことです。
※記載されている会社名、ロゴなどは、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
2019-R003