2019年9月19日
「Smart Data Platform」において、「iQuattro」を活用したデータマネジメント基盤を提供
~調達・生産・物流・販売データを一元管理し、迅速かつ安定的な経営をサポート~
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、株式会社NTTデータ(以下 NTTデータ)が提供する「iQuattro」※(以下 「iQuattro」)を活用したデータマネジメント基盤を2019年9月30日より提供します。
NTT Comは、データによる企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要なすべての機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform」を中核として、データ利活用ビジネスを推進しています。
データマネジメント基盤は、「Smart Data Platform」を構成する機能の一つです。詳しくは、下記ウェブサイトをご参照ください。
https://www.ntt.com/business/sdpf/
1.背景
昨今、DXのひろがりによって、企業は商品の開発から物流、販売に至るまでのさまざまなビジネスプロセスにおける迅速な経営判断を行うことがますます重要になっています。
たとえば製造業では、各工場から発生する膨大な調達・生産データと商品の物流・販売データなどをリアルタイムに連携し一元管理することで、販売状況に応じた生産管理を柔軟かつ迅速に判断することが重要になっています。さらに、企業間において、これらのデータをセキュアかつオープンに連携することで最適なサプライチェーンを構築することが、自社にとどまらず、企業間の迅速かつ安定的な経営を支えていくと考えられています。
2.概要、特長
NTT Comは、データマネジメント基盤を軸に「Smart Data Platform」の他の機能やサービスを組み合わせることで、企業間や拠点間においてデータをセキュアかつオープンに連携するデータ利活用ソリューションを展開します。これにより、事業や環境の変化に迅速に対応できる経営判断をサポートし、お客さまの競争力向上に貢献します。
(1)データマネジメントを実現する上で最適な機能を一元的に提供
「Smart Data Platform」のデータマネジメント基盤として「iQuattro」を活用します。データ種別に応じて適切にデータを一元管理する機能や、APIでのデータ授受から蓄積までを一元処理する機能、データの管理・運用を支援する機能など、お客さまの最適なサプライチェーン構築に必要なデータマネジメントの機能を、NTT Comの「Enterprise Cloud」などを通じて一元的に提供します。
(2)「Smart Data Platform」のさまざまな機能やサービスを組み合わせたデータ利活用ソリューションを展開
お客さまのビジネスモデルや運営形態に合わせた個別のニーズを満たすため、データマネジメント基盤と「Smart Data Platform」のインターコネクトやオブジェクトストレージなどの機能やサービスを組み合わせたデータ利活用ソリューションを展開します。お客さまは、サプライヤー企業、自社の工場や倉庫、販売拠点などを柔軟に接続し、部品の調達や商品の生産状況、物流から販売までのあらゆるデータを収集・蓄積、連携することに加えて、各拠点の従業員の勤務データや機械の作動状況データまでを一元管理できます。
これによりNTT Comは、迅速かつ安全な対応が必要な事業変革期などのタイミングにおいても、お客さまの確実な経営判断をサポートします。
データマネジメント基盤を軸としたデータ利活用ソリューションイメージ
3.提供開始日
2019年9月30日(月)
4.提供機能、価格
当社ウェブサイトを参照ください。(9月30日オープン)
5.今後の展開
NTT Comは、お客さまのDXを実現する「DX Enabler™」として、データを価値あるものとして活用するためのプラットフォーム「Smart Data Platform」の提供と、それにもとづくエコシステムの構築を通じ、社会的課題の解決に取り組んでいきます。
今後も、データ利活用を実現するデータセキュリティや、データインテグレーションなどのサービスや機能を順次提供していく予定です。
※ NTTデータの情報活用基盤「iQuattro」は、部門間、拠点間、企業間などに散在するデータと先進デジタル技術を組み合わせて、新たな情報活用価値を創出するためのクラウド型プラットフォームサービスです。NTT Comは「iQuattro」を「Smart Data Platform」のデータマネジメント機能として活用します。
「iQuattro」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
2019-R081