2019年9月20日
「Things Partner™プログラム」の対象にeSIMを拡充
~IoTプラットフォームに加え、モバイル通信サービスの拡充による対象パートナーの拡張~
NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)は、お客さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するパートナーを募る「Things Partner™プログラム」(以下 本プログラム)を2019年4月1日に開始しました。このたび、さらに多くのパートナーに参加いただくべく、eSIM技術を活用した「IoT Connect Mobile™」※1をはじめとする各種モバイル通信サービス※2についても、2019年9月20日より本プログラムの対象サービスに追加します。
なお、「Things Cloud®」※3は、「Smart Data Platform」※4を構成するIoTデバイス管理機能です。
1. 概要
これまで本プログラムでは、IoTプラットフォーム「Things Cloud®」と連携するIoT-GWやセンサーデバイスなどを提供する企業と、パートナリングを進めてきました(別紙1)。このたび「IoT Connect Mobile™」を含むNTT Comの各種モバイル通信サービスの対応を開始します。
特に、eSIMによる遠隔からのプロファイル書き換えが可能となる「IoT Connect Mobile™」が対象サービスとして拡充されることにより、日本を含むグローバルな環境で、パートナー自身でお持ちのIoTデバイスを用いた技術検証環境が整います。これを通じてIoT技術の活用例のさらなる拡大に貢献します。
また、本プログラムは、ドイツのSoftware AG社が提供する「Device Certification Program」※5と連携していくことで、日本および海外のパートナーにおける技術検証等を容易にし、エコシステムを拡大していきます。
2.対応開始日
2019年9月20日
3.申込方法
下記サイトをご参照ください。
https://developer.ntt.com/iot/docs/tpp/about
4.これまでの参画パートナーとの取り組み事例
NTT Comは、本プログラムに参画いただいている「Things Partner™」の皆さまと共同で数多くの活用事例を創出しています。その中でも、実ビジネスへ至った取り組みとして、オフィス/ビルの会議室の空き状況の見える化ソリューション「Akidoko?™/Akidoko?™ for Room」(別紙2)、トイレの空き状況可視化ソリューション「TIoT™」(別紙3)、さらにフィールドワーカーのための熱中症対策ソリューション「Condition Viewer for Worker Care」(別紙4)などがあります。
5.今後の展開
今回、新たに対応を開始する各種モバイル通信サービスやプログラムの連携により、パートナーとのより一層の共創に取り組み、さらに多くの実現例を作ります。これにより、IoT導入を検討しているお客さまが直面する、デバイスの選定からデータの蓄積・活用に関わるさまざまな課題を解決することを目指します。
※1:「IoT Connect Mobile™」とは、2019年4月15日に提供を開始したNTT ComのIoT向けモバイルサービスです。日本のMVNOとして初めてeSIMによる遠隔からのプロファイル書き換え技術を商用化したもので、日本を含むグローバル環境でIoT機器を利用する際に、常に最適なスペックや料金で利用することが可能になります。
https://www.ntt.com/business/lp/mobile/iotconnect.html
※2:「IoT Connect Mobile™」のほかに、「Arcstar Universal OneモバイルグローバルM2M」、「OCNモバイルONE for Business」、「Arcstar Universal Oneモバイル」も対象サービスです。
※3:「Things Cloud®」とは、NTT Comが提供しているIoTプラットフォームの名称です。デバイス接続からデータ収集、可視化、分析、管理などIoTの導入に必要な機能・プロセスを、ノンプログラミングで簡単・短期間に実現できる機能やテンプレートを提供します。
https://www.ntt.com/business/services/iot/iot/iot/things-cloud.html
※4:「Smart Data Platform」とは、NTT Comが提供するデータ利活用に必要なすべての機能をワンストップで利用可能なプラットフォームです。詳しくは、下記Webサイトをご参照ください。
※5:「Device Certification Program」とは、IoTデバイスベンダーが、IoTのデバイスエコシステムパートナーとして参加する、Software AG社のプログラムです。
https://devicepartnerportal.softwareag.com/dcp-publicweb/#/
関連リンク
本件に関するお問い合わせ先
2019-R083