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2019年10月24日

データ利活用ビジネス推進に向け、クラウドサービスを統合

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、パブリッククラウドサービス「Cloudn(クラウド・エヌ)」を2020年12月31日で終了し、企業向けクラウドサービス「Enterprise Cloud」へ統合します。

NTT Comは、データによる企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要なすべての機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform※1」を中核として、データ利活用ビジネスに取り組んでいます。今回のサービス統合により、「Smart Data Platform」の主要機能を担う「Enterprise Cloud」を強化し、データ利活用ビジネスを推進していきます。

1.背景

NTT Comは2008年に「BizCITY」ブランドで提供開始したサービス※2を皮切りに、2012年6月に「Cloudn」、「Enterprise Cloud」を提供開始し、お客さまニーズの多様化に対応してきました。

クラウドサービスの市場環境は、パブリッククラウドに加えて、オンプレミスで運用している基幹系システムの移行などにより、柔軟かつ高度な運用管理を行うセキュリティレベルの高いプライベートクラウド、ならびに双方を利用するハイブリッドクラウドの需要が増えています。  

NTT Comは「Enterprise Cloud」を軸としたハイブリッドクラウドソリューションの展開に注力しており、外部のさまざまなパブリッククラウド事業者との協業を行っています。さらにNTT Comは、2019年9月に発表した「Smart Data Platform」により、シームレスなデータ利活用を可能とするプラットフォームを展開していきます。その軸となる「Enterprise Cloud」を強化するため、今回クラウドサービスを統合します。

2.クラウドサービスの統合

(1)「Cloudn」の提供を終了

2019 年12月1日付けで、新規のお申し込み受付を停止し、2020年12月31日をもって提供を終了します。これに伴い、「Enterprise Cloud」へのマイグレーションなど全面的なサポートを行います※3。詳しくは以下の「お客さまからのお問い合わせ先」にご連絡願います。

(2)「Enterprise Cloud」のサービス拡充や「Smart Data Platform」の軸となる機能を開発

クラウドサービスの統合により、「Enterprise Cloud」に経営資源を集中させることで、お客さまのクラウドシフトをサポートするサービスを拡充します。また、「Enterprise Cloud」を通じて提供する「Smart Data Platform」の軸となるさまざまな機能の開発を進め、お客さまのDXを実現するデータ利活用ビジネスを推進していきます。

<「Smart Data Platform」のさまざまな機能例>

  • データセキュリティ(匿名加工サービス)(2019年9月24日提供開始)
     企業が保有する個人情報などの機密データを匿名加工情報※4に加工するサービスです。ハイブリッドクラウド環境において、セキュリティやガバナンスを確保しながら、安全なデータ利活用を実現します。
  • データマネジメント基盤(2019年9月30日提供開始)
     データ種別に応じて適切にデータを一元管理する機能や、APIでのデータ授受から蓄積までを一元処理する機能、データの管理・運用を支援する機能など、お客さまの最適なサプライチェーン構築に必要なデータマネジメント機能を一元的に提供します。
  • ストレージ(Wasabiオブジェクトストレージ)(2019年12月東京リージョン提供開始予定)
     業界最安値水準のオブジェクトストレージ※5サービスです。データ利活用に必要となるIoT機器のセンサーデータや画像データをはじめとした大容量の非構造化データなどを低コストで蓄積・保管が可能です。
  • データインテグレーション(iPaaS)(2020年1月提供開始予定)
     収集・蓄積されたさまざまなデータの統合を行うiPaaS※6機能をクラウド提供します。
    各種データベースやアプリケーションに接続する機能を有し、容易にデータの統合を行うことができます。また、APIを組み合わせることで複数のアプリケーションの統合も可能です。

また、「Enterprise Cloud」をはじめ、お客さまが利用されるさまざまなクラウドサービス、データセンターなどをオンデマンドでセキュアに接続可能な次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」により、クラウド間でセキュアなデータ流通をサポートします。

3.今後の展開について

「Enterprise Cloud」において、お客さまの基幹システムのクラウドシフトをサポートするサービス拡充(VMwareのメニューやERP向け機能強化など)や、ディープラーニング向け基盤の機能強化を行います。また「Smart Data Platform」では、データ処理の最適配置や、自律的なICTリソースのコントロールの実現など、継続的に機能を拡充するとともに、他社サービスも含めたアプリケーション連携の拡大などを通じて、クラウドサービスのさらなる利用拡大を図っていきます。

※1:「Smart Data Platform」の詳細は特設サイトを参照ください。

※2:2008年7月にSaaS基盤サービス「BizCITY for SaaS Provider」を提供開始しました。

※3:お客さまのご要望に応じて、株式会社NTTPCコミュニケーションズが提供する「WebARENA」へのマイグレーションもサポートします。

※4:匿名加工情報とは、特定の個人を識別することができないように個人情報を加工し、当該個人情報を復元できないようにした情報です。

※5:オブジェクトストレージとは、データをオブジェクト単位で扱うストレージのアーキテクチャです。スケーラビリティに優れているという特長があります。

※6:iPaaS(Integration Platform as a Service)は、従来ソフトウェア(アダプター、ミドルウェア、インタフェース・プログラムなど)で実現していたアプリケーション間の連携機能を、クラウド実現するサービスです。アプリケーション、プロセス、サービス、データの統合と、それに関するガバナンスをクラウド内で実施することを可能にします。

関連リンク

2019-R099

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