1.会員数600万を超えるネット発のニュースサイトがある
最新のニュースが知りたくなった際、一昔前までは、新聞やテレビのニュースを見るくらいしか手立てがありませんでした。しかし現代では、スマートフォンの普及によって、いつでもどこでも、ニュースにアクセスできるようになりました。
こうした技術の進化とともに、インターネットをプラットフォームとしたニュースサイトも続々と誕生しています。たとえば、「NewsPicks」もそのひとつです。
株式会社ニューズピックスが運営するNewsPicksは、経済の話題を中心としたニュースプラットフォームで、国内外100以上のメディアから経済ニュースを毎日配信しています。さらに、ユーザーが内容をより深く理解できるよう、NewsPicksで配信されたニュースには「プロピッカー」と呼ばれる有識者や専門家による解説コメントも表示されます。
NewsPicksではそのほかにも、経済を面白く学ぶためのオリジナル動画コンテンツも配信しています。2013年にサービスを開始し、2021年3月末時点で会員数は617万人となっています。
2.NewsPicksには無い事例記事が読める。業界も学べる
このNewsPicksでは、2021年7月より、ドコモと共同で新たなサービスを開始しています。それが「NewsPicks+d」です。
NewsPicks+dは、ドコモが提供している無料の共通認証IDである「ビジネスdアカウント」を持つ法人や事業所と従業員に向けたニュースメディアです。NewsPicksの通常コンテンツに加え、NewsPicks+d限定の記事が閲覧できる点が特徴となります。
NewsPicksで配信される記事は経済がメインですが、NewsPicks+dのオリジナルコンテンツでは、地域を支える企業や自治体で働くビジネスパーソンに役立つ情報が中心。たとえば、コロナ禍で売上が落ちた地方の宿泊施設が復活するまでのストーリーを追った記事や、ある企業がゼロからAIを自社開発した際の苦労話、DX事例集など、ビジネスの参考になるような事例記事も含まれます。
記事以外には、業界別のさまざまな「まとめ機能」を備えています。その1つが、業界ニュースのまとめ機能です。この機能を使うことで、300を超える業界や業種に関係するニュースを自動的に集約し、まとめて閲覧することが可能になります。顧客の業界構造の勉強にも、営業の場面で顧客との会話におけるネタのデータベースとしても活用できます。
加えてPC版では、業界の概要やトレンド、トッププレイヤー、売り上げ構成といった情報を網羅したまとめ資料も閲覧できます。営業や経営企画などの業務に携わる人にとっては、顧客情報のインプットツールとしても活用できるでしょう。
このほかにも、登録会員同士が交流できる「+dコミュニティ」や、NewsPicks+d専門の公式コメンテーターに返信できる機能も備えるなど、NewsPicksよりも多機能なサイトとなっています。
3.ドコモのニュースメディアは、職場をどのように変えているのか?
NewsPicks+dを導入することで、ビジネスシーンにどのような変化が生まれるのでしょうか? 実際に企業で同サービスを導入したケースを見てみましょう。
ある企業では、管理職が社会変化や経済・業界動向をインプットするために、NewsPicks+dを導入したといいます。経営会議の場でNewsPicks+dのコンテンツを話題に出し、関係者同士で共有することで、自社ビジネスの方向性を考えるツールとして役立てているといいます。
別の企業では、営業担当のセールス力の向上のために導入しています。若手社員や中堅クラスの従業員がNewsPicks+dを使うことで、マクロなビジネス環境や最新のビジネストレンドが学べ、顧客折衝などの場面で提案の幅を広げる材料として活用しています。
このほか、エンジニアやデザイナーといった専門性の高い業種の従業員が顧客のビジネストレンドを学ぶために、NewsPicks+dを使用しているという企業もあります。たとえ営業職でなくても、自分と関わる顧客の業界のトレンドを知ることで、従業員に自社の成長を考える視座を持ってほしい、という狙いがあるといいます。
NewsPicks+dは無料での利用が可能ですが、1アカウント月額税込1,397円のプレミアム会員に加入することで、NewsPicksとNewsPicks+dのすべてのコンテンツが閲覧可能です。有料記事や動画コンテンツや動画学習コンテンツの「MOOC」も見放題となります。
ドコモのビジネスdアカウントを取得している企業に所属している方は、まずは無料会員に登録し、実際に体験してみてはいかがでしょうか。そもそもビジネスdアカウントを持っていない企業の場合は、これを機にアカウントの開設をお勧めします。