1.介護施設で欠かせない「見守り」はテクノロジーに任せよう
介護施設においては、利用者の安全確保は非常に重要です。歩行中や車いすに乗るタイミングなど、ちょっとした段差でのつまずきや転倒で、利用者が大きなケガを負ってしまうこともあります。特に高齢になると、老化によって骨も弱くなっているので、少しつまずいただけで骨折してしまったということも珍しくありません。
このようなことがないよう、介護施設では常に職員が目を配り、利用者の安全対策に注意を払っていますが、人間の目で24時間365日見守ることは不可能です。職員の目が届かないところでも事故を防ぐためには、ネットワークカメラなどICT技術を活用した見守りサービスを導入するなどの対策が求められます。
とはいえ、見守りを目的にネットワークカメラを導入する際、どうしても手間もコストもかかります。例えば、設置における工事費用やネットワークの配線など、コストや設置環境に関する課題は避けて通ることはできません。
- 見守りカメラ導入に関する課題として、よく挙げられるのが次の5点です。
-
① 防犯カメラを検討したが、工事費用が高い
② 取り付けたい場所にネットワーク配線ができない
③ 離れた場所の監視(遠隔監視をしたい)
④ センサーとカメラが一緒になったものがほしい
⑤ 動体検知機能付きカメラを導入したが、誤報が多い
しかし、ドコモが提供する画像認識技術搭載カメラ「みまもりCUBE」を利用すれば、こうした課題も解決できます。
2.SIM内蔵だから配線も工事も不要「みまもりCUBE」
みまもりCUBEは、手軽かつ安価に導入できる見守りや防犯に貢献するカメラです。独自の画像認証技術と、カメラ、スピーカー、LTE通信機能などを搭載しており、あらかじめ設定した状況や人の行動を自動で検知し、音声や画像付きメールで知らせる機能を備えています。
カメラにはSIMが内蔵されているため、ネットワークの配線も不要で、簡単に設置が可能。電源を入れるだけで取り付けられるため、設置や運用コストを要しません。docomoLTEの圏内であれば、遠隔で映像が確認できます。
このほか、導入時はもちろん、カメラの移動時や検知内容変更時には、電話一本で専門オペレーターが
遠隔にて再設定を行うため、常に最適な状態でご利用いただける点が特徴です。
3.徘徊の危険を未然に防ぐ「かんたん位置情報サービス」
みまもりCUBEに加えて、同じくドコモのサービス「かんたん位置情報サービス」を利用することで、より安全で効果的な見守りが可能になります。
かんたん位置情報サービスには、サーバーや専用端末、地図データ、ユーザーインターフェースなどがパッケージされており、小型の専用端末を人やモノに装着・設置することにより、第三者がリアルタイムでその位置を把握することが可能です。

位置情報に加えて、任意の範囲を設定し、端末の離脱や進入を検知するエリア通知を設定することもできます。さらに、設定した時間間隔で定期的に位置情報を通知するタイマー通知は、行動把握に役立てることができます。専用端末ボタンを押すことで、現在地をメール通知できる機能も有しています。

こうした機能を備えているかんたん位置情報サービスは、介護業界における高齢者の安全確保対策として利用されています。
施設利用者が端末を持つことで、徘徊してしまった際などもしもの場合に、スマホやPCなどから居場所を確認することができます。端末は小型かつ軽量なので、鞄や靴のソールなど日頃から身につけているものに組み込むこともできます。たとえ徘徊してしまったとしても、スムーズに捜索ができることで、スタッフの負担を軽減し、家族にも安心をもたらすことでしょう。
みまもりCUBEとかんたん位置情報サービスによる見守りパッケージは、高齢者施設の利用者の安全を強化します。同時に、施設職員一人ひとりの業務負荷を軽減し、業務効率化やサービスの向上にもつながるでしょう。人手不足や業務過多といった問題を抱えている場合は、ドコモの見守りパッケージの導入を検討してみてはいかがでしょう。