取材対象

メタルテック株式会社様
経営管理部 原田 奈緒美様
IT投資に積極的な「昭和生まれの金属加工会社」
東京都墨田区に本社を置くメタルテック株式会社は、パンチングメタル(鉄やステンレスなどの鋼板に穴を空け、光や空気、液体を通す/遮断する素材)や金網などの製造販売を行う会社です。同社では本社と工場合わせて約80名の従業員が勤務しており、熟練の技術でクライアントからの多様なニーズに応えています。
メタルテック社が誕生したのは、約70年前の1953年。同社経営管理部の原田奈緒美さんによると、昭和から続く老舗ながらも、IT化や多様な働き方に積極的に取り組んでいるといいます。
「鋼材関係の業界は、全体的に保守的な会社が多く、小規模な事業所をはじめとして、いまだに手書きの請求書を使っていたり、パソコンによる業務管理をしていなかったりすることも少なくありません。しかし、当社は経営陣の方針で、率先してITツールを取り入れています。たとえば、経費精算や勤怠管理、人事管理にはITシステムを積極的に導入し、効率化を進めています。さらに、一部フレックス制を採用するなど、従業員にとって働きやすい環境整備にも力を入れています」

シンプルで安い、
多くの企業に適した福利厚生サービスがある
原田さんは同社の人事労務を担当しており、普段は入退社の手続きや勤怠チェック、給与計算、社会保険関連の業務などを行っています。しかし、労働人口の減少や高齢化、コロナ禍など社会環境が変化するなかで、原田さんはかねてより、同社の福利厚生について改善の必要性を感じていたといいます。
「当社には、慶弔見舞金制度や退職金制度、借り上げ社宅制度などの福利厚生制度が用意されています。しかし、日常的に使える福利厚生制度はなく、“まだまだ拡充できるのでは”とかねてより考えていました。
充実した福利厚生制度は、従業員の満足度を向上させるだけでなく、求職者が当社のことを魅力的に感じるポイントとなるため、採用面でのメリットにもつながります。私だけでなく経営陣も、福利厚生サービスの導入を検討していました」
そんなとき、原田さんはドコモビジネスの営業担当者から『ビジネスd福利厚生』を紹介されたといいます。
『ビジネスd福利厚生』は、20万を超える全国の施設やサービスが優待価格で利用できる、福利厚生のアウトソーシングサービスです。国内約2万件のホテルや旅館が最大で80%オフ、約6万店以上の飲食店が最大50%オフで利用できる(※)とともに、レジャーやスポーツ施設、保育や育児関連のサービスも優待価格で利用可能なため、従業員の日々のストレス解消や、健康維持・増進に役立てることができます。
(※)2023年4月時点
「ほかの類似サービスについてもインターネットで調べたり、展示会で説明を受けたりしましたが、『ビジネスd福利厚生』は一人あたり年額利用料が3,600円(税抜)、月額にすると300円(税抜)と、利用料金の安さが魅力でした。類似サービスには健康をアプリで管理する機能などもありましたが、当社にはそこまで多機能なものは必要ありません。必要な機能に絞り、シンプルで価格の安いビジネスd福利厚生がぴったりだと思い導入を決めました」
抵抗感もなくスムーズに導入。
『これを使って旅行に行きたい』という声も

メタルテックにおける『ビジネスd福利厚生』の検討はスムーズに進み、2022年10月頃から利用をスタート。従業員への周知のため、原田さんはサービスの説明や利用方法などをまとめた案内を作ってメールで配信したり、社内の掲示板で利用を促す情報発信を行いました。
日頃からデジタルツールを利用している従業員たちには抵抗なく受け入れられ、福利厚生サービスの導入を耳にした従業員からはすぐに「これを使って旅行に行きたい」と歓迎の声が上がったといいます。
「私の部署では、約半数の従業員から『ビジネスd福利厚生』を利用したと聞きました。気軽に使える飲食店での利用が多く、動物園や水族館などの優待チケットは子どもを持つ従業員に好評ですね。他にも、旅行やレジャー、健康関連サービスなど、幅広い分野をカバーしているため、自分や家族の好みに合わせて利用できるのが、このサービスの良いところだと思います。導入によって従業員の満足度は確実に高まっていると実感しています」
多くの企業にとって人手不足や採用難は大きな課題です。こうした課題を解決する一助となるのが、福利厚生の充実による従業員満足度の向上です。これまで、コストや業務負荷などの問題から、本格的に取り組めなかった企業も『ビジネスd福利厚生』であれば、安価かつ手軽に充実した福利厚生制度を従業員に提供することができます。もし、人材面で課題を抱えているのであれば、一度福利厚生制度を見直してみてはいかがでしょうか。