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ハイブリッドワークの安全性と通信の快適性 いとも「簡単に」両立させるゼロトラスト対策とは?

ハイブリッドワークの安全性と通信の快適性 いとも「簡単に」両立させるゼロトラスト対策とは?

目次

ハイブリッドワークの推進に立ちふさがる2つの課題

かつて、多くの企業が在宅ワーク、オフィスワークを組み合わせたハイブリッドワーク環境への移行を「急場しのぎ」で対応してきました。現在、そのツケが顕在化してきており、ハイブリッドワークの維持、推進の障壁となる課題が生まれているようです。とくに大きな課題となっているのがシステム管理的な観点からの「情報セキュリティ」、業務効率的な観点からの「PCや通信環境の整備状況」という調査結果があります。

「情報セキュリティ」と「PCや通信環境の整備状況」には密接な関わりがあります。社内からのネットワーク接続が前提だった従来は社内外の境界を守れば簡単にセキュリティは担保できました。しかし、社外でのワークスタイルが主流、外部からの接続が前提となる現在では、従来の方法ではセキュリティを担保することが困難になっているのです。

画像:オフィスに閉じたセキュリティ対策の限界

これからのハイブリッドワーク環境では、社外からのリモートアクセスを前提にしたセキュリティ対策にもとづくシステム整備が急務となります。そこで広まっているのが、すべての通信を信頼しない「ゼロトラスト」のセキュリティ対策です。

ゼロトラストの対策が実現できれば、社内外のさまざまなシステム、サービスに安心してアクセスできるようになります。

画像:快適で安心なシステムをゼロトラストで実現

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ゼロトラスト対策を成功させる3つのポイント

ゼロトラストのセキュリティ対策においては、お客さまのご利用状況に応じたネットワーク環境の見直しが必要になります。具体的には「①安定した回線でトラフィック逼迫を解消」「②クラウド型セキュリティの導入と専門家のサポート」「③セキュアなリモートアクセス環境の構築」といった対策が効果的です。

画像:いま、企業が取り組むべき3つの対策

これらの課題をワンストップで解決できる方法があるのをご存じでしょうか。NTT Comでは、①の解決策としてクラウド対応VPNサービス「Arcstar Universal One」と、仮想UTMの組み合わせにより、容易にWindowsアップデートなどのトラフィックを分離できるため、SaaS利用によるネットワーク遅延を解消できます。さらに②の解決策としてはクラウド型セキュリティサービス「仮想UTM」で一元的にゼロトラスト対策が可能になることに加え、NTT Comのポリシーにもとづく専門家のサポートも受けられるにようになります。③の解決策は次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」(FIC)、FICに連動するセキュアなリモートアクセスサービス「Flexible Remote Access」(FRA)の利用により、きわめて安全&快適に社内システムやクラウドにアクセスできるようになります。

画像:セキュアリモートソリューションとは?

FICとFRAについて、もう少し補足説明します。FICはお客さまが利用されているさまざまなクラウドサービスやデータセンターへ、どこからでも閉域でセキュアに接続できるサービスです。接続先ごとに回線の用意は不要で広帯域かつ安定した閉域接続を可能にします。FRAは外出先や自宅などあらゆる場所からのセキュアなアクセスを実現するサービスです。FICとの接続によりデータセンター、各種クラウドサービス、各拠点など社内と同等の環境にアクセスできるようになります。つまり、FICとFRAを連携させることで、ゼロトラストに最適なネットワーク基盤の構築、運用が可能になるわけです。

画像:FRAとFICってなに?

ケーススタディにみるゼロトラストの実現

実際にゼロトラスト対策を実現したケーススタディをご紹介します。A社ではハイブリッドワークへの移行によりインターネットの出入口が輻輳し、従業員からは「不安定な通信に不満を感じる」という声が上がる一方、運用担当者からは「複数のICTサービスの運用にかかる稼働を軽減したい」のニーズが高まっていました。加えてコストを抑えてビジネス環境の変化に対応するという課題感も持っていました。これらの課題をNTT Comが一挙に解決します。ハイブリッドワークの通信品質を向上、柔軟なネットワーク設定の変更を可能にし、ID単位の課金体系によりコストを抑えた環境変化への対応を実現しています。

画像:ケーススタディ

ハイブリッドワーク推進の軸足をDXにまで伸ばす

ゼロトラスト対策とセットでおすすめしたいのが、組織内に点在するデータを1つの基盤上に融合してDXを加速し、BCP対策にも有効なデータプラットフォーム「Smart Data Platform」(SDPF)の活用です。SDPFはデータ利活用を最適化するソリューション群で構成されています。たとえば、必要なときに必要なだけクラウドサービスを利用できたり、低コストでセキュアなバックアップ・BCP環境を構築してデータ消失・災害時の業務中断といったリスクを軽減できたり、増加の一途をたどるデータを廉価に保管するようなことも可能です。ゼロトラスト対策の軸足をDXにまで伸ばすなら、DXを加速するデータ利活用が実現できるSDPFの利用を検討してみるのもいいでしょう。

画像:データプラットフォームとの連携も

ITインフラは企業競争力の源泉、事業拡大の命運を握る生命線といっても過言ではありません。ゼロトラストのセキュリティ対策によるサイバーリスクへの備えは、企業の信頼性を底上げする効果もあります。さらには、ストレスなく利用できるネットワークによる新しいワークスタイルへの適応は生産性の向上に加え、従業員満足度を高めることにも寄与するでしょう。この機会にゼロトラストへ、さらにはDXに向けたデータ利活用へ、舵を切ってみませんか。

3分でわかる解説動画でご紹介! ネットワークの最適化とセキュリティ対策により生産性を底上げしたい 本記事の内容を3分程度の動画でわかりやすく解説した3本土動画コンテンツをご用意しています。

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