「脳」を制する企業がマーケティングを制す
デジタルチャネルが多様化した今、消費者はさまざまな媒体から商品やサービスを購入するための情報や判断材料を得ています。そのため、企業もさまざまな方法でマーケティング施策を推進していることでしょう。しかし、うまくいかないケースもまた多いかもしれません。脳科学コンサルタントで、NTT データ経営研究所 フェローを務める萩原一平氏によると、マーケティングの成否を分けるカギは、消費者の脳にあるといいます。デジタルチャネルが普及し、消費者が多くの情報を得られるようになっても、最終的に消費者は、無意識のうちに好感をもった商品やサービスを選ぶ傾向にあるようです。
- デジタルマーケティングの正解は誰も知らないし、消費者も理解していない
- 消費者はいつの時代も「脳が満足する商品」を選んでいる
- 消費者のホンネは「ニューロマーケティング」で理解できる
- 脳は「快の状態」が続くように意思決定をする
- 脳の満足度を高める「マスパーソナライゼーション」とは
- 最低でも5年はデータを集め続ける

萩原 一平(はぎわら いっぺい)
一般社団法人応用脳科学コンソーシアム
理事・事務局長
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
経営研究所 フェロー
横浜国立大学 大学院
環境情報学府 客員教授
大阪大学 招へい教授