福井県内唯一の特定機能病院として、最先端医療の研究・開発・実践に努めている福井大学医学部附属病院。院内電話として利用していたPHS回線が老朽化したため、医療情報システムのクラウド化とともにWi-Fi経由のIP電話を構築したが、使用状況により通信環境が安定せず、通話が途切れがちに。「オフィスリンク」を導入し、快適な通話環境を実現した。
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導入前・導入後の比較
導入前の課題 | 導入後の成果 | ||
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1 | 医療情報システムのクラウド化の一環としてWi-Fi経由のIP電話を導入したが、使用状況により通信環境が安定せず、通話が途切れがちだった。 | 1 | 信頼性の高いLTEを利用しているので通話性能が安定している。医療に関する大切な連絡事項が正確に伝えられる。 |
2 | 以前使用していたPHS回線を再構築するには、電話交換機を更新するなど高額な導入費用が必要だった。 | 2 | 「オフィスリンク」は電話交換機の更新が不要。利用料金も定額なので、通信にかかる費用を削減できた。 |
3 | PHS回線やIP電話の場合、内線をかけた相手が外出していたら、再度、外線で個人の携帯電話にかけ直す手間がかかった。 | 3 | 「オフィスリンク」の内線通話で外出先のスタッフにも連絡がとれる。一刻を争う救急の際、迅速に連絡がとれることは大きな助けになっている。 |
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お客さまの声
【導入のきっかけ】
老朽化した内線電話の再構築の費用を抑えたい
病院内では医療機器への電波の影響を考慮してPHS回線を内線電話として使っていましたが、バッテリーが消耗し、電話交換機も寿命がきていました。そこで新病棟を開設する際に通信環境の再構築を検討しました。当初、医療情報システムのクラウド化の一環としてWi-Fi経由のIP電話を利用することにしましたが、通話していると音声が途切れることがあり不便でした。PHS回線の内線電話を再構築する案を検討しましたが、高額な導入費用が必要でしたので実施には至っていませんでした。
また、PHS回線の内線電話ですと、相手が席を外していた場合、個人の携帯電話にかけ直さなければいけません。電話帳から相手の携帯電話番号を見つけ出し、かけ直すという手間は、命を預かる医療現場では大きなタイムロスですので改善したい課題でした。
【導入効果】
忙しい医師への連絡もスムーズに着信履歴の内線番号で相手がわかり、かけ直しに便利
ナースコールはWi-Fi経由のIP電話を使い、それ以外の通話は「オフィスリンク」を利用しています。「オフィスリンク」を導入してからは、どこで話していても音声が途切れることはなく、連絡事項を正確に伝えることができるようになりました。医師が学会などで出張しているときでも内線でつながりますので、とても助かります。また以前ですと、病院の固定電話から外線を使ってかけていましたので、着信履歴には病院の代表番号が表示され、誰からの電話かわかりませんでした。「オフィスリンク」導入後は着信履歴に内線番号が表示されますので、迅速にかけ直すことができ、助かっています。
PHS回線を利用していた頃は、スタッフの採用や退職などの異動に伴う設定変更を専門業者に依頼していましたが、「オフィスリンク」は事務所のパソコンで設定変更できますので、その面でも経費削減になっています。
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導入システム
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導入サービス
福井大学医学部附属病院さま
業種 | 医療・福祉 |
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エリア | 北陸 |
従業員数 | 1,001名以上 |
事業概要
福井大学医学部附属病院は入院病床600床、1日平均約1,000名の外来患者を診察する国立大学病院。患者さまの気持ちを理解し、心の通い合う医療を心掛けるとともに、診療科の縦割りを廃した新しい体制を構築し、集学的治療を実践している。
※ 導入事例内に表記している金額は、取材当時のものです。
※ 画面はイメージです。
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。