議会運営の効率化とペーパーレス化を進めるためにタブレットを導入した東かがわ市議会。加えて議会事務局と議員、議員同士の連絡を効率化するクラウド型ビジネスチャット「Linkit」も導入した。高いセキュリティと、未読者が一覧でわかる機能を活用して議会の情報共有や意思決定が迅速になった。
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導入前・導入後の比較
導入前の課題 | 導入後の成果 | ||
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1 | 議会事務局から議員に連絡する場合、連絡箱に文書を入れ、その上、電話やメールで知らせるなど手間がかかっていた | 1 | 議員への連絡は連絡箱に文書を入れつつも電話やメールでの連絡は廃止し、「Linkit」に一本化したことで手間が減った |
2 | 緊急度が低い連絡はメールでしていたが、議員から返信がない場合、メールを見ているのか分からずに困っていた | 2 | 「Linkit」は未読者の把握が簡単にできるため、未読の議員だけに再連絡すれば済むようになり、事務局員の業務効率が向上 |
3 | 議会資料の配布や印刷費を削減するため、タブレットの導入を機にペーパーレス化を推進したいと考えていた | 3 | タブレットのドキュメント閲覧ソフトや「Linkit」を加えたことで既存システムを活用したペーパーレス化を推進できた |
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お客さまからのコメント
「情報伝達が確実な『Linkit』は議会運営の強い味方に」
当市議会は、2016年春、議会事務局や議会の運営効率の向上を目的に、市議会議員および市執行部にタブレットを導入しました。その際、議員と事務局員、議員同士の連絡ツールとしてクラウド型ビジネスチャット「Linkit」も導入。このツールの便利な点は、事務局員が送ったチャットを、どの議員が未読かが簡単にわかること。導入前は議員から返事がないと既読か未読かわかりませんでしたが、導入後は未読者が一目でわかるため、未読の議員だけに再連絡すれば済み、事務局員の業務効率が向上しました。
タブレットを導入したもう一つの目的は議会のペーパーレス化です。当市議会は、情報伝達の確実性が高い「Linkit」などを活用し、2016年12月の定例会議から全面的なペーパーレスに移行する予定です。今後も議会運営の効率向上や市民対応を迅速にするツールがあれば積極的に導入していきたいです。
「『Linkit』を導入した決め手は高いセキュリティ」
議会事務局と議員、議員同士の連絡ツールに「Linkit 」を導入した決め手は、高いセキュリティを確保しながら、スピーディーに連絡できるところです。金融機関でも採用されている暗号化技術を採用しているため、重要な連絡が多い議会運営でもあんしんして使えます。
資料以外に写真や動画なども送れるため、たとえば、災害現場の状況などもリアルに情報共有できます。高いセキュリティと素早く連絡できる「Linkit」を活用して議会の意思決定の迅速化に役立てたいです。
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導入システム
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導入サービス
東かがわ市さま
業種 | 公共機関 |
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エリア | 四国 |
従業員数 | 51名〜300名 |
事業概要
香川県東部に位置する東かがわ市は、2003年4月に引田町、白鳥町、大内町が合併して誕生した。国内生産量の9割を占める手袋、和三盆糖などの生産地として有名。タブレットを積極的に導入し議会運営の効率化を推進。
※ 導入事例内に表記している金額は、取材当時のものです
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。