武庫川女子大学附属図書館では、利用者の入退館に顔認証入退管理システムを導入した。
本図書館は市内在住・在校の中高生や卒業生などを対象に一般開放をしており、新型コロナウイルスなどの感染症対策、リスクマネジメントの強化を実現するだけではなく、生涯教育を見すえた利用者の滞在時間の把握も実現した。本システムの導入は、SDGsの目標達成に向けた取組みにもつながると期待する。
導入前・導入後の比較
導入前の課題 | 導入後の成果 | ||
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1 | 学外の方には共用カードでの入退館をお願いしていたが、万一、本図書館をご利用の方で感染症にかかられた方がいらっしゃった場合に、同時刻にご利用されていた方の把握が困難であった。 | 1 | 顔認証入退管理システムにより、利用された方の詳細な入退館履歴の把握が非常に容易になった。また、地震や火災発生時などの緊急事態において、館内の滞在状況が即座に確認できることにより、リスクマネジメントの強化にも役立っている。 |
2 | 学外の方の利用動向が十分に把握できないため、大学図書館の一般開放に向けた具体的な施策が立案しづらかった。 | 2 | 顔認証入退管理システムにより、学外者の所属別利用状況を簡単に把握することができ、その情報を集計・分析することで、具体的な生涯学習支援施策の検討ができるようになった。 |
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お客さまの声
今後の展望
大学図書館は学生の教育や教員・大学院生の研究を支援するだけではなく、生涯教育の場としても重要な施設であると考えており、市内在住・在校の中学・高校生のほか、市の教職員、卒業生、保護者など学外の方へ一般開放を行っております。今回、ドコモの顔認証入退管理システムを導入したことにより、詳細な滞在履歴が把握できるようになったため、利用状況を分析し、より充実した学習環境の構築や生涯教育の施策につなげていきたいと考えております。当大学では、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」の達成に向け、地域社会へのさらなる貢献に取り組んでまいります。
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導入サービス
武庫川女子大学さま
業種 | 学校・教育 |
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エリア | 関西 |
キーワード | AI |
企業規模 | 1名~50名 |
事業概要
兵庫県西宮市に本部を置く女子大学。教育・研究活動を支援する学術情報流通の拠点として武庫川女子大学附属図書館を設置している。
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。