中小企業におすすめの入退館システム7選!

中小企業におすすめの入退館システム7選!

公開日:2024/9/5

中小企業にとって、オフィスや施設のセキュリティを強化し、入退館の管理を効率化することは重要な課題の一つです。

近年では、さまざまな入退館システムが登場しており、導入も比較的スムーズに行えるものも多くなっています。

本記事では、中小企業におすすめの入退館システムを7つ紹介します。製品の概要や特徴についても紹介しているので、特にセキュリティの強化を目指している企業や、入退館管理業務の効率化を目指している企業は、ぜひ参考にしてください。

中小企業におすすめの入退館システム7選

中小企業におすすめの入退館システムは下記の7選です。

Smart Me®︎

Smart Me®︎は、NTTコミュニケーションズが提供するオフィス向けの入退館システムです。中小規模ビル・オフィスでの活用はもちろん、1万人規模の大型ビルでの入退室管理も可能であり、幅広い企業に適した入退管理システムとなっています。

Smart Me®︎は、スマートフォンを入館証とすることができ、BLE通信(Bluetooth)をすることでスマートフォンを入退室カードの代わりに使用可能です。(※ご利用には専用の入退室機器を導入いただく必要があります。導入に関する詳細情報はお問い合わせください。)

また、端末紛失時も遠隔から入館証の廃止が行えるため、紛失時のリスクと管理者稼働の削減を同時に実現できます。

公式サイト:https://www.ntt.com/business/services/application/smartworkstyle/smartme/admission_card.html

SPLATS PASS

SPLATS PASSは、SIMを搭載したスマートロックを月額料金制で導入できる法人向けの入退館システムです。

専用管理ソフト不要の入退館システムであり、設定や履歴はクラウド上に自動的に保存され、専用のWebサイトで管理するため、PCやスマートフォンから場所を選ばずに確認できます。また、ユーザーごとに入退室制限を細かく設定できるため、セキュリティの強化にもつながる特徴があります。

その他にも、さまざまな場所に対応している入退館システムとしても知られています。オフィスや店舗の出入り口の扉はもちろん、会議室や役員室など社内の特定のエリアでの使用も可能です。

公式サイト:https://splats.jp/splatspass

RemoteLOCK

RemoteLOCKは、Wi-Fiに接続することでクラウドから入退室管理や、キーレスで施設の利用を可能にする入退管理システムです。

特徴としては、クラウドから遠隔でのカギ発行・通知に対応していることです。PCやスマホで暗証番号やQRコードを発行でき、メールで受け渡すことが可能なので、現地でのカギ対応が不要になります。

また、トラブルレスなシステム構築によって、緊急時も運用できます。スマートロックで課題になりがちな通信安定性や非常時対応に優れているため、緊急時でも事業継続がしやすい入退館システムとなっています。

公式サイト:https://remotelock.kke.co.jp/

iDoors

iDoorsは、ネットワーク接続ができるICカードリーダーを設置することで、施設の入退室を管理するクラウド型の入退館システムです。クラウド型なので、誰がどこへいつ入退室をしたのかを管理ツールでいつでも確認することができます。

iDoorsは、厳密な入退管理が行えることも特徴の一つです。導入することで、ユーザー単位で入退室できるドアの制御が可能になるため、機密性が高く、厳格な入退室管理が求められる場面でも役立ちます。厳密な入退管理が行えれば、会社のISMS認証の取得にも役立つので大きなメリットと言えるでしょう。

iDoorsにはその他にもさまざまな機能があり、アンチパスバックや時限カード設定、オートロック、アラート送信、警備連動、定時解錠・施錠機能が備わっています。また、外部連携にも優れており、勤怠管理システムや予約管理システムとの連携も可能です。

公式サイト:https://idoors.jp/

PicoA

PicoAは、扉だけで入退室を完結するスマートな入退館システムです。リーズナブルな導入コストであることでも知られており、小型化と機器集約により、機器の費用が抑えられているので、できる限りコストを抑えた導入を検討されている中小企業におすすめです。

PicoAは、カードの登録や抹消、データ管理が簡単に行えることでも知られています。リーダー本体に内蔵されたスイッチやUSBスロットを使用してさまざまな操作が可能であり、PCで履歴管理やカードデータの一括管理をすることもできます。

その他にも、汎用性の高いカード認証方式を採用しています。具体的には『FeliCa』や『Mifare ®』に対応しているため、スマートフォンや交通系電子マネーなどの使用も可能です。

公式サイト:https://www.lockstaff.co.jp/product/enteringleaving/page02.html

SecureFrontia X

SecureFrontia Xは、1枚のICカードでさまざまな社内システムとの連携ができる入退館システムです。セキュリティシステムとして安心、安全を確保した設計であり、信頼性、拡張性、コストパフォーマンスに優れた入退館システムとなっています。

SecureFrontia Xは、障害時でも安心の自立分散設計である点が特徴の一つとしてあげられます。例えばネットワーク障害時にも強い設計なので、万が一のときでもカード操作や扉の入退室が可能です。また、オフライン時もログを蓄積できます。件数は決められているものの、SIU内に1.2万件までログを蓄積できます。その他にも、停電時などのトラブルでも、20分移乗の入退室が可能になるなど、障害が発生した際にも安心の設計となっています。

また、強化なセキュリティ構築が可能な点も、特徴としてあげられます。例えば個人情報を管理するスペースでは、IC+顔認証の2要素認証でセキュリティレベルを高められる点や、サーバー室ではIC+指ハイブリッドの2要素認証でセキュリティレベルを高めることも可能です。あらゆる施設、目的に応じてセキュリティレベルを変えられる点も、魅力の一つと言えます。

公式サイト:https://www.necplatforms.co.jp/solution/security/sfx/outline.html

Webvisor

Webvisorは、オフィスや工場などで細かくセキュリティレベルが区分けされたシーンにおいて、複数認証方式を組み合わせた統合管理が可能な入退館システムです。具体的には、ハンズフリータグ・FeliCa/Mifareなどの非接触ICカード・生体などの認証方式に対応しています。

ハンズフリーによる入退室は、例えば工場や物流分野など、両手がふさがっているケースにおいて認証操作が困難なシーンで役立ちます。また、医療機関においても手術室などにおいて、ハンズフリー入退室が役立ちます。

Webvisorを提供している日立システムズでは、コンサルティングから設計、施行、運用、維持・保守まで総合的なワンストップサービスを提供しているため、初めて導入をする企業にとってもスムーズな運用を実現しやすいのが特徴です。

公式サイト:https://www.hitachi-systems.com/solution/br/webvisor/webvisor_smb/

まとめ

今回は、中小企業におすすめの入退館システムを紹介しました。梅雨小企業にとってセキュリティの強化と入退室管理の効率化は、業務運営の安定性を支える重要な要素となります。紹介した7つの入退館システムは、それぞれ独自の特徴と強みを持っており、さまざまなビジネスニーズに対応しています。シンプルでコストパフォーマンスに優れたシステムから、多機能でセキュリティレベルの高いシステムまで、中小企業の用途に応じた最適な選択が可能です。

各システムの導入を検討する際には、企業のセキュリティ要件や運用環境に最も適したシステムを選ぶことが成功の鍵となりますので、今回紹介した内容も参考にしながら自社に適した入退館システムを導入してください。

NTTコミュニケーションズでは、入退室サービスのSmart Me®を提供しています。1万人規模の大型ビル・オフィスでの活用や、中小規模ビル・オフィスなど幅広く対応していますので、この機会に入退館システムの導入を検討されている企業は、Smart Me®の導入をご検討ください。