最近注目の駅中のオフィスとはどんなもの?種類から事例まで解説
公開日:2023/1/29
働き方の選択肢が多くなったことから、駅中のオフィスに注目が集まっています。個人だけでなく、複数人で使用できるケースも少なくありません。しかし、法人で利用できるのか、どのような種類があるのかといった詳しい事情が把握できていないケースもあるでしょう。
本記事では、駅中のオフィスの種類やメリット、サービスの事例について解説していきます。
目次
駅中のオフィスの種類
ここからは駅中のオフィスの種類についてみていきましょう。駅中のオフィスの特徴として、一人用ブースが各所に設置してあるだけでなく、ホテルと連携し、リモートワークができる場所として開放されているケースもあります。
ホテル(シェアオフィス)
駅中のオフィスとしてホテルも活用されています。ラウンジをシェアオフィスとして開放している場所が多いものの、個室の部屋なども合わせて借りられるケースもある点が特徴です。サービスによっては1人しか利用できないことも少なくありません。
また、駅中であるため次のようなメリットもあります。
・立地に優れており作業を行うための移動が少ない
・周辺設備、環境が整っているため、出かける場合も苦労しない
・個室であれば睡眠、シャワーといった気分転換休憩も可能
シェアオフィスと個室で使い勝手が変化するものの、利用しやすい環境が整えられているといえるでしょう。
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防音設備のある一人用ブース
防音設備のある一人用ブースは、駅中オフィスとして利用しやすい場所に設置されていることがほとんどです。とくに、現在の日本では、関東圏の駅構内では多く設置されているといえるでしょう。
1つだけでなく、複数台つづいて設置されているため、場所を把握するのは難しくありません。一人用ブースは個室タイプが多いため、防音設備が整っていることから、作業だけでなく、会議を行うことも可能です。
また、時間単位で利用できるため、急な出張や待ち合わせのタイミングなどでも利用しやすいでしょう。
コワーキングスペース
駅中オフィスとしてコワーキングスペースも活用できます。駅構内から徒歩一分など立地に優れている点が特徴です。コワーキングスペースを利用する場合は、ルールが施設ごとに異なるため、業務内容に合わせて事前に電話を行う可能性があるかどうか、個室があるかどうかを確認するとよいでしょう。
短時間利用のドロップインだけでなく、月額利用も可能です。法人の場合は、レンタルオフィスのような使い方もできるため、幅広くニーズに対応できる点が魅力の1つだといえます。
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オフィスの歴史
オフィスは、14世紀ころには自宅と職場が融合したものとして存在している状況でした。しかし、18世紀に入ると自宅と職場が分けられたうえで、仕事専用のスペースがつくられ、その場所をオフィスと呼ぶようになっていきます。
そして、1960年代にはオフィスにコミュニケーションが求められるようになったことから、よくオフィスでみられる対向式レイアウトが広がっていきました。現在は、対向式だけでなく、一方向のレイアウトも組み合わせたものがオフィスとして認識されつつあります。
駅中のオフィスについても、利便性や立地、使いやすさの観点から働く人々のニーズを満たすために設置・利用されているといえるでしょう。
駅中のオフィスを活用するメリット
ここからは駅中のオフィスを利用するメリットについて、みていきましょう。とくに待ち合わせまで時間がある場合や出張によって知らない街に出向いた場合などは駅中のオフィスを有効に活用できます。
短時間でも利用できる
ほとんどのオフィスでは時間単位で料金が決まっています。例えば、1時間600円などと決まっている場合、1時間以上利用しなければ余計な料金がかかることはありません。加えて、数時間単位でも発生する料金を簡単に計算できるため、コストを細かく計算する必要もないといえます。
立地がよく選択肢が多い
前述したように一口で駅中のオフィスといっても、シェアオフィスやコワーキングスペースなど、複数の種類があるため、使い分けられます。急な会議が必要であればホテルや一人用ブース、単純な事務作業であればコワーキングスペースなど用途に合わせて選択できる点は魅力の1つだといえるでしょう。
予約も可能
駅中のオフィスだけのメリットではありませんが、予約アプリやインターネット、通話からの席の確保が可能です。例えば、地方から東京駅周辺に出張となり、早く着くことが想定される場合、事前に予約しておくと慌てることなく席を確保可能です。
とくに、出張が多い・人と会う機会が多いが時間を調整しづらいといったケースであれば、事前予約が役立つでしょう。
駅中のオフィスの事例
ここからは、駅中のオフィスの事例についてみていきます。サービスとして広く展開しているものが多いため、ニーズに合ったものを使用しましょう。
STATION BOOTH
STATION BOOTHは、JR東日本が展開するシェアオフィスサービス「STATIONWORK」で使用できる個室ブースを指します。1人から最大で4人まで同時に利用可能です。例えば、複数人での参加が必要な会議では、STATION BOOTHを上手く活用できるでしょう。
料金は15分275円(税込)からとなっています。
テレキューブ
STATION テレキューブサービス株式会社が運営するテレキューブは、個室型の作業用ブースです。遮音性に優れ、スマホで予約・入室する点が特徴だといえます。法人プランと個人プランに分かれており、どちらも15分275円(税込)から利用可能です。
法人プランの場合は、ほかに59時間55,000円(税込)のプランと100時間88,000円(税込)の従量課金と月額を合わせたプランもあります。
CocoDesk
CocoDeskは富士フィルムビジネスイノベーションが提供する個室ブースのサービスです。駅構内にも設置されており、抗菌コーティングが施されている点とWebサイトでの会員登録が必要な点が特徴といえます。
法人でも個人でも15分275円(税込)から利用可能です。
まとめ
駅中のオフィスは、ニーズによって個室ブースからホテル・コワーキングスペースまで活用できます。Webサイトでの会員登録、アプリでの予約などサービスによって事前に必要な対応が異なる点は知っておきましょう。
また、よく使用する駅によっては利用できるサービスが限られる点には注意が必要です。
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