コワーキングスペースのドロップインとは。使い方から予約方法まで解説

コワーキングスペースのドロップインとは。使い方から予約方法まで解説

公開日:2023/1/29

リモートワークを行う場合、企業によっては働く環境として、コワーキングスペースを活用・推奨するというケースも増加しつつあります。しかし、料金体系やスムーズな予約方法がわからない場合、コワーキングスペースを使用しづらいと感じてしまうこともあるでしょう。

今回は、コワーキングスペースのドロップインの意味や確認したいポイント、最適な使い方について解説していきます。

コワーキングスペースのドロップインとは支払い方法の1つ

ドロップインとは、コワーキングスペースにおける短期利用を表す言葉です。例えば、はじめてきたコワーキングスペースを1時間程度、利用する場合などはドロップインといえるでしょう。

場所によって、時間や1日使い放題など細かい条件が異なるため、ドリンクや通信設備などの環境を確認しつつ、利用することが大切です。 使いたいタイミングで利用できる点やニーズに合わせて使用時間を指定できる点が魅力だといえます。

対して、次のようなデメリットもある点は知っておきましょう。

・予約制度がないコワーキングスペースである場合は席の空きがなければ利用できない
・オープンスペースしかなければ、セキュリティの観点からPCを持ち歩く、フィルムを張る、席を立つタイミングではロックを行う
・使用する場所によっては全く集中できない可能性がある

特にセキュリティ対策に関しては、自己責任となるため、細心の注意が必要となります。

また、コワーキングスペースを活用する働き方の1つであるリモートワークについては、こちらの記事で解説しています。
リモートワークとは?テレワークとの違いや導入方法について

コワーキングスペースの料金体系

コワーキングスペースの料金体系は、月額とドロップインの2つです。個室を使用したい場合、どの料金体系を選択しても共用スペースより高額となる点は知っておきましょう。

月額プランの場合、個室や共有スペースを優先的に確保できるといったメリットがあります。また、前述したデメリットは個室を使用すればほぼ解決できるでしょう。

また、法人として使用する場合であれば、月額利用料は地代家賃とすることも可能です。

コスト重視なら月額と比較する

コスト面でいえば、ドロップインは割高となるケースが多いといえます。例えば、1日使い放題の税込1500円のコースを20日使用した場合は税込3万円ほどの費用が発生すると想定されます。

そのうえで、月額契約の場合、ドロップインを使用し続けるよりも安価な値段で契約できるケースが多い点は知っておきましょう。しかし、契約内容によっては短期契約終了を行った場合、違約金を課せられるケースもあります。

そのため、月額契約を行う場合は次のような点もチェックする必要があるといえます。

・短期契約解除による違約金はあるのか
・ドリンクや個室などの設備をふまえて何が含まれているのか
・ドロップインと月額契約でどの程度コストに差が発生するのか

コストを重視する場合は、ドロップインと月額コストを比較し、諸条件までチェックし納得したうえで契約しましょう。

コワーキングスペースについてさらに詳しく知りたい方はこちらから。
コワーキングスペースとは?料金体系やメリット、選定のポイントを解説

コワーキングスペースのドロップインで確認したいこと

ここからはコワーキングスペースのドロップインで確認したいことについて見ていきましょう。短期的な利用であっても通信設備や個室など働きやすい環境を整える必要があります。

特に生産性の向上や気分の切り替えのためにコワーキングスペースを利用する場合は、次の項目が十分に整っているかどうかによって左右されることも多いため、よく確認しましょう。

・通信設備
・個室の有無
・飲食の有無

インターネット環境を使用して、業務を行っている場合は必ず通信設備が必要となります。Wi-Fi環境が整っているだけでなく、通信の強さも重要な項目となるため、事前に評判を確かめておくことも大切です。

また、個室に関してはWeb会議を行う可能性がある場合は確保しておくとよいでしょう。会議室の代わりになるだけでなく、他人の視線を気にする必要がないためです。また、共用スペースでコミュニケーションができるケースもあるものの、場所によっては会話そのものが禁止となっていることもあります。

そのため、個室を借りられる場合もコワーキングスペースのルールを確認しておくとトラブル防止につながります。

そして、飲食は、エリアによっては禁止されていることがある点を知っておきましょう。コワーキングスペースが提供している場所や持ち込みが可能な場所もあるものの、ルールに従う必要があります。

食事によって、モチベーションを保つ・生産性の向上を図りたいといった場合は、レストランがコワーキングスペースを開放している場所を選ぶという方法もあります。

コワーキングスペースのドロップインのメリット

ここでは、コワーキングスペースにおけるドロップインのメリットを見ていきましょう。 場合によっては事前に予約しなくても利用できる、場所を選ばずに利用できるなど、出張が多い業務の方も利用しやすい点も魅力といえます。

当日でも利用できる

ドロップインであれば、「コワーキングスペースで仕事をしたい」と思った場合に即日で利用可能です。ただし、席が空いていなければ、無駄足となってしまう可能性があるため、念のため予約することを推奨します。

NTTコミュニケーションズが提供するコワーキングスペースdrropinであれば、コワーキングスペースを簡単に予約可能です。空き時間や利用目的に合わせて、コワーキングスペースの予約ができます。

出張先でも利用できる

コワーキングスペースは全国各地に存在しており、各都道府県の主要都市、駅近くに存在している(立地に優れている)ため、出張先でも利用可能です。

例えば、待ち合わせまでに仕事を進める・商談が始まるまでに資料整理を行うといった場合には利用しやすいでしょう。

コスト管理がしやすい

ドロップインであれば、時間単位か1日のどちらかで料金が固定されているケースがほとんどです。 そのため、同じコワーキングスペースを利用した場合の1ヶ月間のコストを算出するのは難しくないといえます。

また、異なるコワーキングスペースであっても料金は明確であるため、予算に合わせた使い方が可能です。

コワーキングスペースのドロップインの最適な使い方の事例

ここからは、コワーキングスペースのドロップインを使用する場合の最適な使い方についてみていきましょう。とくに自宅に仕事ができる環境がない場合、頻繁に出張がある場合はドロップインを活用しやすいといえます。

頻繁に出張がある場合

頻繁に出張がある場合は、ドロップインを活用しやすいといえるでしょう。ミーティングの相手と直接会う場合までの待ち時間や企業を訪問するまでの合間の時間などは、ドロップインを活用しやすいといえます。
また、全国各地を回る仕事だとしてもドロップインであれば固定で月額利用料金を支払う必要がない点は魅力だといえます。

自宅に仕事ができる環境がない場合

家庭の事情によって、時間帯によってはまともに仕事ができないといった場合、コワーキングスペースのドロップインを活用できるでしょう。自分の業務内容に合わせて、個室を数時間借りる、共用スペースを数時間使用するといった使い方が可能です。

また、「デスクや椅子・ネットワーク環境が揃っており、一人の時間であれば業務を進められる」ものの、時間帯によっては集中できないといった場合には向いています。

気分転換を行いたい場合

自宅で作業を行っており、モチベーションが上がらないケースであれば、コワーキングスペースの活用によって気分転換につながります。慣れない環境となることで、緊張感が生まれ、仕事のオン・オフの切り替えもしやすくなります。

まとめ

コワーキングスペースにおけるドロップインは、短時間利用を示す言葉です。数時間や一日などコワーキングスペースによって、ルールが異なる点は知っておきましょう。また、ドロップインであれば、契約解除料金などが発生せず、数時間単位での利用も可能です。

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