コワーキングスペースの3つのメリットとは。個室の必要性や選択するポイントも解説。
公開日:2023/2/14
リモートワークなどの普及により、さまざまな業種や職種の人たちがコワーキングスペースを利用するようになりました。しかし、わざわざ利用するメリットがわからないという人もいるのではないでしょうか。
本記事では、コワーキングスペースのメリットについて解説していきます。また、共有スペースではなく、個室を選ぶ必要性や選択するポイントにもふれていくため、利用を検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
コワーキングスペースのメリット
誘惑が少なく集中して仕事に取り組めるため、生産性の向上が図れるでしょう。また、状況に応じて働くスペースを選べる点もメリットといえます。
ここでは、それぞれのメリットについて解説していきます。
共有スペースと個室を選べる
共有スペースと個室をそれぞれ設置している場所もあるため、利用目的や状況に応じて選べる点は魅力といえるでしょう。
共同スペースで多くの利用者が働いており、想像以上にうるさく、集中できない可能性も想定されます。そういった場合に仕事場を切り替えられるように、利用可能な設備に個室が含まれるかを確認することが大切です。
使用する時間に対してコストを計算しやすい
使用する時間に対してコストを計算しやすいため、利便性が高いといえます。例えば、自宅やオフィスで開業した場合、初期費用や家賃、光熱費、通信費などを計算しなければなりません。
仕事場として利用する場合、料金システムが明確に掲示されています。別途で賃料やコピー機、会議室などの利用料金は発生しません。
オプションサービスとして設備やサービスの一部には別途費用がかかるケースもあるものの、利用に応じたコストであるため、計算しやすくなるでしょう。
また、コワーキングスペースの使い方の1つにドロップインという仕組みがあります。とくに、短時間利用を想定している場合はこちらの記事から。
コワーキングスペースのドロップインとは。使い方から予約方法まで解説
生産性の向上が図れる
自宅に溜まっている仕事を持ち帰ったものの、自宅にはさまざまな誘惑があるため、集中できずに仕事を進められない人もいます。ついカフェやレストランに行ってしまう人も少なくありません。
コワーキングスペースは誘惑が少なく、他の利用者の働いている姿が目に入るため、集中して仕事を進められます。
自宅やカフェなどと比較すると、生産性の向上が図れるでしょう。
コワーキングスペースにおける個室の必要性
セキュリティの高さや防音性を求めている人には個室の利用をおすすめします。
また、個室から共有スペースに仕事場を切り替えて、さまざまな利用者とコミュニケーションがとりやすくなる点もメリットといえるでしょう。
ここでは、それぞれの必要性について詳しくみていきます。
セキュリティが高い
共有スペースと比較すると、セキュリティが高いといえるでしょう。同業者やライバルなど周りの人にPCの画面を見られたり、電話の内容を聞かれたりする心配は必要ありません。
ただし、独自にPCやスマホへのセキュリティ対策は必要です。無料Wi-Fiは誰でも利用できますが、ハッキングされるリスクが高いためセキュリティ対策を行いましょう。
防音性が確保できる
個室は周囲の音を遮れるため、集中して仕事に取り組める点もメリットです。
また、備えている個室のパターンが半個室か完全個室なのかも確認しましょう。半個室は仕切りにパーテーションを取り付けているケースが多く、完全に音を遮れるわけではありません。
一方、完全個室は床から天井まで囲まれているため、優れた防音性を発揮します。音に敏感な人は半個室ではなく完全個室を選びましょう。
コミュニケーションがとりやすい
個室から共有スペースに仕事場を切り替えることで、普段は会話をしないような利用者ともコミュニケーションがとりやすくなります。そのため、自宅で仕事を進めるよりも、コミュニケーションの輪が広がりやすいでしょう。
さまざまな業種や職種の人と関わりを持ち、新たなビジネスチャンスを掴める可能性もあります。
仕事場として個室のあるコワーキングスペースを選択するポイント
立地や設備など利用条件は大きく異なる点を把握しておきましょう。働き方に合った場所を見つけられるように、コワーキングスペースを選択するポイントをチェックしておく必要があります。
ここでは、選択する5つのポイントを解説していきます。
立地
立地条件に注目しましょう。ビジネスマン向けにアクセスが便利な駅の近くに構えている場合が多くあります。
また、大型ショッピングモールの一角に設けている場合もあるため、仕事ついでに買い物に行きたい人にとっては嬉しい立地条件です。
車で行きたい人は駐車場がある店舗や近隣に駐車スペースがある店舗を選ぶとよいでしょう。
設備
無料Wi-Fiや電話など仕事に必要な設備が備えられているかも確認したいポイントです。
基本的に無料Wi-Fiや電話などの設備を備えている場所が殆どです。しかし、別途料金を支払わなければならない設備もあるため注意しましょう。例えば、コピー機や会議室などの利用はオプションに設定しているケースが多くあります。
また、インクジェットプリンターは無料で利用できるものの、業務用のレーザープリンターは別途オプション料金が必要になる店舗もあります。このように、無料で利用できる設備にも差があるため注意が必要です。
営業時間
営業時間によって利用者層が大きく異なります。例えば、勉強をするために学生が利用する時間帯もあります。
また、静かな雰囲気が良い人は利用者が少ない時間帯もチェックしておきましょう。
防音性
電話など着信音などが気になって仕事に集中できないという人も珍しくありません。周りの音が気になる人や仕事に集中したい人は、防音性を確保できる個室があるかどうかを事前にチェックしましょう。
しかし、サイトや口コミなどを確認しても、どのくらい音を遮れるのか分かりにくいため、実際に従量課金制で利用し防音性を確認してみましょう。
利用料金
料金システムは次の2種類です。
・定額制…月額で支払うシステム
・従量課金制(ドロップイン)…利用ごとに料金を支払うシステム
定額制は1日のうちまとまった時間で利用したい人や長期的な利用を検討している人に推奨します。
一方、従量課金制は不定期で好きな時間やタイミングで利用したい人に向いているシステムです。
毎月の利用時間や日数などを把握し、適切な料金システムを選びましょう。
コワーキングスペースを探すポイントや方法について詳しく解説した記事はこちらから。
「近くのコワーキングスペースを探すには?見逃せない5つの選定ポイントについても解説」
まとめ
本記事では、コワーキングスペースの個室を選ぶ必要性や選択するポイントについて解説しました。個室が設置されている場合、状況に応じて共有スペースにも仕事場を切り替えられる点が利点といえます。
個室は周囲の目や話し声などを遮ることができるため、情報漏洩のリスク回避や防音性の確保が可能です。また、集中して作業に取り組めるようになるため、生産性の向上にもつながるでしょう。
しかし、立地や設備、利用料金など条件が大きく異なるため利用する際には注意が必要です。
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