docoですcarの活用方法について、今野園長と千葉先生にお話を伺いました。
● 現在のバスの台数やコース数について教えてください。
バスは2台、コース数は計5コースあります。
約160名の園児の内、半数がバスを利用して通園しており、その保護者の方々にdocoですcarのバス接近メールをご利用頂いております。
● どのようなきっかけでdocoですcarを導入されたのでしょうか?
東北ならではの特徴として、やはり冬は雪が多く、とても寒くなります。この年代のお子さんのご家庭というのは、2~3歳違いで赤ちゃんがいることもありますので、赤ちゃんを抱えながら雪の中でバスを待つのはとても大変だろうと感じていました。
また、園の近くには仙台バイパスという幹線道路がありますが、通勤時間帯には渋滞でバスが遅れる事もあります。こういった背景の中、「寒空の下で出来るだけ待たせないようにしたい」という想いを抱いたのが、導入のきっかけです。
るり幼稚園では2002年にdocoですcarを導入しましたが、バスロケーションシステムの導入は東北地方初で、当時は大変な反響を頂きました。
● 導入前と導入後で、どのような変化がありましたか?
導入前までは、バスの運行が遅れると、保護者から「いまどこを走っていますか?」「あとどのぐらいで着きますか?」という電話問い合わせを頂いておりました。 しかし今では、docoですcarを使って保護者自身もバスの運行状況が確認出来るようになっていますので、問い合わせが来ることはまず無くなりました。
幼稚園も登園の時間帯は非常に忙しいので、業務の負担軽減にもなり、とても助かっています。
● 保護者の方々からの反応はいかがでしょうか?
悪天候時に外で長時間待つ必要が無いので、「とても助かっている」という評判を頂いております。
また、スマートフォンや携帯電話から運行状況がチェックできるため、「慌てて家を出る事もなくなった」とのお声を頂いております。
● docoですcarのどういった点を特に気に入って頂けていますか?
特に気に入っているのは、バスの運行状況と、おおよその到着時刻を、保護者の方々が把握できるようになったことです。
「寒空の下で出来るだけ待たせないように」という目的のもと導入いたしましたが、その目的は達成されたと思います。
当幼稚園も、地域の中核的な教育の場として通園エリアが広がってきていますので、今後もdocoですcarの必要性は高まっていくと思います。引き続きよろしくお願いします。