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DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略立案に使えるフレームワークとは

DX(デジタルトランスフォーメーション)の概念が浸透する中、多くの企業でDX推進方法について検討が進んでいます。場当たり的な対応を避けるためにも、DX推進のためには全体計画としてDX戦略を立案し、それに沿って施策を実行していく必要があります。
一方で、DX戦略を立案するためには、自社の現状や利用可能なリソース、市場環境など様々な観点からの検討と、体系的な整理が重要となります。そこで役に立つのがフレームワークです。
本稿では、DX戦略立案に利用できる各種フレームワークについて、概要や用途、有効性などを解説します。

1. DX戦略とは

1. DX戦略とは

DX戦略とは、経営戦略やIT戦略などと同様に、自社のDXの取り組みをどのように進めていくか、全体計画を立てることをいいます。以下では、そもそもなぜDX戦略が必要なのか、またDX戦略の立案手順、そしてDX戦略立案におけるフレームワークの有効性について整理します。

DX戦略立案の必要性

当初、日本においてDXの取り組みは「デジタル技術の実証実験を行うこと」を中心として行われました。経済産業省の「DXレポート2」でも示されている通り、2020年の段階で全体の9割もの企業が「DXに未着手である」もしくは「単発的な取り組みにとどまっている」という状況です。
しかしながら、DXはあくまでデジタル企業への変革を目的としたものです。個別の取り組みで終わるのではなく、企業文化の変革や事業全体の業務プロセス変革を含めた、企業全体の取り組みとして実施する必要があります。
このような状況を背景に、同レポートではデジタル企業への変革プロセスとして、「DX戦略の策定」および「DX推進体制の整備」、「DX推進状況の把握」の3点について短期の間に取り組むべきとしています。
この3点のうち、まず取り組むべきはDX戦略の策定といえるでしょう。DX戦略を策定したのち、戦略を実施するために必要な体制の整備、そして実行段階に移った後にDX推進状況の把握を行っていくという流れとなります。
DXに関する企業戦略を立案し、戦略に沿ってDXを推進していくことで初めて、デジタル企業への変革を目指すことができるといえるでしょう。

DX戦略の立案手順

それでは、どのようにDX戦略を立案していけばよいのでしょうか。DX戦略立案における実施項目とその流れについて以下に示します。

①DXにより自社が目指すべき姿を示す:
自社のビジョンや事業目的を鑑みつつ、デジタル社会における自社の提供価値は何かを定義する。

②自社の保有資源と外部の環境を整理する:
自社が競合他社や新規参入者に対して優位である要素は何かを分析し、明らかにする。また、市場やユーザー、法規制などの外部的な環境を整理し、自社に与える影響を分析する。

③目標に向けたロードマップを検討する:
目指す姿に向けて、どのようなステップでどのような施策を実行するか検討する。施策は短期的に実施すべきものと長期的に検討するものとに分け、ロードマップに配置する。

④体制を構築し施策を実行する:
CDO等の経営層や事業部門・IT部門を合わせた実行組織など、施策の実行に必要な体制を整え、施策に着手する。必要に応じて、DXに必要な人材の確保や自社既存人員への教育活動を実施する。

さらに、上述した「DXレポート2」では、DX戦略立案のポイントとして、「DX成功パターンの策定」が重要であるとしています。DX成功パターンの策定とはつまり、これまで自社内で行ったDXの実証実験や他社の取り組み事例などから、有効であったものをパターン化するというものです。DXを推進する中で、自社内の各部門では多数のDX施策が行われるはずですが、これらの実施結果を企業全体にフィードバックし、うまくいった取り組みを参考にして他の取り組みを改善していくことが重要といえるでしょう。

DX戦略立案におけるフレームワークの有効性

一方で、DX戦略の立案に限ったことではありませんが、企業の長期的な全体計画を立てる場合、一般的に確実に正しい答えは存在せず、雲をつかむような作業になりがちです。そこで、DX戦略を立案する際には、あらゆる要素を体系的に整理するためにフレームワークを活用することが有効です。
次章では、DX戦略の立案に利用できるフレームワークについて解説します。

2. DX戦略立案に活用できるフレームワーク① DXフレームワーク

フレームワークの概要

上述した「DXレポート2」では、DX戦略立案に活用できるフレームワークとして、「DXフレームワーク」を紹介しています。DXフレームワークでは、自社のDXの取り組みを「進捗段階」と「分野」の2軸で整理します。
進捗段階は、「未着手」「デジタイゼーション(システム化によりデジタルデータ化された段階)」「デジタライゼーション(個別業務がデジタル化された段階)」「デジタルトランスフォーメーション(事業・組織全体がデジタル化された段階)」の4段階で整理し、分野は「ビジネスモデル」「製品・サービス」「業務」「プラットフォーム」の4つで整理します。

フレームワークが有効となる場面

DXフレームワークを活用することで、分野ごとに自社の取り組みの成熟度を可視化することができます。自社の取り組みのうち不十分である部分はどこか、今後どの分野を強化していく必要があるのかを整理するのに有効です。
DXフレームワークはDX戦略を立案した際に作成し、取り組みが進捗するにつれて内容をアップデートしていくとよいでしょう。それによって、自社の取り組みの進捗状況の把握も可能となります。

フレームワークの利用例

DXフレームワークの利用イメージは以下の通りです。具体的に表に落とし込むことで、自社のDX推進の進捗状況が一目でわかるようになります。

DXフレームワークの作成例:

分野/進捗段階 未着手 デジタイゼーション デジタライゼーション デジタルトランスフォーメーション
ビジネスモデル デジタル化されたビジネスモデルは存在しない      
製品・サービス 自社の多くは従来型の製品・サービス IoTデバイスを活用した遠隔での保守点検作業を検討中 問い合わせ対応チャットボットによりカスタマーサポートを実施  
業務   自社の主要業務プロセスはシステム化済み 製造ラインにAIを導入し検査業務を高度化  
プラットフォーム 業務システムにデータが散在しており、一元的に参照できない。 CRMの導入により顧客データをデジタルデータ化済み    

3. DX戦略立案に活用できるフレームワーク② SWOT分析

3. DX戦略立案に活用できるフレームワーク② SWOT分析

フレームワークの概要

SWOT分析は、自社を取り巻く環境を強み(Strongth)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の4つに分けて分析する手法のことです。それぞれの頭文字をとってSWOT分析と呼ばれます。
SWOT分析では、内部環境・外部環境を縦軸に、プラス要因・マイナス要因を横軸にした表形式によって、強み(内部環境×プラス要因)、弱み(内部環境×マイナス要因)、機会(外部環境×プラス要因)、脅威(外部環境×マイナス要因)に整理します。これにより、網羅的に自社の環境を整えることができます。
さらに、SWOT分析の結果を実際の戦略に落とし込む際には、クロス分析を用います。クロス分析は、自社の内部環境である強み・弱みを横軸に、自社の外部環境である機会・脅威を縦軸に配置することで、内部環境と外部環境に応じた戦略を表形式で整理できます。例えば、強み×機会に位置する個所では、自社の強みと市場環境がそろった好機を生かす戦略を検討します。一方で弱み×脅威に位置する要素は、自社の弱みを他社に突かれるリスクに備える戦略を検討します。

フレームワークが有効となる場面

SWOT分析は自社の事業戦略を検討する際に用いられる手法ですが、DX戦略の検討においても有効です。SWOT分析を用いることで、自社内外の環境を整理し、自社の強み・弱みを見出すことができるため、主にDX戦略を立案するにあたっての自社の保有資源の分析や、デジタル社会における自社の提供価値を整理する際に活用できます。

フレームワークの利用例

SWOT分析の具体的な利用イメージは以下の通りです。SWOT分析の結果をクロス分析することで、環境に合わせたDX戦略を検討できるでしょう。

SWOT分析の作成例:

  プラス要因 マイナス要因
内部環境 強み:
・自社の既存シミュレーション要員をデータサイエンティストに再配置可能
弱み:
・IT化が遅れている業務が残っており、デジタルデータ化されていない
外部環境 機会:
・コロナ禍により自社製品の需要が急増
脅威:
・外資系参入により人材確保競争が激化

クロス分析の作成例:

  (内部環境)
強み
(内部環境)
弱み
(外部環境)
機会
【データサイエンティスト×需要増】
AIを活用して自社製品の長期的需要予測精度を向上
【IT化の遅れ×需要増】
収支改善に合わせたIT投資規模の拡大
(外部環境)
脅威
【データサイエンティスト×人材難】
自社の既存データサイエンティスト人材をリーダーとして教育活動を実施
【IT化の遅れ×人材難】
IT化と合わせて人材の再配置を検討

4. DX戦略立案に活用できるフレームワーク③ アンゾフの成長マトリクス

フレームワークの概要

アンゾフの成長マトリクスは、事業の成長を製品と市場の2軸に分けてとらえ、どのような成長戦略をとるべきかを検討するフレームワークです。SWOT分析が環境に注目するフレームワークであったのに対して、アンゾフの成長マトリクスは実際の製品・サービスや市場を対象に分析を行うことが特徴です。
アンゾフの成長マトリクスでは、横軸に製品を配置し、縦軸に市場を配置します。そして、製品・サービスおよび市場をそれぞれ既存と新規に分けて表形式で整理することで、市場に対応するためには製品・サービスごとにどのような戦略をとるべきかを明らかにすることができます。
アンゾフの成長マトリクスでは、製品・市場ごとに以下の4つの分類で戦略を検討します。

・既存の市場×既存の製品:
市場浸透戦略と呼ばれ、売上高や市場シェアの拡大を目指す戦略をとるべき部分となる。

・新規の市場×既存の製品:
新市場開拓戦略と呼ばれ、どのように新規参入を果たしていくかを検討する部分となる。

・既存の市場×新規の製品:
新製品開発戦略と呼ばれ、市場に対応するために今後どのような製品を開発していくかを検討する部分となる。

・新規の市場×新規の製品:
多角化戦略と呼ばれ、自社のこれまでの取り組みから離れて新規事業を行える余地がないか検討する部分となる。

フレームワークが有効となる場面

アンゾフの成長マトリクスは、自社の事業計画を検討し、成長戦略を描くうえで用いられる手法です。しかしながら、製品と市場の2軸で整理する手法は、DX戦略立案においても有効です。具体的には、自社の製品・サービスの現状と市場の状況を踏まえ、デジタル技術を活用することでどのように自社製品・サービスを強化してくかを検討する際に有効なフレームワークといえるでしょう。

フレームワークの利用例

アンゾフの成長マトリクスの具体的な利用イメージは以下の通りです。アンゾフの成長マトリクスは、表の要素ごとにどのようにデジタル技術を活用できるのかを検討する際に有効なフレームワークといえます。

アンゾフの成長マトリクスの作成例:

  既存製品・サービス 新規製品・サービス
既存市場 【市場浸透戦略】
コロナ過を背景とした需要増に合わせてAIを活用してサプライチェーンを高度化し製造力を向上させる
【新製品開発戦略】
自社製品の販売増に合わせて、IoTデバイスを活用した遠隔での点検保守サービスを開始する
新規市場 【新市場開拓戦略】
ニューノーマルにおける新需要を洗い出し、自社製品の販売機会を探る
【多角化戦略】
自社のデータサイエンティストを活用して、デジタルを活用した新規事業をトライアンドエラーで実施する組織を設置する

5. DX戦略立案に活用できるフレームワーク④ ビジネスキャンパスモデル

フレームワークの概要

ビジネスキャンパスモデルとは、ビジネスモデルを顧客、提供価値、販路、顧客との関係、収益性、リソース、活動、パートナー、コスト構造の9つの要素で整理するフレームワークのことです。これら9つの要素でビジネスを表すことで、多角的・網羅的に構造化することができます。
以下は、各要素に記載する内容の概要です。ビジネスの基本は「誰に何を提供するか」ですが、ビジネスキャンパスモデルもやはり「顧客」と「提供価値」がベースとなり、顧客に価値を提供するために必要な要素を順々に整理していく流れとなります。

  • 顧客:誰に価値を提供するのか。特に重要な顧客はだれか。
  • 提供価値:どんな価値を提供するのか。どのようなニーズに合わせたものか。
  • 販路:どのようなチャネルで顧客にリーチするか。
  • 顧客との関係:顧客とどのような手段で関係性を構築するか。
  • 収益性:顧客はどのような価値にお金を払うのか。
  • リソース:価値を提供するために必要なリソースは何か。
  • 活動:価値を提供するために行うべき主要な活動は何か。
  • パートナー:価値を提供するにあたって有用な協業相手は誰か。
  • コスト構造:価値を提供するために必要なコストは何か。

フレームワークが有効となる場面

ビジネスキャンパスモデルは、特に新規事業の計画を立案する際に、様々な観点からビジネスモデルの妥当性を検証するために活用されます。また、DX戦略の立案においては、特にDX実施による新たな自社のビジネスモデルを可視化し、検証するために活用できます。ビジネスキャンパスモデルで描けない要素があるのであれば、そのビジネスモデルには何らかの課題があることが分かります。

フレームワークの利用例

ビジネスキャンパスモデルの作成イメージは以下の通りです。大きく、左側が企業活動とコストに関する要素となり、右側が顧客と収益に関する要素となります。

ビジネスモデルキャンパスの作成例:IoTデバイスを活用した点検保守の遠隔化

<企業活動とコスト> <顧客と収益>
【パートナー】
IoTデバイスメーカー
【活動】
・IoTデバイスメーカーの調査と協業
・保守点検精度の実証実験
【提供価値】
・ユーザーの点検前の事前作業を簡略化する
・点検保守のために機器が利用できない期間を削減する
【顧客との関係】
IoTデバイスを介した機器の状況のリアルタイム把握
【顧客】
自社製品を購入した顧客
【リソース】
・IoTデバイス
・通信端末
・遠隔監視システム
【販路】
既存チャネル(対面・Web)の活用
【コスト構造】
IoTデバイスの費用、通信費用
【収益性】
IoTデバイスの利用量は徴収しないが、当社の人件費削減効果によりペイできる

6. DX戦略立案に活用できるフレームワーク⑤ デザイン思考

フレームワークの概要

デザイン思考とは、課題や問題を解決する際に観察・問題定義・概念化・試作・テストというステップで実施する考え方のことです。日本においては、DXの必要性とともにデザイン思考の考え方が広がったこともあり、本稿で紹介したフレームワークの中では比較的認知度が高いものといえるでしょう。
デザイン思考はその名前の通り、そもそもデザイン制作を実施する中で考え出されたフレームワークですが、ビジネスにおいても有効です。現代のビジネスにおいては製品・サービスの機能やスペック以上に、製品・サービスを通してユーザーが得られる体験が重視されていることから、デザイン的観点を持って製品・サービスを設計・開発することが重要となっています。
デザイン思考による施策の具体的な検討フローは以下の通りです。

・観察:
ユーザーの思考を理解し、ニーズを探る。この時、ヒアリングなどで聞いたユーザーの声だけではなく、ユーザーが実際に製品やサービスを利用する際の行動や感情を観察する。

・問題定義:
ユーザーの表面的ではないニーズを明らかとし、解決すべきものとして定義する。

・概念化:
問題を解決するための手段を検討する。必要に応じて、ブレインストーミングなどを実施してアイディア出しを行う。

・試作:
問題を解決するための手段を実制作する。スピーディにテストを行うため、試作品にはできるだけコストを掛けず、最小の機能とする。

・テスト:
試作したものをリリースし、ユーザーからの評価を得る。ユーザーからのフィードバックを元に、改善活動を実施する。

フレームワークが有効となる場面

デザイン思考は、個々のDX施策を立案・実行する際に有効なフレームワークとなります。デザイン思考の考え方にのっとり、仮説検証を行うことで施策の有効性と実現性を明らかにすることができるでしょう。
特に、DX施策は前例のない取り組みとなるため、成功は保証されていません。いわゆるウォーターフォール型の事業開発を行うと失敗した場合のダメージが大きくなります。デザイン思考によって、試作とテストを繰り返すことで、小規模な投資から有望な施策を拡大していく戦略が有効といえるでしょう。

フレームワークの利用例

上述したIoTデバイスを活用した点検保守の遠隔化を例にして、デザイン思考にのっとったDX施策の検討手順を以下に示します。

・観察:
自社製品のユーザーから保守点検作業が面倒だという話を聞く。
→よく状況をみると、「保守点検前に自分でチェックしなければならない項目が多いこと」「保守点検中は製品を利用できないこと」が不満の原因であるようだ。

・問題定義:
解決するべき問題を「保守点検前のチェック作業の簡略化」「保守点検期間の短縮」と定義する。

・概念化:
問題解決のために、保守点検作業の業務フロー改善と新技術の活用の2つの側面からアプローチする。業務フローは現状でも十分に効率化されていることが明らかとなる。一方で、IoTデバイスを活用した遠隔での保守点検には可能性があるようだ。

・試作:
製品にIoTデバイスを設置することで、これまでユーザー側でチェックしていた保守点検項目を自動で収集できるようにする。その結果を、点検を実施する作業者側からもシステムで閲覧できるようにし、点検作業の効率化を図る。

・テスト:
得意先にお願いをして、実際にIoTデバイスを製品につけさせてもらう。製品から正しく情報があがってくるか検証しつつ、点検作業の効率化に有効であるかを確認する。また、本施策にかかるコストの検証なども実施する。

まとめ

本稿では、DX戦略立案に利用できるフレームワークとして、各種フレームワークの概要や用途、有効性について解説しました。企業の経営戦略や事業戦略は、自社・競合・市場の環境や将来予測など、幅広い観点から検討する必要があり、一般的に困難なものです。よって、DX戦略も含め企業の戦略立案においては、フレームワークの活用が有効と言えます。自社のDX戦略立案に悩んでいる場合は、フレームワークに落とし込むことで考えを整理できる可能性もあるでしょう。ぜひ、フレームワークの活用を検討してみてください。

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